6気筒のバイク色々
最近、改めて6気筒のバイクってどんなのがあるのかな?
と思って考える時間がありました。
私がちょっと調べた6気筒のバイクや6気筒と4気筒のバイクの違いなどを記載します。
専門家が書いているわけではないので間違いが有ったり偏った文章を書いていても
ご了承をお願いいたします。
過去を振り返ると私は直列のバイクをメインで所有している事がほとんどでした。
日本人は直列のバイクが好みでUSAはV型のエンジンを好む傾向があるのかなと
最近では思っております。どちらにしても日本は乗り物市場をリードしている国ではあります。
日本人もアメリカ人も乗り物業界をリードしている国ではあると思いますので、
日本人の好みは世界の基準のひとつに違いないかなとは思っております。
CBX1000を始め6気筒のバイクってどんな感じなの的に書いていきます。おおむね4気筒の空冷バイクとCBX1000を比べた話にはなります。
アマチュア目線で書きますけど、私と近い目線のライダーさまには、参考になったり共感出来たりする内容になるとは思います。
特殊なエンジン
先にその他の特殊なエンジンを紹介します。
6気筒についてもCBX1000などは先駆けだったので、もっと売れていたら、
未来は4気筒ではなく6気筒が主流になっていた可能性もあります。
V8やV6やV12エンジンのバイクも世の中には存在しますけど、
ワンオフだったり、超特殊なセレブ仕様だったりします。
一般市販車と呼べると超高額だったり整備して遊べる代物ではないと思います。ロータリーエンジンのバイクや2st3気筒のバイクも過去には存在しましたけど消えています。ほとんどのバイクは消えているに等しくてこれから書く6気筒のバイクも消えている過去の工業的遺産がほとんどとなります。
水平対向6気筒のバイク
現代でも購入出来る国産6気筒のバイクもあります。
基本的にCBX1000のブログなので直列6気筒のバイクを紹介しますけど、先にちょっと例外的にホンダが販売している水平対向6気筒バイクが2種類あります。ゴールドウイングとワルキューレというバイクです。スポーツというよりツアラーよりなアメリカンだったりするのですけど車のエンジンを積んだバイクのような感じでございます。独特の乗り味が楽しめるしワルキューレは独特のエンジンの造形美も素晴らしいので見ているだけでも楽しいです。また、ワルキューレとゴールドウイングは現行車です。新車が買えるので今のうちに購入もアリかもしれません。納車がいつになるかは不明ですけど。
直列6気筒のバイク4選
一般市販車で直列6気筒で現在も中古市場が存在しているバイクを紹介します。
下記は全て日本人が大好きな直列エンジンのバイクです。
①BMW-K1600
②ベネリ-900sei
③カワサキ-Z1300
④ホンダ-CBX1000
高年式の直列6気筒のバイク-BMW-K1600
BMWからK1600という水冷直列6気筒のバイクも出ています。この辺は高年式の車両が買えたり現行車だったりはします。
ワルキューレやゴールドウイングと同じでツアラーと謳っていますけどスポーツ仕様のCBX1000が手も足も出ないほど速くて旋回性能も高い素晴らしいバイクです。駆動がシャフトドライブなのでその辺りは好みが分かれるかもしれませんがシャフトドライブは高級品です。ついていて嬉しいものではあります。
K1600も含めて高年式のバイクはDIYやカスタムが苦手な部分もあります。制限がかかっていたりコンピューターの制御があったりします。吸気方式も性能の良いインジェクションです。
色々と自分で触りたい人には向かないですけど、そのままノーマルで乗りたい人にはとてもおすすめな6気筒バイクです。
そもそもカスタムって足りない物を補う物なので、
BMWのK1600に関してはカスタムはほとんど必要ないのではと思います。
ルックスを極端に変えたいなどというのは完成され過ぎていて難しい
かもしれません。
市販車世界発の6気筒-ベネリ-900sei
こちらのベネリ900seiは私は実際に見た事はないです。
イタリア車でベネリというメーカーが販売していたバイクです。
日本ではそうそうお目にかかれるバイクではないかもしれません。
エンジンはパッと見コンパクトな感じです。
エンジン形式はSOHCの空冷です。
ただでも、面倒をみてくれるバイク屋が存在しない旧車世代のバイクでイタ車。
パーツ供給も不明です。
所有はお金を払えば可能だと思いますが、走行可能状態の維持については
難易度は高めになると思います。
対抗馬水冷直6-カワサキ-Z1300
CBX1000に対抗してKawasakiが販売したと言われている車輌です。
特徴は水冷2バルブ直列6気筒です。シャフトドライブで大きさ重さはヘビー級です。
インジェクションモデルがあったりホンダのゴールドウィングに対向しようとして、
クルーザーっぽいルックスのボイジャー1300という車輌が現れたりしています。
シャフトドライブです。インジェクション仕様のバイクなので、現代のECUを
装着して遊ぶと非常に楽しいバイクになるらしいです。
古い世代のバイクでインジェクション採用モデルがあります。
この手のバイクは最初からインジェクションに対応出来るような構成になっているので、
比較的簡単に現代的なインジェクションに変更する事が出来ます。
非常に素晴らしいです。発売当時になかったタイヤやコンピューターの性能など、
現代的にすると絶対的に面白いバイクだと思います。
また、国産バイクだけあってパーツ供給はほどほどにある様子ですし、
オーナーズクラブなどが頑張ってくれてい様子です。
維持に関してはやる気があればクリア出来る難易度だと思います。
デザインに関しては直角や□が多くて重そうで力持ちな感じに思えます。
重量級と言われるバイクの代表格にはなると思います。
人気は最も高いCBX1000
空冷4バルブDOHC6気筒チェーンドライブの車体のバイクです。
スポーツを意識して発売した瞬間は世界最速のマシンでした。
すぐに路線変更をしてツアラーになり、ゆったり乗ってくださいね!
という方向に進んでいます。
難易度は高いですが、日本に住んでいるならDIYで車輌を整備したり、
維持したりはやる気かお金があればできます。
そういった観点でみると維持の難易度は低いレベルにあるかもしれません。
Z1300についても言えることですがパーツや情報が
手に入らなくて物理的に再生やレストアについては不可能!
という状態にはならないというかなりにくいと思います。
カスタムや流用の幅も広いバイクです。
昨今、なぜかBITOさまからCRキャブキットが発売されてしまうような不思議なバイクです。
レースのレギュレーションでFCRの使用が不可なクラスがあるのが理由らしいです。
また、車体に関してはCB750Fと共通パーツが多くて、困る事はほぼ無いと言えます。
他に特徴は先にも書きましたがライバルのカワサキ車と比べた時にエンジン形式で、
ホンダは4バルブでカワサキは2バルブという特色が同世代のバイクでは見られます。
4バルブの方が性能が良いのですけど、コスト高でパーツ点数が多くなります。
デザイン的にはシャープな感じで速そうだったり、ネイキッドスタイルの前期型は
エンジンを見せるデザインだったりと非常にカッコいい部類だとは思います。
Z1300は重いように見えて実際に取り廻しや乗った感じもおもいですが、
CBX1000は軽そうに見えて実際に重い感じはあります。
軽そうにみえるというのもZ1300と比べての話ではあります。
CBX1000については重いというライダーさまもいらっしゃいますし、
思ったよりは軽いと言われるライダー様もいらっしゃる状況です。
エンジンについても旧車と言われる世代は空冷が好きなライダー様も
多いので、その点でも人気は高いのかもしれません。
所有の傾向としましてはCB-F系のオーナー様がセカンドバイクとして
ガレージの片隅に保管されていて年に何回か乗るというパターンが多いように思えます。
またはCBX1000の2台持ちのオーナー様も多いように思います。
どちらにしても2台目のセカンドバイクとして所有されているケースが多いです。
決して速くて丈夫でトラブルが少ないバイクではありません。
ライダーが死ぬまでに1度は乗りたいバイクランキングに必ずと言っていいほど、
入っているバイクなので、掘り出し物があったから買われたというライダー様が多いのだと思います。
対して私のように1台だけ所有していてずっとメインで乗っているライダーは少ないように
思えます。他の記事でも書きましたが、CBX1000がエンジン非分解やノーマル維持の車輌が多いのは、
上記が理由の一つになっているのは間違いではないと思います。
逆にカスタムも盛んです。
エンジンが大好きなので、他のフレームに移植!という猛者もインスタやSNSなどで
稀に見かけます。カスタムについては先述の6気筒バイクの車輌よりは
やり過ぎなカスタムマシンも多く存在します。
6気筒のバイク色々【まとめ】
明日、直列6気筒のバイクを買いたいなら断然K1600です。
わざわざ、壊れるかもしれない、直してくれるショップもほぼない旧車を好んで乗る必要は
ないと思います。
少年の頃憧れていた。メンテナンスをできるショップから販売の話が来た。
などのプラスの要素が無い限りは旧車には簡単に手を出さない方がよいと思います。
全て自分で整備するし、パーツも頑張って集める!
という情熱が必要にはなると思います。
情熱の代替えにお金でも何とかなります。
CBX1000やZ1300よりの話にはなってしまいますが、
旧車と呼ばれる世代のバイクはやる気さえあれば、自分でメンテナンスが出来る
という点が大きな魅力だと思います。ホンダとカワサキは完全ではないですが、
パッキンやガスケットボルトなどは国産だけあって1週間で手に入るという状況です。
バイクを取り巻く状況は好転はないですが、現状を長く維持してもらえればと、
メーカー様にお祈りしている所存でございます。
ちなみに私は新車を買わないだけのライダーになっています。
バイク業界の発展には新車を頻繁に買い替えるライダーが必要です。
機会を見て新車の購入をしたいと思います。
それでは長くなりましたが、シーユーアゲイン!
※最後に量が多めのギャラリーがあります。
CBX1000のエンジンを中心としたギャラリー
過去記事のエンジンを中心に6気筒っぽい写真を集めました。
CBX1000-6気筒
cbx1000-179cm
CBX1000
6連FCR
CBX1000-エンジン
CBX1000
CBX1000
6連バキュームゲージ
CBX1000-スケルトン
CBX1000-エンジン
CBX1000-ヘッドカバーメッキ
CBX1000-エンジン
CBX1000-OH済エンジン
CBX1000-ワイセコ65mm
CBX1000-カム取付
CBX1000OH済のヘッド
CBX1000-シリンダー
CBX1000OH済のヘッド
CBX1000-クランクケース上
CBX1000-スケルトン
CBX1000-ヘッドカバー外し
CBX1000-ヘッドカバー外し
CBX1000-FCR-トップカバーを外す
CBX1000
CBX1000空冷DOHC24バルブ6気筒エンジン-CBX1000