FCRセッティング-CBX1000のBITO初期セッティングは超優秀!

CBX1000 FCR
CBX1000FCR
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FCRセッティング-CBX1000のBITO初期セッティングは超優秀!

BITOの車種別の初期セッティングがいかに優秀かと理解いたしました。
2年かけて色々試した結果がBITOの初期セッティングとあまり変わらない状態でした。
個人の主観やバイクの個体差はあるでしょうけど、スロージェットとジェットニードルが通年で使える番手になっていると私は認識しています。

↓過去の投稿が開きます↓
FCRセッティング-BITO出荷状態のセッティングは超優秀!なはず…

【優秀なはず…】からの【超優秀!】への変化したレビューでございます。

端的に書くとBITOで初期セッティングが行われているFCRを購入したら以下をチェックしてください。
①パイロットスクリューを調整
②エアスクリューを調整
③ジェットニードルのクリップ段数を変更
④試走を繰り返しながらメインジェットを変更
上記4点で限りなくベストに近いセッティングにいけると思います。
悩むほど大きく外れていないです。
CBX1000はBITOが気合を入れてアフターパーツを出しているのでそのように感じるのかもしれません。
今回はこのあたりについて書いていきます。
それではレッツスターティン!

①パイロットスクリューを調整

エンジン始動が出来ないと前に進みません。
パイロットスクリューを開けながら始動性が良い位置を探してください。
冷間時に始動性が悪い位がちょど良いかなと私は思っています。
始動性についてはエアスクリューと併用しながら良い戻し位置を探してください。

②エアスクリューを調整

始動出来る位置に調整してください。おおむね濃い方向から薄い方向に振っていけば良いです。
試走してスロットル開度1/8~1/4あたりの走行フィーリングを確認してください。
エアスクリュー調整したら、その分パイロットスクリューの調整も必要です。

③ジェットニードルのクリップ段数を変更

クリップ段数を1段薄くするか現在のままで対応出来ると思います。
試走して走行フィーリングでクリップ段数を決めてください。

④試走を繰り返しながらメインジェットを変更

メインジェットは数値で10変更するとスロットル全開時の空燃比が1.0程度変化が有るという風に考えて調整してください。全開走行が難しいならスロットル開度2/3の加速感で判定しても良い思います。

FCR-メインェット

セット購入をした方がケースもついているし断然お得です。また、広い番手で持っていた方が吉です。全開の時だけでなくて、スロットル開度1/2あたりにも思った以上に影響があります。
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BITOの出荷時の初期セッティング

【CBX1000の出荷時のセッティング】
SJ-40
AS-1.30分戻し
PS-1.45分戻し
JN-90FXM#3
MJ-130

電話で過去に問い合わせた内容なので現在は違うかもしれません。
私が聞き違えているかもしれません。
JN-90FXMについては特殊番手でBITOに問い合わせないと一般には購入出来ません。

【現在の私のCBX1000セッティング】
AS-1.25分戻し
PS-3.30分戻し
SJ-40
JN-90FTXS#2
MJ-115
加速ポンプ-1.45mm
加速ポンプ-KLX250

BITOの初期セッティングを知って約2年後のセッティングです。

BITOの初期セッティングと自分のセッティングを比較した感想

主観によりますが味方によってはセッティングの内容は大きく違います。
ただし、BITOの初期セッティングはスロージェットとジェットニードルの組み合わせがすでに決まっている状態です。通年でセッティングが出来る組み合わせです。
メインジェットを買い足してセッティングするだけで、別途購入するジェットはありません。
少なくともスクリューの調整幅が足りなくなった時にスロージェットの【38】【42】のどちらかを購入すればよいです。
手あたり次第に色々試してみたい場合は別ですが基本的にはスロージェットとジェットニードルについては別途購入の必要は無いと思います。

BITOのFCRはCBX1000に取付後すぐに走行出来るか?

おそらくですが、最初にパイロットスクリューを調整してエンジンかけて半日程度でざっくり走れるようになるはずです。
走れるようになったらクリップ段数を確認してスクリューを調整して、メインジェットを確認して終わりです。
ジェットニードルもメインジェットも薄い方向に確認をして現在とどちらが良いかという程度で十分ではないかと思います。
ジェット類を変更して悪くなるまでABテストをひたすら行うと半日では済みません。
ベストセッティングに近いという前提の元にセッティング進めるのであれば本当に半日でベストセッティングに辿り着きそうです。

FCR初心者向け-エンジン始動

FCRでのエンジン始動ですが、スロージェットが適正であるという事を前提に書きます。
スロットルを3回程捻って加速ポンプからガソリンを供給します。
エアスクリューかパイロットスクリューを濃い方向に回してエンジンの始動性が良い場所を見つけます。冷間時でエンジンがかかりにくいなと思う程度でエンジンが温まった時に気持ちよくアイドリングしてくれる状態になります。サーキットユースの上級者のセッティングでは長時間のアイドリングのキープが難しいセッティングをする場合もあります。
スロージェットを変更するのは最後の手段です。基本的にはスクリューで対応をするようにしてください。エアスクリューに関しては回転数が上がる所がベストとセッティングマニュアルには記載があります。判定が出来るようでしたら回転数が上がる所がベストです。判定出来ない場合は全シリンダーで同じ戻しでもOKです。

FCRセッティング-CBX1000のBITO初期セッティングは超優秀!【まとめ】

BITOのFCRのプリセッティングについては超優秀と言いたくなる位素晴らしいです。
流石にCBX1000のアフターパーツでコンロッドまで販売しているだけはあります。
きっと、他のバイクのFCRについてもかなり精度の高いプリセッティングがされているのだろうと思います。むしろFCRがセッティング出やすいと言われている由縁はBITOのプリセッティングの精度が高いからなのだろうと思えてしまいます。
これからCBX1000でFCRデビューする人は安心してFCRを装着してくださいませ。
とても素晴らしい商品です。
それではシーユーアゲイン!

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