プラグ交換-キャブ車のアイドリングがガソリン臭い

NGK-イリジウムプラグ CBX1000
CBX1000FCRメンテナンス
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プラグ交換-キャブ車のアイドリングがガソリン臭い

少し前までアイドリングの時にガソリンの臭いがするなと思って気にしておりました。
緊急性は感じておらず、セッティングの問題かなと思って走行前などにスクリューを触ってみたりして様子をうかがっておりました。
気にするなら気になるのですが、気にしないのならば保留にしておいても問題なさそうという風に考えておりました。
私の場合ですが、CBX1000のFCRについてはしょっちゅう着脱しているので極端にセッティングを変えたりしたら収まるかなと思っていました。
最近、CBX1000に乗る時に気にしなかっていなかったのですが、ふとした瞬間に、
アイドリング時のガソリン臭さがなくなったなと感じました。
最近、何かしたかと言えば、いつも通りPSやASを触ったのですが、
よく考えてみると明瞭に変更したのがプラグです。
ちなにみ品番は、
NGKでノーマルならDR8EA、
イリジウムならDR8EIXです。
ギャップ調整もしております。ツメの向きについてはそろえてはいません。
今回はプラグの交換をしましょうという話とセッティングをする上でのプラグの立ち位置的なお話を書いていこうと思います。
FCRのセッティングについての前提条件ですが、キャブ以外は全て完調である事が条件となります。
そんな事は当たり前です。
皆様が乗っているバイクは壊れていない限りは基本的に完調なはずです。
【完調なはず】というのが曲者で、調子が悪いかどうかが分かりにくい場合も多々あります。
壊れているならすぐに分かるのですが、症状が出たり出なかったりするとなかなか分かりません。
あとは、壊れているけど気が付いていないという状態もあります。
基本的にFCRのセッティングをするようなバイクは1990年台のキャブレター仕様のちょい古のバイクから、1970年台の旧車世代のバイクが多いです。
旧車世代よりもさらに古いクラシックなバイクはFCRなどを入れずに楽しまれている傾向が強いと思いますからここでは触れません。
出たり出なかったりする症状としては電圧や温度に関わる事象。
分かりにくい症状としては、インシュレーターの劣化での2次エアーの吸い込み、
オイル上り、オイル下がりなどが挙げられます。
初めて遭遇する人でも意識をすれば分かるケースがありますが、基本的にどれも分かりにくいです。
前提として自分のバイクは壊れていない調子が良い状態という事が前提なので、
尚更気が付きにくいです。
というわけで、今回はプラグ交換でアイドリング時のガソリン臭が収まった!
かもしれないというネタでブログ投稿を書いていきます。
プラグを定期的に交換すれば良いだけでは?
と思われる方もいらっしゃいます。基本的にプラグは定期交換部品ですが、
しょっちゅう交換する物ではございませんが、気になったら交換や点検をしてみてもよろしいかと思います。
初心者向けのDIYの要素も含んでおりますのでプラグの交換をした事の無い方などにはお役立ちになればと思います。それではレッツスターティン!

プラグ交換でアイドリング時のガソリン臭さは収まるか?

結局はの所はよく分かりません。セッティング的な事かもしれません。
プラグを交換した後にガソリン臭が収まったような感覚はあります。
アイドリング時にガソリン臭がするという事はガソリンが完全に燃えていないという事です。
普通に考えたら、ガソリンが燃えていない状態でマフラーから排気されているという事です。
点火やセッティングで濃過ぎるという状況を疑って普通です。
その他にもプラグの締め込みが緩すぎたのかもしれません。色々複合的な要因はありますが、
少なくともプラグ交換をして何か症状の変化が無ければプラグはバイクが調子が悪い時の容疑者からは外れます。少なくともガソリン臭いのは収まった気がするので、今回のブログ投稿をきっかけに、
セッティングなのかプラグなのかなどは意識をして確認するようにしていきたいと思います。

プラグはたまに確認して気になったらすぐに交換

プラグ交換というタイトルでブログ投稿をしております。
気になったら即交換か、カーボン除去でございます。
おおむね濃い状態でずっと走行をしていると黒いすすのような物が溜まります。
プラグが真っ黒になっているようならウエスですすを払ってあげましょう。
火であぶったり、ワイヤブラシを使ったりは自己責任でお試しください。
完璧に綺麗にならなくてもざっくりでよいとは思います。
気になるならプラグを新品に交換しても良いとは思います。
プラグが真っ黒だと乗り方かセッティングで言えば濃い目になっていると思います。
ただし、プラグの色を当てにしてセッティングをするのは無理だと思います。
セッティングを気にしてプラグを確認するにはプラグの色が変化するまでのサイクルでは判定しづらいと思います。プラグの色を見て判定するのはあくまでも傾向的な事まででございます。
FCRのセッティングはスロットル開度ごとに細かく行いますから、どこのセッティングが濃いのか薄いのかいまいち分かりにくいとは思います。
イリジウムプラグ
イリジウムプラグ
イリジウムプラグDR8EIX
イリジウムプラグDR8EIX
6番のプラグのみを外した状態です。
スレッドコンパウンドを付けているせいかねじ山もちょい黒いです。新品は電極廻りのガイシは真っ白です。使用することによってノーマルプラグは色味が付きやすいようにおもうのですが、イリジウムプラグはどうも黒っぽくすすける感じになるのかなと思えます。極端に白っぽい灰が付いたような感じにもなることはありますし、電極部分がちょっと露出している以外は全部真っ黒になることもあります。プラグの色でセッティングをあてにしてはいけませんが、私のセッティングの傾向的には濃いよりなセッティングになっているのかなと思えます。

プラグ交換時の注意

プラグを交換する時の絶対的な注意をいくつか書いていきます。
プラグホールにワッシャーなどを含めて何かを落とすとアウトです。
そのままエンジンをかけるとワッシャーがピストンの頭に突き刺さったりします。
次に無理矢理にプラグを挿入しない事です。
シリンダーヘッドはアルミで出来ております。プラグ用のネジ山が切ってあるのですが、
斜めにプラグを入れたりすると大変悲しいことになります。
その他にもプラグを締め込み過ぎないや2バルブだどプラグのツメの位置を揃えるなど、
人それぞれでこだわりが違うかもしれませんが、上記2つは必ず守ってくださいませ。
特にプラグホールに金属を落としてエンジンを始動させると目も当てられない状態になります。
プラグの交換はおちついて時間をかけて行ったり、ネジなど落下物がないかは細心の注意を払うようにしておくに越したことはありません。出先などでプラグの焼け具合も見ていた時期が私にもありましたが、最近では出先ではプラグを外したりはしません。何となくプラグの焼け色を確認したいだけで走行不能になるのは非常に悲しいです。

FCR初心者向け-プラグの焼け色でセッティングについて

すでに上記していますが、プラグの焼け色でセッティングを見るべきではないと私は思っています。
よくいうキツネ色ですが、イリジウムプラグではなりにくいような気もします。
また、焼け色でセッティングというのはきっと漫画などに描いてあったりした都市伝説的な物で、
おおまかな傾向が分かるだけでシビアに調整をしようかと思ったらあてにはならないと思います。
私のCBX1000ではセッティングをする時プラグの色を確認することは基本的には無いです。

プラグ交換-キャブ車のアイドリングがガソリン臭い【まとめ】

少し、曖昧な投稿になってしまいましたが、
アイドリングが微妙だなと思ったらプラグを交換して再度セッティングをするという事はありかなと思います。複合的に色々な部分が、からみ合っていてセッティングは決まるような気がします。
アイドリングが微妙な時の原因がプラグでないかもしれませんが、少なくともプラグを交換する事によって一つ懸念事項が無くなります。プラグを交換しても意味無いと考えられておられる方もいらっしゃると思います。意味が無くてもプラグ交換には時期が少し早いかなと思える程度であれば、
交換しても良いかなとは思えます。
というわけで今回はアイドリング時にガソリン臭がするなと思ったらプラグを交換してみてね!
という的な投稿でございました。
それではシーユーアゲイン!

プラグ絡みの写真

過去の投稿からプラグ絡みの写真やヘッド周りの写真を掲載します。
プラグの焼け色は気にしていないのでほとんど撮影しておりません。

気になるアイテム

DIYライフにお役立てくださいませ。値段の比較がしやすいようにリンクを設定しております。
各ショッピングモールに絶対にあるとは限りません。ボルトナットやゴム類はアマゾンだけでしか取り扱いが無いケースが多いです。各モールのリンク先から色々検索も出来ます。

NGK-スパークプラグ

私のCBX1000にはイリジウムプラグを使用していますが特に問題はありません。熱価についてはレースユースで9番で寒冷地で7番ですが、7番を使うとピストンが溶ける可能性もあるのでご注意くださいませ。
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