バイクを簡単にカスタム-電球のLED化

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バイクを簡単にカスタム-電球のLED化

現代を走り続けるバイクでやってみたいカスタムのひとつにランプ類のLED化があります。
私のCBX1000は交換できるランプは全てLEDに変更しています。
そこで今回のブログ投稿ではバイクをLED化する時の注意点やメリットデメリットを書いていきます。
電気的な事は詳細には書いていません。
しかし、最後まで読んで頂くと注意点が分かります。
意外と作業自体も簡単だったなと思えるはずです。
それではレッツスターティン!

※専門家ではありませんので説明や表現が正しくない場合があります。
ただし、実際に私のバイクで運用している方法を記載しています。

バルブの種類

プロジェクター、LED、HID、ハロゲン、白熱等とあります。
前提としてヘッドライトをハロゲンからLEDに変更します。
メーター類やウインカー類の白熱灯をLEDに変更します。

LED化のメリット

①省電力
②明るい
③高寿命
3点がすぐに挙げられるメリットです。
メリットがあればデメリットがあります。
LEDの場合のメリットは捉え方による場合があります。

①省電力

LEDは仕組みが違うので同じ明るさでも省電力になります。

②明るい

光の拡散が違うせいもあり明るいです。使う場所によっては柔らかい光の方が良い場合はLEDは相性が悪いです。

③高寿命

仕組み的な物で高寿命になります。ガスが封入されていない点やフィラメントを使用していない点での安定性も高くなります。

LED化する時の要注意-電気的な話

LED化する時に良く聞くトラブルはウインカーのハイフラッシャー化と同時点滅です。
対策は後述します。
電気的な仕組みを簡単に書きます。
バッテリーのプラスから送られた電流はマイナスに還ってくるまでに消費を抵抗の上を通過しなくてはなりません。
LEDという抵抗を通過した際に電流の消費のされ方が違います。
ノーマルの電球より消費電力が少ないので電流が余ります。
その余った分がウインカーの高速点滅やウインカーの左右同時点灯に繋がります。
極端な話ですがバッテリーのプラスとマイナスを抵抗になる機材を繋げずに配線だけで繋げると燃えます。これはいわゆるショートです。

LED化のトラブル対策

バイクの場合でトラブルを起こすのはウインカー廻りと発電系です。
先にウインカー廻りです。
CBX1000などの世代のバイクが販売されていた時代は自動車用のLEDは存在しませんでした。
当然LEDを搭載するような設計になっていません。
トラブルの対策はいくつかありますが根本的には抵抗値を増やす事になります。
抵抗とか言うと難しく聞こえるかもしれません。
想定されている電力消費にふさわしい抵抗を追加する事で解決します。
ウインカーのハイフラッシャーだと点滅速度を調整出来る物に変更したりするという方法もあります。
バイクの配線自体を改造して電流を消費しやすいルートに変更するという方法もありますが現実的ではありません。
配線を作り直したりしてはいけないと思います。
省電力というメリットを第一優先にしてはいけないです。
結果として多少は省電力になったという程度で考えてください。

発電系のトラブル

私のCBX1000では起こってはいません。
LED化する事によって極端に電圧が高くなり過ぎる事もあります。
通常だと11vから14.5v程度に収まっていて、回転数やライトのオンオフなどに左右されているはずです。
普段から電圧計を装着して電圧の変化を感じ取れるようにしておいてください。
簡単にでも仕組みを知っていればトラブル対策出来たり、事前に察知して対応も出来ます。
バイクによってはヘッドライトをオフにしてはいけない車種もあると思います。
電圧がバイクの想定されている電圧より高くなり過ぎるとジェネレターやレギュレター、その他の電気的部品に負担をかけていた故障の元になるかもしれません。
その場合はLED化した電球の前後に抵抗を入れるか、電球を元に戻すかして電圧のコントロールをしてください。
LED化のトラブルの原因は省電力が極端すぎる点です。ちょっぴり省電力というわけではなく過剰に省電力です。

具体的にLED化の方法

ウインカー類などをLEDで購入する際にキャンセラ付きなどと記載されている物を購入してください。メーター類などのランプを数個程度交換するだけなら影響は少ないので無視してもよいかもしれません。ヘッドライトやウインカーテールランプなど元々消費電力が大きかった電球を交換する際はキャンセラ入りの物を購入するか準ずる物を使用する方が無難です。
省電力という概念は忘れてください。省電力でトラブルを起こします。結果的に多少の省電力化が実現したという程度で考えていてください。

使用するLED

具体的にはリンク先から商品を検索してみてください。雰囲気がつかめるはずです。
作業自体は電球を交換するだけです。
要は使用する商品の選択が問題になるケースがあります。
BA9Sのサイズはキャンセラは不要です。
ウインカやーヘッドライト、テールランプについては全部を交換すると電圧が高くなり過ぎるの弊害がありますのでキャンセラ入りや抵抗入りなどの商品を選択してください。
一昔前よりも商品数なども増えているので探しやすいはずです。

メーターのLED化

メーターのLED化は分解が手間ですけど作業自体は簡単です。電球を交換するだけです。
元々が小さな光です。
上記のように省電力過ぎてトラブルを起こすバイクも少ないと思います。
ただし、光が一方向に強すぎて夜に視認すると眩し過ぎるケースもあります。
おススメしないと言われても交換したくなるのが人間のサガです。
塗料を塗ったりスモーク的なフィルムを付けたりして光量を抑える工夫が必要かもしれません。

バイクをカスタム-ランプのLED化【まとめ】

LED化する時に重要な事は消費電力が小さすぎる点の対応でございます。
省電力というメリットについては上手く取り扱えないとデメリットでしかありません。
バイクの設計自体も電力消費を計算して造られています。
旧車世代のバイクではヘッドライトだけLED化するというのが1番無難なのかなとも思います。
私の場合ですが、LEDの機能が欲しくて交換しているわけではありません。
カスタムとして行ってみたいという点が第一優先でした。
ここまで読んでくださればご理解はすでにされているはずですが、
どんな風に電球を交換するかの選択次第で難易度が変わってきます。
正直な所キャンセラ入りのLEDを使用して交換するのが1番手っ取り早いです。
ウインカー類のトラブルは分かりやすいからよいのですが、発電系のトラブルを抱えている場合は意識して確認をしないと気が付くのに時間がかかる場合もあります。
何も意識せずにLED化を行ったりすると予期せぬトラブルを発生させてしまうケースもあります。
意識してどのようなトラブルの可能性があるかを事前に察知しておくと、
簡単に楽しめるカスタムではないかなと思います。
それではシーユーアゲイン!

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