バイクのチェーン清掃-チェーンはグリスアップするべきか?
今回はチェーンのお話でございます。
バイクのシールチェーンはグリスアップはしなくても良い。とネット記事に書かれていたりする事があります。結局どちらなのでしょうか?
チェーンにグリスを塗っても不要な分は回転の遠心力で吹き飛びます。その分チェーンカバーなどに、グリスが付着します。
塗り過ぎて何かトラブルがあるような物ではありません。
話の本題ですが、シールチェーンにグリスアップをするべきかどうかの考察でございます。
どちらでもよいと思います。
もしくはそのバイクのサービスマニュアルに沿ってメンテナンスをするのが答えでございます。
ただし、仕組み的にチェーン自体にはグリスアップは不要でも、
スプロケはどうなるの?という話になります。
スプロケとチェーンは金属同士が触れ合います。
という事は、シールチェーンにグリスアップをしなくても、
ドライブスプロケットとドリブンスプロケットには多少でもグリスを塗布した方が良いのかなと思えます。
というのが私なりの現在の考えでございます。
私なりの現在の結論ですが、
『スプロケにグリス塗っとけ』
でございます。
一応、私はチェーンにグリスを塗りたい人なので、適度にはグリスアップします。
気になる人でチェーンにグリスを塗りたくないライダー様は、スプロケにだけでも、
グリスを塗っておけば多少安心出来るし、塗布量の目安に出来るかなとも思います。
チェーンにグリスを塗るのが無意味であるという主張のウェブ記事を見ると、
確かにそうだなと思います。チェーンに塗る意味はないかもしれません。
チェーンにグリスを塗るのは防錆効果以外ないのかもしれません。
しかし、スプロケをグリスアップするというなら話は少々変わってきます。
なにせ金属と金属が触れ合います。
スプロケにグリスを塗布した結果チェーンにグリスが付いている程度が適正なグリスアップの方法かなと現在は思えております。
というわけで今回のブログ投稿のお題は終わりでございます。
以下はチェーンに関するうんちくを少々書いていきます。
チェーンの張り調整
普通に考えて、チェーンが1番長い瞬間にチェーンを上下に動かして10mmから25mm余裕がある程度でございます。
チェーンが1番長い瞬間とはドライブシャフトとスイングアームのピボットとリヤアクスルシャフトが1直線になった瞬間でございます。
チェーンは緩すぎると外れてしまいます。
張り過ぎるとキビキビとした乗り味の印象を受けます。
張り過ぎても後輪のハブの中にハブダンパーというゴムパーツが入っていてショックや貼り過ぎているチェーンのテンションを吸収してくれますが限度があります。
そして張り過ぎると、カウンターシャフトへダメージを与えたり良い事はございません。
カウンターシャフトはエンジン側の回転部分です。
チェーンは切れてはダメな物なのでめったに切れることはありません。
タイヤやチェーンはバイクの肝と言えるパーツであります。
気になったりしたら調整をしてみるか、最寄りのバイク屋さんにご相談くださいませ。
少し分かりづらいかもしれませんが、
センタースタンドで後輪が浮いているので、
スイングアームが下がった状態です。
サイドスタンドを立てたり、友人知人に手伝ってもらったりして調整をしてみてください。
チェーンの清掃はシールにダメージが少ない方法を…
チェーンが綺麗に清掃してあるバイクはメンテナンスがしっかりしている感じがして見ていて気持ちが良い物です。
チェーンの清掃についてですが、パーツクリーナーなどで問題は無いのですが、
ゴム類にダメージを与えない物を選択してくださいませ。
パーツクリーナーで不安があるなら、中性洗剤で清掃するというのも方法でございます。
チェーンは消耗品で定期交換部品です。
交換頻度にもよりますが、早目に交換されている方はケミカルなども強めな物を選んで良いと思いますが、交換頻度が少ない方はケミカルには少々気を使った方がよいかもしれません。
バイクのチェーン清掃-チェーンはグリスアップするべきか?【まとめ】
洗車というか、メンテナンス頻度にもよると思うのですが、
私は基本的には金属素地があまり好きでは無いので、シリコンスプレーを吹いたり、
何かしらチェーンには塗布しておきたいなと思います。
グリス類は塗布した直後は良いのですが走行後にはゴミやほこりを吸着してしまいます。
清掃する回数なども考慮してシリコンスプレーを吹いたりパーツの塗装をしたりなどの対応をした方が良いと思います。
私はバイクを触っている時間は多いかもしれませんが、基本的にはあまりバイクに乗らない部類のライダーになると思います。
乗る回数が少なくて保管している時間が長くなりがちなので、乗る度に清掃をしているような気がします。頻繁にバイクに乗られる方は毎回毎回バイクのチェーンを気にするわけにはいかないと思いますから、月初めなどにチェーンの点検をするなど習慣づけられてはいかがかなと思います。
というわけで今回はチェーンのお話でしたそれではシーユーアゲイン!
チェーン周りの写真
過去の投稿からチェーン周りの写真や後輪などの写真を掲載いたします。
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