CBX1000の購入についてのアドバイスをコラム的に書いてみる

CBX1000 ライダー&その他
CBX1000ライダー&その他
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CBX1000の購入についてのアドバイスをコラム的に書いてみる

CBX1000の購入を検討しておられるライダーは日本全国に100万人位いるのではないかと思っています。
昨今の旧車ブームは落ち着きを取り戻してきてバイクの値段もやや下がり始めています。
いくつかのバイクは影響を受けていて値段が高い水準で取引が続いている様子です。
コロナの時は新車の出荷が出来なくなっていました。
そこですぐに購入できる中古市場のバイクが高騰した次第です。
CBX1000の値段も落ち着いてきました。
CBX1000を気にしていた方はそろそろ検討の時期に入ってきたかもしれません。
CBX1000の購入について色々と書いていきます。
これからCBX1000を購入しようとされている方はぜひとも参考にしてください。

職権打刻と初度登録日と距離の表示

CBX1000は輸入車です。そして旧車です。
書類上でというかエンジンとフレームのどちらかが職権打刻の場合があります。
職権打刻とは本来のナンバーが見えなくなったので別のナンバーに打ち換える作業です。
車検や登録の際に弊害が出たり、登録不可になる事も稀にあります。
バイクを資産としてみた場合ですが職権打刻の車輌は買取価格が下がる事があります。
職権打刻の場合は車検が過去に取得出来ている車輌かどうかは明瞭に確認してください。
また、車検を過去に取得出来ている場合でも急に車検の取得の許可が出なくなる事も極まれにある様子です。ご注意ください。
初度登録日については可能であれば古い方が良いです。
初度登録日が新しい場合は車検証を用チェックです。
保安基準が昭和54年程度になっているかを必ず確認してください。
この記載が無い場合は現代の基準で車検を取得する必要があります。
距離表示について走行不明になっていないかもチェックです。
ここに書いたことはバイクに乗るという点については全く問題はありません。
もしもバイクを手放すという時に資産価値が下がる可能性があります。

エンジンのチェック

1番の悩み処のエンジンの様子は簡単には分かりません。
しかし、CBX1000はエンジンを分解していない個体が非常に多いです。
エンジンの分解についてはシリンダーブロックの上下を確認してガスケットの状態を確認すると判別出来ます。CBX1000の場合はおおむね専門店でエンジンのオーバーホールが行われているケースが非常に多いです。カワサキのZ系などと比べて誰がどのように修理したか履歴不明のケースは少ないです。
少しのメカノイズでのエンジン音の判定は難しいです。
白煙や黒煙については多少はあります。
オイル漏れやオイル滲みについては走行不能レベルでなければ問題無しとしてもよいかもしれません。
CBX1000に限らず旧車のエンジンについてです。
未開封のエンジンで高速道路を巡行出来るレベルのエンジンであれば問題はありません。
問題なのはオーバーホール済のエンジンについてです。
好調か不調か判定するにはパワーチェックをしてみて壊れないかどうかを確認するのが1番だと思います。改修してあるエンジンであればパワーチェックをお願いしてもおかしな話ではありません。
修正の履歴が不明であればオーバーホール前提で購入するというのも有です。

購入先は信頼出来る所からがベスト

信頼の出来るショップで購入したり、明らかに作業履歴が分かっている知人オーナーから購入したりするのがCBX1000は安心できると思います。
特にCBX1000の場合はセカンドバイクとして購入されている場合がかなり多いです。
私のようにメインのバイクにしている場合は少数です。
ヤフオクなどで購入する場合で信頼がおけそうなパターンは、個人が長期所有していたCBX1000です。
信頼が出来ないパターンは屋号のない手慣れた個人のバイクを売りまくっている出品者です。
特に知人のバイクを代理出品していると記載しているケースなどはかなり怪しいです。
逆に買う方にも問題があるケースもあります。ご留意ください。

CBX1000のエンジン以外の状態について

CBX1000については外装パーツ以外はリプロ品か中古品が通常の値段で購入出来ます。
エンジン一式は購入不可の状態ですが、エンジンの一部分だけであればオークションで購入出来ます。
要するに上記の書類とエンジン以外はオリジナルコンディションに拘らなければ何とかなります。

履歴の分からない改造車はNGです。

私が1番購入を避けたいバイクは履歴の分からない改造車です。
CBX1000については無茶苦茶な改造が横行しているような感じではありません。
カワサキのZ系になるとプラモデルちゃうん?という位色々な組み合わせの改造車があります。
こういった改造車ですが今はよくてもメンテナンスに困る場合が多々あります。
どんな改造をされているか分からない、履歴も分からないバイクは故障したりトラブルを起こすとそれっきり復活も出来なくなってしまいます。
CBX1000についてはエンジンについて無茶な改造は基本的には出来ません。
足廻りについてはカスタムしてある事が多いのでチェックが必要です。
スズキ系やCB1000SF系、XJR400などの流用改が施されている場合は今後の足廻りの維持については検討が必要です。
CBX1000の足廻りはCB-F系と基本的には共通です。

私のCBX1000はどのような状態か?

フレームナンバーとエンジンナンバーは正規品です。
初度登録は平成8年だったはずです。
メーターは変更していますが交換については車検証に記載済です。
エンジンや車体の状態については高速道路で200km/h出しても問題はありません。
エンジンは全オーバーホール済です。
魔改造はサイドスタンドとセンタースタンドの延長とハンドル周りのスイッチ類加工、その他としてエンジンとホイールが無塗装です。
カスタムパーツや足回りの変更はしていますが全てボルトオンで無加工で専用のパーツを使用しています。
明日、誰かに販売しても整備やメンテナンスで悩むことはないはずです。

CBX1000の購入についてコラム的に書いてみる【まとめ】

まとめると、エンジンの状態さえよければCBX1000はまともな車輌がほとんどです。
特に目利きなどで悩むことは無いと思います。
逆にカワサキのZ系などは魔改造が施されたバイクが多々ございます。
これから旧車を購入する方の参考になればなと思います。
それではシーユーアゲイン!
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