FCRセッティング-加速ポンプをオフにする簡単な方法

加速ポンプロック用のクリップ FCR
CBX1000FCR説明書・マニュアル
この記事は約4分で読めます。

FCRセッティング-加速ポンプをオフにする簡単な方法

加速ポンプのプッシュロッドをクリップではさんで動かなくすればよいです。
以上です。写真も追加しておきますのでサイズ感や挟み込む位置などをご確認ください。
CBX1000の旧型のFCRをお使いの方は、基準キャブレターが2つあります。
キャブを外したりしないと手が届かないと思いますが、手が小さい方は着脱をしなくても届くと思います。
注意点やコラム的な文章も写真の説明をした後に書いていきます。

加速ポンプをクリップでオフにする写真

クリップの大きさは19mm x 9.5mm位です。
加速ポンプのロッドを持ち上げて、クリップで加速ポンプが動かないように固定します。
スロットルを回してみて脱落しないかを確認してください。
加速ポンプの吐出の総量や吐出タイミングのコントロールは出来ませんけど、
完全にオフになります。
クリップでなくてもとにかく、プッシュロッドが動かなくなればOKです。
クリップのサイズも一例なのでもう少し大きくても小さくてもプッシュロッドを動かさないという要件を満たせばどんなサイズでも問題はありません。

FCRに加速ポンプは必要か?

結論を言うと議論になりがちで、答えはないです。
理屈で言えば必要です。ただし、コントロールが雑だと思います。
私は加速ポンプはせっかくあるので使いたいです。
むしろ好きなのだと思います。
加速ポンプが狙っている効果はスロットルを開けた時にエンジンは空気を大量に吸い込みます。
その時に空気の方が多くなってFCRが薄い症状を示します。
空気が多くなった分燃料を直接供給して補いましょうというのがFCRの加速ポンプの考え方だと思います。キャブレターはエンジンの負圧、吸い込む力を利用しているので、スロットルの開け方によっては
必ず薄くなります。これコーラを飲むとげっぷが出る位当然の事です。
それを補うのが加速ポンプです。しかし素晴らしい機能かと思っていたら割と雑な感じです。
雑な感じの機能として付き合っていくしかないのかなと思います。
SRとCBX1000で同じ加速ポンプを使っているのはセッティングという観点で行くとなんだか違うような気がいたします。
加速ポンプはオフでも走行に支障があるような感じではないです。
ただし、せっかくついている機能なので上手く使いこなせていけたらよいなとは思っております。

FCR初心者向け-加速ポンプの効きが分からない

セッティング中に加速ポンプが邪魔をするから私は吐出の総量を少なくしています。
オフにしてセッティングが終わったら加速ポンプをオンにするのもよいと思います。
ただし、加速ポンプがある事を前提でセッティングしているので吐出総量を少なくして、
セッティングをしています。私は基本的にはあまり触りません。
吐出タイミングが速過ぎるとスロットルバルブに吐出された燃料が直撃します。
私のCBX1000の場合は1.6mmのタイミングでもあたる事があります。
私は現在は2.3㎜にしています。
簡単に調整が出来る部分なので、気になったら触ってみたりオンオフにしたりと違いを楽しんでみてはいかがかなと思います。加速中とパーシャルという考え方にもつながるので、むしろ色々と試してみた方がよいかもしれません。スロットル低開度よりは1/2から全開にかけて必要な機能だろうなと私は思っています。FCRはレーシングキャブレターであってリペア用のキャブではございません。
低開度で乗りやすさを求めるなら少し燃料が濃いかなというようなセッティングにするか、
ASエアスクリューを気持ち大きく締めるなどで対応が出来ると思います。
スロットル低開度のようなシビアな所で加速ポンプのような雑な機能に頼るのは良くないと思います。

FCRセッティング-加速ポンプをオフにする簡単な方法【まとめ】

加速ポンプのオンオフをしてみる事によって自分のバイクに加速ポンプが必要かどうかは分かります。
1/8から1/2に急開した時の加速感などスロットル開度ごとに色々とオンとオフでの違いを確認してみたりするのはよいかなと思います。私はスロットル開度1/4程度まではなくても良いような気はしています。また、スロットルバルブに吐出した燃料が直撃する件については問題あるのかないのかはいつか知りたいです。現在は問題があるかもしれないという事を前提にスロットルバブルに燃料が直撃しないタイミングで吐出するようにしています。総量も加速ポンプダイヤフラムを交換して色々試してみたりしていますが、どれも変化はあるのですが、どれがよいとかはなかなか決めづらいです。
FCRの加速ポンプはTMRと比べると不完全らしいです。しかし、CRSキャブレターからの進化のひとつとして追加された機能です。有効利用してバイクを楽しめたらなと思います。
皆様もセッティングで忙しいと思いますが素晴らしいFCRライフをお過ごしくださいませ。
それでは!シーユーアゲイン!

エンジンオイル一覧

エンジンオイルの一覧です。CBX1000ではモチュール300vの15w-50を使用しています。
バイクはおおむね10w-40の傾向が強いです。古いバイクと夏場は粘度高目と覚えておいてくださいませ。化学合成油や鉱物油など気にしない場合でも末尾の数字の【30】【40】【50】にはご注意ください。値段と性能は比例します。高い分にはトラブルに関しては心配はないのですが、安すぎるとなんだか不安になってしまいます。そういった点で言えば、ホンダウルトラや値段やメーカー純正な点を踏まえても使いたい候補にはあります。

モチュール

バイク用オイルと言えばモチュールの感が強いです。。人によってはモチュール以外のオイルは使いたくないという人もいます。エンジンオーバーホール済の旧車に入れている人が多いです。
OH済のエンジンはおおむね15w-50を入れていて夏なら10w-40を使ってもよいかなという感じです。
モチュール300V 15w-50 4リットル
モチュール300V 10w-40 4リットル
¥11,790 (2024/11/23 12:10時点 | Amazon調べ)

ホンダ-ウルトラシリーズ

メーカ純正で安価な部類のオイル群です。G1-G4までで数字が大きいほどグレードがあがるという考え方でよいかなと思います。純正志向の方などはホンダ純正オイル以外は使いたくないという方も多いです。安価だし値段は高くないしプラス面も多いです。ホンダは少し変わっていて全体的に粘度が低めです。E1は鉱物油です。早いサイクルでの交換や鉱物油派の方におすすめです。
ウルトラ G1 5W-30 1L
ウルトラ G2 SL 10W-40 1L
ウルトラ G3 SL 10W-30 4サイクル1L
ウルトラ G4 SL 0W-30 4サイクル1L
E1 SL 10W-30 4サイクル1L

メーカーHP

ヤマルーブ

昨今、評判の良いオイル。実際に使ってみてよかったという人には数名はお会いしました。静かにファンを獲得しているような気がします。他のオイルメーカーと比べて尖ったような特徴は謳っていませんが、本当に何だか良いオイルという感じでした。プレミアムとRS4GPではRS4GPの方がグレードが高いオイルです。
ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L
ヤマルーブ RS4GP 4L 10W-40 MA2 化学合成油

ワコーズ

ワコーズ製品を使って感動を覚えた人も多いはず。ケミカルはこれをつかっておけという位は日本で普及しています。バイク用か車用かの差異はなさそうなのですが粘度などを気を付けて購入してください。
PRO-S50 プロステージS 15W-50 E245 4L

Kawasaki-冴速-冴強

粘度の違いに気を付けてご購入ください。900RSの大ヒットでシェア率もあがっているし、評判も良いオイルです。違いはオイルの粘度です。特に指定やこだわりが無い場合は、10W-40 冴速をおつかいください。
冴強 10W-50 1L×4本セット J0ELF-K011S
冴速 10W-40 4本

シェルShell-アドバンスド

自社でオイルの精錬工場を持っていて天然ガスからオイルを作っている…使ってみたことはないのですが、非常に気になるオイルです。さすがに高い…が試してはみたいです。
シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 15W-50(SN) 412233193-1
シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 10W-40(SN) 412232193-1
SHELL ADVANCE(シェルアドバンス)
¥3,180 (2024/11/18 15:51時点 | Amazon調べ)
タイトルとURLをコピーしました