カワサキの旧車人気-ホンダとカワサキの違いは?Z系とCB-F系の大きな違いはエンジン形式

CBX1000 ライダー&その他
CBX1000ライダー&その他
この記事は約5分で読めます。

カワサキの旧車人気-ホンダとカワサキの違いは?Z系とCB-F系の大きな違いはエンジン形式

旧車業界の人気筆頭はやはりカワサキでございます。
Zにローソン、マッハ、Wなど名車が多数ラインナップされています。
現代では旧車と言えばカワサキという風潮が非常に強いです。
しかし、旧車が最新バイクだった時代はホンダに対してカワサキが追い付け追い越せという時期もございました。
CB750Fourがセンセーショナルなデビューを果たした後にカワサキが追い付け追い越せで発表したのが、名車Z1です。その後にホンダはCB750Fを投入いたします。
現代になって比較対象になりやすいのが、Z2とCB750Fの2種類のバイクです。
この辺りをコラム的に書いていきます。
大まかな内容として記載します。
ちなみに私はホンダとカワサキどちら付かずな感じです。
過去に所有していたバイクはカワサキ車が1番多いです。
ホンダのバイクを所有したのはCBX1000だけでございます。
それでは本題に入っていきます。
レッツスターティン!

※ご注意
・正確な型式や排気量までは記載しません。
・旧車と記載していますが1970-1985頃までの大型バイクを指しています。
・主観が相当に強い内容です。

Z1とZ2の違いを解説します。

Z1とZ2の違いは排気量です。Z1は900ccです。Z2は750ccです。
販売先が北米と日本で法律なども違いました。
当時は国ごとの規制が厳しくて国内と国外で仕様を大幅に変更して販売されていました。
パッと見はサイドカバーのエンブレムで見分けるとかエンジンの色がシルバーならZ1だとか、
曖昧な感じでみわけるしかありません。
また、Z1とZ2でも時間の経過と共にバージョンアップして型式がどんどん変化していきます。
メーターの表記やステッカーの表記でも見分けられます。

CB-F系の国内仕様と国外仕様

CB-F系は日本は750ccまでの排気量で海外はCB900Fで販売されていました。
のちにCB1100Fが1世代だけの型式で販売されます。
CB1100FとCB1100RがCB-F系の最終仕様となります。
国によってはZ1よりもCB900Fの方が名車扱いされていたりもする様子です。
当時生まれてもいない私には正確には分かりません。
CB-F系も国や排気量別で色々なモデルに派生していきます。
CBX1000も共通パーツがほとんどです。
私の中ではCB-F系に含んで考えています。
ちなみにCBX1000があまり売れなくて歴史から姿を消した理由はCB900Fの販売が好調すぎたのが原因らしいです。

【重要】ホンダとカワサキのエンジンの違い【重要】

今回の話の本題です。
カワサキはDOHC8バルブです。
ホンダはDOHC16バルブです。
この【8】と【16】の差が決定的に大きな違いです。
1気筒あたりのバルブの本数が【2】か【4】の違いです。
エンジンの性能で言えばバルブの本数が多いほど高性能なエンジンになります。
耐久性や排気量やそのエンジンの信頼度など色々な角度から評価は変わります。
スペックだけで見た場合の完全明白な大きな違いはバルブの本数です。
カワサキは当分の間、ゼファーカイを販売するまで空冷バイクには伝統のように1気筒あたり2バルブを採用し続けます。おそらく空冷のバイクでカワサキが4バルブを採用したのはゼファーカイだけだったと思います。詳細に調べてはいませんので他のバイクでの採用はあるかもしれません。

2バルブのメリットとデメリット

ウェブで調べたら色々書いてありますし、多種多様な内容になります。
簡単に書いておきます。
メリットは部品点数が少なくて、低速トルクが稼ぎやすい事です。
デメリットは混合気の吸気排気の効率が悪い所と点火について不利になるという事です。
点火についてはツインプラグにすると部品点数が少ないというメリットは低くなります。
エンジンは沢山空気をすって沢山排気するとパワーがあがります。
部品点数が少ない点で言えばカスタムをした時にパワーが出しやすくなります。
レースシーンだと8バルブのエンジンまで存在しました。
これってバルブ数が多いと性能は良いという事になります。
物事はバランスが大事です。
色々紆余曲折があって現代では2から5バルブの間で目的に合ったエンジンを開発するのが主流な様子です。車の場合は可変バルブと言って回転数に応じてバルブの数を変化させる仕様のエンジンもあります。

CB750KとZ1000Jとターミネーター

ターミネーター1でアーノルド・シュワルツネッガーが乗っているバイクはハーレーではなくてホンダのCB750Kです。ターミネーターでロバート・パトリックが乗っているバイクはカワサキのKZ1000Jです。正確には白バイ仕様のKZ1000Pでございます。ターミネーター3で乗っているアメリカンバイクはハーレーでなくてインディアン製です。

旧車の購入をするならカワサキがおススメです。

理由は人気が高いのでアフターパーツが豊富だからです。
アフターパーツと言ってもリビルドパーツや補修部品の種類が多いです。
また資産性が高いので数年寝かせれば中古市場での価値も高まりやすいです。
これはホンダでも言える事ですがカワサキの方が上がり幅が大きいです。
カワサキの方がシェアが大きいので故障などをした時に対応をしてくれるショップも多いです。
ネットでの情報量の総数もカワサキの方が上です。

カワサキの旧車人気-ホンダとカワサキの違いは?Z系とCB-F系の大きな違いはエンジン形式【まとめ】

ホンダとカワサキの違いを語る上でバルブの本数については認識しておかなければならないポイントです。キャッチフレーズの『技術のホンダ』は理解できます。
『漢のカワサキ』はよく意味が分かりません。
戦闘機の部品を造っていたりエンジン性能などで尖った要素が強かったりするのが語源なのかもしれません。
カワサキとホンダを比較しながら話を進めました。
上記が全てでは無くて国産車であればヤマハやスズキも含めて各メーカーごとに設計思想が違います。
設計思想が違うから色々なバイクを見たり乗ったりするのは楽しいです。
兎にも角にもカワサキとホンダのエンジンの違いについてお伝えは出来たのではないかなと思います。
ツーリングに行った時のランチタイムの小ネタにでもおつかいくださいませ。
それではシーユーアゲイン!

関連写真

タイトルとURLをコピーしました