CBX1000のヨーロッパ仕様と北米仕様のステッププレートの比較
先日、CBX1000乗りの友人からマッククレーンのバックステップを装着したいのだけどと相談を受けました。
その友人のCBX1000はおそらくヨーロッパ仕様です。
私も先日バックステップに交換したばかりなので、外したステッププレートなどがすぐに手元にありました。
それならばとヨーロッパ仕様と北米仕様のステッププレートの比較をしたしだいでございます。
先に結果を書いておくと20㎜から30㎜ほどはヨーロッパ仕様のステップは後方になります。
バイクのフレームについているステッププレートがヨーロッパ仕様です。
単なる間違い探しになってしまいますからポイントも書いておきます。
右側のブレーキペダルの付け根のコーションマークを見て貰えば比較しやすいです。
ブレーキペダル自体は同じように見えました。
実際にステップバーの取付位置も後方になっています。
ヨーロッパ仕様はステッププレートの前方に円形のくぼみがあります。
写真をみて比較してくださいが最良の答えかなと思います。
ここから先は色々と脱線しながらのブログ投稿になっていきます。
CBX1000のヨーロッパ仕様と北米仕様の全体的な違い
私が知っている範囲でヨーロッパ仕様と北米仕様の違いを書きます。
ハンドルの高さが北米仕様はかなりのアップハンドルです。
ステップについては上記の通りです。
ジェネレターのサイズが違います。
ヨーロッパ仕様の方が小さいのですが、カバーが小さいだけなのかジェネレター自体が小さいのか、
取付は相互に出来るのかは不明です。
メーターの表記もおそらく違ったはずです。
ここまでが目立った違いです。
ここから先は確証がない記載になります。
他にも細かい違いでリヤフェンダーの長さやリフレクターの有無やテールレンズの形状なども違うかもしれません。
CB750Fのリヤフェンダーにはリフレクターはついていませんが、北米仕様のCBX1000のリヤフェンダーにはリフレクターがついています。
ヘッドライトスイッチの有無もあります。
輸出先のお国事情で保安部品については差異がかなりあると思います。
当時はドイツが東西に分かれていました。ドイツ仕様だけロゴが違ったりなども他のバイクでは見受けられました。西ドイツか東ドイツかまでは詳しくはありませんのでご了承をお願いします。
マッククレーンのバックステップについて
装着できないと商品ページにも書いてあります。
無加工だと付かないと思われます。
CBX1000のバックステップは国内だとOVER製とBITO製がすぐに購入出来ます。
マッククレーンのバックステップは凄まじい位ポジションが後方と上方に移動します。
130mm/バック 60mm/アップと記載があります。
OVER製は
4ポジション
STDポジション
10mmバック/0mm
10mmバック/10mmアップ
20mmバック/10mmアップ
となっております。
BITO製は
15mm前
30mm上
となっております。
この手の金属製品は削ったりすれば何とかつく事がほとんどです。
CBX1000のステッププレートはヤフオクなどで高騰していません。
加工の手間と精度を考えるならばおとなしくUS仕様のステッププレートを購入した方が無難です。
もちろん、追加で何か加工をしたい場合はその限りではありません。
マッククレーンのバックステップなどは当時のバイクのイメージを崩したくはないけど、
カスタム感出したい方にはおススメです。
その他の特徴で言えば他のバックステップと比べて安価ではあります。
ポジションもかなり変化します。
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イメージを崩さずにポジションを変更したいならヨーロッパ仕様のステッププレートを装着
上記まではマッククレーンのバックステップを装着する事を前提に話を進めていました。
北米仕様のCBX1000でイメージを崩さないでバックステップを装着させたいなら、
ヨーロッパ仕様のステッププレートを探すというのもひとつの手段です。
CBX1000についてですが、SC03(前期型の後期)のテールカウルは高騰しています。
後期型のフロントフォーク一式も高騰しています。
おそらくヨーロッパ仕様のプレートも多少は高騰しているとは思います。
北米仕様のCBX1000にオーナーがステップポジションを変更したい場合は、
用途とコストを相談しながらパーツの選択をしてください。
私はOVER製のバックステップを装着しています。
理由はいくつかあります。
ブラックアルマイトの既製品が欲しかったからです。
ポジションを選べるようにしたかったからです。
固定式のステップバーが欲しかったからです。
後で調べるとBITO製でもブラックアルマイトや固定式のステップバーが選べる状態でした。
高い買い物の前は事前の調査は大事です。
CBX1000のヨーロッパ仕様と北米仕様のステッププレートの比較【まとめ】
ヨーロッパ仕様のバックステップがついているならポジションは最初からかなりレーシーです。
むしろOVER製とBITO製のバックステップはライディングステップです。
軽量化の為やドレスアップの為に装着しているような状態になってしまいます。
上方への移動がありますからバンクさせた時にステップが地面に接触しないように作成されているはずです。
CBX1000はZ系ほどではないですがアフターパーツの選択肢が多い部類のバイクです。
CB-F系のバイクとも共通部品が多数です。
ステッププレートについては小加工で取付が出来るのではないかと思います。
あまり派手にやり過ぎると不格好になってしまう事もあります。
私は走行する事を主軸にカスタムを行っています。
ステッププレートの違いの話からかなり脱線しておりますが、
ポジション選びはバイクの楽しい項目の一つでございます。
皆様色々とお試しくださいませ!
それではシーユーアゲイン!
CBX1000-OVER製バックステップ
本来ならクリヤーのアルマイトがかかっている商品です。セミオーダーでブラックアルマイトにして頂いた商品を装着しています。下部に商品リンクを張っていますがBITO製はオフィシャルページからしか購入できないかもしれません。
http://www.jb-power.co.jp/parts/list/ridingstep.html
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