FCRセッティング-冷間時の始動性-エアスクリューとパイロットスクリュー調整-22/11/01
先日、デジタルタコメーターでアイドリングを見ながらエアスクリューの調整をしました。
パイロットスクリューを薄い側に締めたり、エアスクリューも最大開店から15分程戻していなかったです。ちなみにわざとです。理由は空燃比計をつけているので、油温が高い時をベースに様子をみたかったからです。
それで本日、冷間時の始動性を確認しました。
…
結果です。
やや良いという程度です。もう少しすんなりとエンジン始動が出来る事を私は知っています。
エンジンが温まらないうちにほんのちょっとずつ濃い方向にエアスクリューとパイロットスクリューを調整しました。
①エアスクリューをまず濃い方向へ10分締めます。
②パイロットスクリューを空燃比がおおむね12.5~12.9に入るように濃い方向へ調整します。
空燃比計をみながらやっているので今回は5分程度です。
ということでアイドリングは低めなのですが、粘るようにアイドリングはしてくれます。
最近はパイロットスクリューは濃いなら濃いだけ良いような気はしています。
デメリットが何かは分からないですが、燃費が悪くなったり、ガソリン臭くなったり、
逆に始動性やアイドリング維持などが難しくなったりするのかなとは思います。
CBX1000の現在のFCRのセッティング
【現在のセッティング】
SJ-48
AS-1.20分
PS-1.05分
JN-90FXM#3
MJ-130
加速ポンプダイヤフラムKLX250
加速ポンプ吐出タイミング1.6mm
ASウオタニSP2-点火【1】
少し前にスロージェットを42から48に変更した時と比べるとスクリューは随分と締めたなと思います。パイロットスクリューは以上に濃すぎるのは別ですが、濃い分には問題は少ないのだろうなと思います。ここ1週間で随分と寒さが増してきました。
スクリューの調整の変化も寒さがあらわれているのかなと思います。
試走はしていませんが、過去の履歴を見て予想をすると若干よくなっているかもしれないという程度で問題はないと思います。薄いに調整をした場合は発進や加速感などはみておきたいです。
私はこういった事を繰り返しながらエンジンの冷間時の始動性をみています。
ジェットを交換すると最初からやり直しになるのであまり意味はないのですけどね…。
そしてエンジンのかかりが良いと気持ちがよいです。
エンジン始動性が悪かったりバッテリーが弱かったりすると冬場にプラグをカブらせてしまってどうにもならなくなることもあります。
FCR初心者向け-濃い薄いはプラグで見れない
よく、プラグがきつね色とか黒いと白いとか言いますけど、セッティングにおいてプラグの色を見てセッティングをするという行為はナンセンスだと私は思っています。
プラグのどこがどれ位色が変化するか?どれ位走行すればよいのか?
おそらく聞いたことは無いと思います。プラグの濃い薄いは平均的な薄い濃いだと思います。
長時間、混合気が薄い状態で走っていないか確認する程度で良いと思います。
はっきりいってプラグの色がどの領域でどの位変化したかは分かりません。
プラグの色よりは実走してみておかしいなと思うかどうかです。
比較対象が無い場合は前回の自分と比較するしかありません。
良くなったか悪くなったかをひたすら比較して現在のセッティングの精度を高めていくしかございません。空燃比計を装備するのがセッティングをする一番の近道だと思います。
濃いか薄いかはすぐに分かります。
気になる方はお近くのカスタムショップに相談をしてみてください。割と安価で装着出来ると思います。
FCRセッティング-冷間時の始動性-エアスクリューとパイロットスクリュー調整-22/11/01【まとめ】
アイドリングストップスクリューを触りまくったので、同調を確認したいと考えています。
またその時にデジタルタコメーターで5分単位か10分単位のどちらかで各シリンダーごとにスクリューの調整をしたいと思います。繰り返して作業を行う事も大事だと思うのですが、
ブログを書いている効果で考えて作業をするような傾向が身に尽きました。
身についていると言えるかどうかは比較対象がないので、断言は出来ませんが1年前よりは出来る事が増えたなと思います。嫌になるまでは繰り返しFCRのセッティングを試していこうと思います。
それでは皆様も楽しいFCRライフをおすごしくださいませ。
シーユーアゲイン!
※下部に本日のCBX1000を掲載しています。
本日のCBX1000のギャラリー
空燃比計はウェイクアップしたてです。
夕方17時程度なので色はコントラストは落ち気味でございます。
CBX1000
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CBX1000
CBX1000-3連メーター
CBX1000-6連FCR2022/11/01のCBX1000