FCRセッティング-リセッティング!スロージェット、ジェットニードル、メインジェットの変更-24/08/15

CBX1000 FCR
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FCRセッティング-リセッティング!スロージェット、ジェットニードル、メインジェットの変更-24/08/15

最近英語サイトの更新を優先していたら1か月近く本家サイトの更新が止まっていました。

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CBX1000 - English Web Site

FCRを最初からセッティングしたというわけではありません。
かなりの回数着脱をしてジェット類を変更しておりました。
スロージェット、ジェットニードル、クリップ段数、メインジェット、加速ポンプダイヤフラム、加速ポンプ吐出タイミングを変更しました。

何が気に入らなかったかというと、スロットル低開度での吹け上がりが気に入りませんでした。
ジェット類を変更して試しまくってみて最後にいきついたのが加速ポンプの吐出タイミングを早めるという事です。
現在の好みは来週の好みと違うかもしれません。
操作感があってスロットル低開度でも吹け上がってくれるような感じまではセッティング出来たかなと思っています。
それでは色々書いていきます。
レッツスターティン!

現在のセッティング

【現在のセッティング】
AS-1.30分
PS-2.15分
SJ-48
JN-90FTR#3
MJ-110
加速ポンプ-1.00mm
加速ポンプ-標準
ウオタニ点火時期-1

加速ポンプを早めることを嫌っていたのですがスクリューやジェットニードルを変更しても納得がいきませんでした。
現在は吐出タイミングを早めてスロットル低開度での加速感を出しています。
CBX1000は5000rpm以下のパワー感の無さが弱点ではあります。
バイクの特性として割り切るわけにもいかず現在のセッティングとなりました。
以降の改善点として
加速ポンプの吐出総量を調整して様子をみたいです。
吐出タイミングについてももう少し細やかな調整をして試走をしてみたいです。
あまりよろしくはないのですがSJを55にしてみるのも要件等です。
SJを55など極端に大きくするとPSがほとんど効かない状態になるのであまり好みではありません。
※PSを全閉めでもアイドリングが出来る状態になります。

今回のスロージェットの選定について

以前は40にしていましたが、48にする方がスクリューの調整の幅が広いです。
手持ちのジェットニードルのストレート径との相性も良いサイズではあります。
どちらにしても40から48程度であればスクリューの調整でどうにでもなるサイズ感です。
シビアな目で見るとラフな考え方になりますがSJは頻繁に変更するのには向きません。
スクリューの調整幅が広いサイズを選定する方が吉です。

今回のジェットニードルの選定について

ストレート径とクリップを順に試していきました。
90FTQ
90FTR
90FTS
が対象の番手です。
空燃比計を見ながら落ち着きの良いのが90FTRでした。
クリップ段数は空燃比計ではなくて実走行のフィーリングで選んでいます。

今回のメインジェットの選定について

125
115
110
で試しました。
1番使いやすかったのが110です。
チェック方法としてはギヤを4と5で実走行しています。
スロットル開度3/4から全開までの伸びをみます。
スロットル全開になってからは2秒程度まってから速度の伸びを確認します。
加速ポンプの効果が切れてからも速度が伸びるかを確認します。
かなりのスピードが出ますので高速道路でのチェックがおススメです。
メインジェットについてはスロットル開度3/4で伸びが良ければおおむねスロットル全開でも伸びてくれます。120から130に変更して空燃比が1.0程度の変化が有るという目安でセッティングをしてください。

FCR初心者向け-メインジェットだけは番手を揃えないとセッティングが進まない

初心者向けにピンポイントで何か書くようにしていますが中級者向けになるかもしれません。
FCRのセッティングに於いてスロージェットとジェットニードルは変更しなくてもクリップ段数やエアスクリューとパイロットスクリューの調整で普通に走ることが出来ます。
もちろん何度も前回と比較してこれで良しというまでセッティングを行う事がベストです。
しかし、ASとJNについては走行フィーリングが良ければそれで終了にしても問題はありません。
終了にした時点でおそらく最高と思える状態の80%程度にはなっています。
100%の状態になっているかどうかも悪くなるまでセッティングを変更してみないと確認は出来ません。
要するにSJとJNの担当するはんいでは80-100%程度までは短時間でセッティング出来ます。
どのラインで満足するかはあなた次第です。
極端にセッティングが出来ない場合のみ買い足せば事足ります。
話はメインジェットに移ります。
メインジェットだけは変更しないとセッティングが出来ません。
クリップ段数を変えても、スクリューを触っても変化はありません。
メインジェットはセット物である程度番手を揃えてからセッティングに挑んでください。
変更する以外にセッティング方法がありません。
純正品でなくても社外品でも充分だと思います。
精密部品なので6個使うなら全てケイヒンで揃えるか同一メーカーの社外品を使うなど揃えて使ってください。

FCR-メインェット

セット購入をした方がケースもついているし断然お得です。また、広い番手で持っていた方が吉です。全開の時だけでなくて、スロットル開度1/2あたりにも思った以上に影響があります。
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返品の難易度や送料を考えるとアマゾンで買う方が良いと思います。
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FCRセッティング-リセッティング!スロージェット、ジェットニードル、メインジェットの変更-24/08/15【まとめ】

加速ポンプの吐出タイミングだけで随分と変化がありました。
1カ月間散々触りまわしてパッとする感じにはななかったのがあっさりと解消されました。
スロットルバルブに燃料が当たってしまうので早めるのを嫌っていましたが、
先入観はよくありません。
早めたと言っても当たるか当たらないかというタイミングです。
数日以内にはお盆休みを利用して試走をしてみます。
調子に乗ってぶっ飛ばして事故を起こさないようにだけは気を付けます。
長期連休中は普段は車に乗らない方が運転されたりと事故率が上昇する傾向があります。
不意な車の飛び出しなども考えられます。
皆様も安全運転でバイクにお乗りください。
それではシーユーアゲイン!

CBX1000の作業写真

作業中や試走中の写真です。
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