FCRセッティング-ジェットニードルのクリップ段数を戻す-24/05/04
先日、クリップ段数を何となく触りました。
【FCRセッティング-ジェットニードルのクリップ段数変更-24/04/30】
https://cbx1000.jp/archives/10944
そして、元に戻しました。
90FXM#1
→
90FXM#2
早朝ですが、どうにも吹け上がりが悪いなと思った次第です。
前回は何となく交換しました。
その時はお昼頃でお日柄も良い日でした。
そして特に何とも感じていませんでした。
本日の感想としてはやや悪い感じだったので、取り急ぎクリップ段数を元に戻しました。
過去のセッティングの履歴を見てもクリップ段数は上げ過ぎの状態でした。
今回はセッティングネタを書いていきます。
現在のセッティング
【以前のセッティング】
AS-2.30分
PS-2.00分
SJ-48
JN-90FXM#1
MJ-120
加速ポンプ-2.0mm
加速ポンプ-KLX250
【現在のセッティング】
AS-2.30分
PS-2.00分
SJ-48
JN-90FXM#2
MJ-115
加速ポンプ-2.0mm
加速ポンプ-KLX250
スクリューなどは触っていませんが、高速道を走行する予定にしていましたので、メインジェットを
120から115に変更しています。
私なりのセッティング方法
ブログを長く続けていると当初書いていた事からはアップデートされています。
スロットル低開度はSJとスクリューとストレート径の組み合わせです。
おおむねスクリューでアイドリング上手くいって発進にパワー感があればOK
クリップ段数は薄いや濃いよりは自分の気に入った走行フィーリング優先です。
メインジェットはパーシャル気味でスロットル開度3/4またはスロットル全開で速度に伸びがある番手を選んでください。シフトについては4と5の両方で試してみたください。
番手については目安として120→130で空燃比が1.0変化するという風に考えておいてください。
適正な位置にメインジェットの番手がある事前提です。
このあたりまで触るとストレスも少なく走れます。
このあとは自分自身で納得いくまで時間をかけてセッティングを詰めていけば良いかなと思います。
セッティングの履歴を参照するとダメ出しが書いてありました。
去年の同時期にクリップ段数を1にした場合はよろしくないと1年前の自分が書いていました。
スクリューの位置なども散々試した結果が書いてありました。
思い付きで触る前に履歴を見てから触ればよかったです。
プラスになる考え方をするならば、過去の履歴を参照する事は大事という事を再認識しました。
メインジェットを薄い方向に変更したがどうだったか?
スロットル全開まで試しました。回数を多く比較したのではないのですが、数値で5程薄くしても大変良かったです。
今の時期は115でも良いかなと思いましたが7月に入ったら110か105まで下げて試しても良いような気はしました。数年前の夏は120前後程度で収めていたので今年は薄い方向で試走を繰り返していきたいと考えています。ジェットニードルのストレート径にも左右される気がします。
気になったら、気になったジェットをすぐに交換していたのですがジェットニードルは90FXM固定でこの夏は過ごしたいと思います。
FCR初心者向け-スロットル全開のメインジェットの選定
スロットル全開時のメインジェットの選定って慣れない人からしたらかなり難しいと思います。
特に大排気量のバイクだと凄まじいスピードが出てしまいます。
私が行っている選定方法ですが、スロットル1/2から3/4に開けた時に加速感があるかどうかでみています。加速感があればそのメインジェットは適正な範囲からは大きくはずれていないと判断しています。
その後に高速道路でスロットル全開走行を試したりしています。
メインジェットの番手についてです。
5月頃のスロットル全開についてですが110から138まで試しています。
過去の履歴から参照すると120位が良いのかなと思っていますが、
記憶や履歴の感想が曖昧で何とも言えません。
連続してメインジェットだけ試していないのでいまだにどれとも決められていないです。
濃い分には超濃い領域まで足を踏み入れなければ懐は深いのかもしれません。
薄い場合は加速の伸びが無くなるので判定しやすいと思います。
それだけスロットル全開を使う機会はストリートユースでは少ないのかなと思います。
バイクの乗り方も相当に影響があるとは思います。
メインジェットだけひたすらセッティングをする機会があればブログ投稿をしたいと思います。
実走でメインジェットのスロットル全開域をきっちりとセッティングするのは少々難しいのかもしれません。
FCRセッティング-ジェットニードルのクリップ段数を戻す-24/05/04【まとめ】
セッティングはABテストです。
前回と今回を比較してどちらが良いかを確認していきます。
今回はクリップ段数を比較して良いと悪いを判定しています。
短い期間だったので問題はありませんし、悪い判定については過去の履歴もありましたし5月頃はクリップ段数の上限は2までかなという結論です。
上手くセッティング出来ていない例としてはメインジェットです。
数年間かけて110-138まで検証してもライダーの感じ方が違うのでもう少し短期間でメインジェットだけをしっかりセッティングする必要があります。
私の場合ですがスロットル全開での判定が私にとって難易度が高いので、
ずっといい加減な状態が続いています。
機会を見てメインジェットだけひたすらセッティングを試せればなと思います。
それではシーユーアゲイン!
CBX1000のセッティングの写真
交換にかかる時間ですが、15分かからない程度です。
タンクを着脱しないようにして作業をするともう少し早くなるかもしれません。