オートバイのウインカーLED化-ここがポイント!整流ダイオードや抵抗やICリレー
【CBX1000-ららら】のアクセスで多いのがポジションランプのオンオフかの投稿でございます。 ホンダのバイクのウインカーポジションランプのオンオフ作成 | CBX1000-ららら CBX1000とCB-F系やホンダのバイクにはそのまま使えるようなお話なのですけど、 他のバイクやバイクを買ったばかりの初心者にとっては少しハードルが高いような気がしました。 というわけで、少し簡単に書けたらなと思ってブログ投稿をしております。 どちらにしても最終的には配線を切ったり張ったりする事になるかもしれませんが、 車種によってはICリレーの交換だけでLED化が出来るかもしれません。 それではレッツスタート! ※LED化には色々な考え方がありますし、専門的な観点から見ると記載不足な点がある点にはご了承をお願いいたします。
オートバイのLED化はランプを交換するだけ…
基本的にはフィラメント式のランプからLEDタイプの電球に交換するだけでLED化は出来るはずですが問題が1つあります。 『消費電力が少なすぎる』 消費電力を少なくする為にLED化しております。 ランプの寿命を延ばす為にLED化しております。 電気は流れる時に電力を消費しないといけません。 乾電池のプラスとマイナスを銅線でつないだりすると燃えたりするのは電力を消費出来ずに熱に変わるからです。 LEDのトラブルは消費電力が少なすぎる事が原因で電力を消費しきれない事が問題です。 そしておおむねウインカーの点滅廻りでトラブルを起こすのがバイクの宿命でございます。 ・ハイフラッシュー化する ・ハザード状態になる。 ・点灯したままになる の症状が予想できます。
LEDはウインカーのトラブルがほぼ全て
ほぼほぼ消費電力が少なくなり過ぎる点が上手くLED化出来ない理由でございます。 まず、ウインカリレーがLEDに対応をしていれば、話は終了です。 LEDランプに交換をして終わりです。 しかし、ウインカーリレーが点滅してくれない場合は、対応が必要です。 ウインカリレーをICリレーやハイフラッシャー対応のリレーに交換すれば、解決します。 アマゾンで1000円行かない程度で購入出来ます。 それでも解決出来ないケースがあります。 メーターのウインカーのインジケーターが一つのバイクは右に点灯しようが、左に点灯しようが、 常に点灯します。消費電力が少なすぎて、電流が逆流してしまう事が原因です。 これの対応は整流ダイオードという逆流防止の抵抗を配線に組み込む必要があります。 古いバイクに無理矢理、消費電力が少なすぎる状態にすると本来流れていた電流を消費しきれないトラブルが発生します。 完全にLED化して安全を求めるのであればさらにどこかに電気抵抗を加えて、電気を消費してあげる必要がありますが、 おおむね、バイクのウインカーのLED化の対応は、 ・整流ダイオード ・ICウインカーリレー の2点の対応で事足りると思います。
機械式のウインカーリレーを使うと上手く動作しない事があります。 ICリレーの交換のみでLEDウインカーを実現できる場合もあります。 安価な物から速度調整が出来たり、音が機械式のように出たりなど色々な商品があります。 購入先バイク ウインカー led リレー リトルカブ - YOKELLMUX フラッシャーリレー ICウインカーリレー 継電器 バイクライト 省電力 点滅 12V 2ピン オートバイ用 1個入りバイク ウインカー led リレー リトルカブ - YOKELLMUX フラッシャーリレー ICウインカーリレー 継電器 バイクライト 省電力 点滅 12V 2ピン オートバイ用 1個入り
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抵抗内臓のLEDウインカーを購入する
1番安全な対応案です。抵抗が内蔵されていると言ってもウインカーの点滅に対して少々抵抗を入れているという程度だと思いますので、消費電力はフィラメントタイプの電球よりは少ないです。 消費電力を少なくしたいので、抵抗入りのウインカーを購入するのは気が引けるかもしれませんが、 消費電力の観点よりはランプの寿命という観点で考えた方がよいかもしれません。 下記は商品リンクですが、注意する点については、 ・アンバー(黄色)などの色の確認 ・端子の確認(CBX1000はS25) ・シングルダブルの確認(CBX1000はフロントダブル、リアシングル) シングル級については商品選択の幅が広いように見えますが、 アンバーのダブル球については選べる商品は少ないかもしれません。 安い商品や性能の良い商品など少し調べてもらっても良いと思います。 仕組みが根本的に違いますから、LEDウインカーというだけで長寿命、低消費電力と考えてもよいと思います。
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メーターのインジケーターに整流ダイオードを組み込む
CBX1000はメーターのインジケーターランプが2つなので、対象外なのですが、 メーターのインジケーターが1つのバイクは整流ダイオードを組み込まないといけません。 そもそも抵抗内臓のLEDウインカーを購入すれば整流ダイオードを組み込み必要もありません。 正確に計算できる方はご自身で計算をしてくださいませ。 車種にもよりますがおおむね6Aペア程度の整流ダイオードで良いのではないかなと思います。 作業自体は簡単です。ちょっと面倒くさいし、不安があるかもしれませんが、まず失敗することは無いと思います。 簡単に図面に記載しておきます。
左ウインカーを点灯させた時の例です。 整流ダイオードを2カ所設置する必要があります。
抵抗のみを配線に組み込む
オートバイのLED化は定番のカスタムの一つです。抵抗を配線の中に組み込んで終わりというkitも存在します。こういった物を導入するのもトラブルなくて良いかもしれません。 ただし、消費電力を増やして帳尻を合わせるような気がして私はなんだか気が引けます。
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CBX1000は現在どうなってる?
メーター類、ヘッドライト、テールランプ全てLEDにしています。 具体的に行った対応はウインカリレーをノーマルからICリレーに変更したのみです。 全交換してから数年経ちますが、トラブルは起こしていません。
メーターのLEDランプです。夜は明るいを通り越して、眩し過ぎて少々危ないかもしれません。
消費電力が少ない事は良い事だ!
程度にもよるのでしょうけど、バッテリーの容量に対して、欲しい電力が多い方が良いなと思える瞬間は、セルモーターを回した時などです。配線の太さなどもあるでしょうし、ここまでで、言える事は現在、私のオートバイではトラブルを起こしていないという事です。
オートバイのウインカーLED化-ここがポイント!整流ダイオードや抵抗やICリレー【まとめ】
オートバイのLED化についてですが、ヘッドライト以外は完全に自己満足かなと思います。 もちろんカスタムは自己満足する為に行いますから、自己満足の為に労力やリスクの事を考えてはいけません。 LED化にはデメリットがあります。 メーター類をLED化してしまうと眩しくなり過ぎてしまう事がほとんどです。 また、消費電力が少な過ぎる為にじつはどこかに電気的な負担をかけているかもしれません。 オートバイの全LED化はカスタムとしてはやってみたい項目ではあります。 仮に上手くいかなかったとしても後戻りも簡単に出来ます。 また、作業何度もかなり低い部類です。 というわけで今回はオートバイのLED化のお話でございました。 不明な点があれば、メールでお悩みにも答えたりはしています。 オートバイの文化が発展すればよいなと思って対応をしていますので、 LEDに限らずFCRや旧車の購入などお悩みの方がいればメールしてください。 それではシーユーアゲイン!