CBX1000のFCRメインジェットの全開セッティングはこうやってます。

CBX1000 FCR
CBX1000FCR
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CBX1000のFCRメインジェットの全開セッティングはこうやってます。

FCRのメインジェットのセッティングはどうやればよいの?
空燃比計がないから分からない…。
ダイノジェットに乗せて計測しないと分からない…。
私のCBX1000のFCRのセッティングについて私なりに行っている方法について書いていきます。
ダイノジェットには載せていませんけど、空燃比計は装着していて高速道路を使っています。
具体的に大型バイクでメインジェットの全開セッティングについて書いてくださっているようなウェブの記事ってみかけない気がします。
私のやり方があっているかどうかは分かりませんし、私も来年同じやり方をしているかどうかも分かりません。少なくとも広島にあるCBX1000について1台限り、私のCBX1000のFCRについては記載通りにメインジェットのセッティングをしています。200km/hまで簡単に出るような気がします。
200km/hは楽勝で出ますとは書く事は出来ないのでご了承くださいませ(笑)

セッティングは加速感でみる

現在の私の好みかもしれませんが、スタート地点のスロットル開度を決めて、ある一定のスロットル開度までスロットルを捻った時の加速感が良いか悪いかでセッティングの判定を行っています。
パーシャル(レスポンスが落ち着いた状態)では見ないようにしています。
加速中の空燃比が12台後半までに収まっていて体感で加速が素晴らしい状態であれば良しとしています。空燃比計は調子がよくないなと思った時に濃い方にジェットを交換するか?薄い方に交換するか?の目安にするようにしています。

メインジェットを交換するとスロットル開度1/2前後から変化する

メインジェットの交換でスロットル開度1/2前後からの加速感も変化するように感じています。
スロットル開度1/2前後からスロットル開度3/4辺りの加速感が良ければ、全開も概ねよいとは思います。ジェットニードルのクリップ段数が終わった辺りからの変化です。

高速道路で全開走行

CBX1000の話になります。
ギアを【4】と【5】で試します。
・スロットル開度1/2から3/4。
・スロットル開度3/4から全開。
・スロットル開度1/2から全開。
全開からどれ位速度が伸びていくか?

という上記のやり方でメインジェットの番手を見ています。
ギア【3】は一瞬で吹け上がります。
ギア【4】も割と早く吹け上がります。
ギア【5】は速度が出過ぎて少し危ないなと感じます。
ある一定の速度を超えたら緩やかないスピードが伸びてきます。
その伸び方が良いか?悪いか?で私はメインジェットの番手を見ています。
いくつか過程を踏んでいますが、全開まではなかなか試す事が出来ないので、
判定が良いポイントが多いメインジェットを採用します。
濃い目の番手かな?と思う位が加速感があって楽しいメインジェットになると思います。

ASウオタニSP2を導入している場合の注意

レブリミットは設定されているとは思います。ある程度高めのダイヤル設定でも私のCBX1000は壊れていません。私の場合はダイヤルは【6】で10200回転が上限です。
ダイヤル【0】の設定だとパワーを使い切れていないと思います。CBX1000は6000を超えたあたりと9000を超えたあたりでさらに加速します。10000を超えたあたりでさらに加速するかどうかは分かりませんがそろそろ危ない気はします。
レブリミットが効いた瞬間は簡単に分かります。
12000でレッドゾーンを超えます。

全開走行時の油温の上昇について

私のCBX1000はノーマルオイルクーラーです。予算の都合もありますが、小さめのオイルクーラーが私は好きです。大き目のオイルクーラーを装着すべきだとは思います。
全開走行時の油温ですが、私のCBX1000では気が付いたら100度前後まで上昇しています。
油音が上がり過ぎるのはあまり気持ちが良い物ではありませんし、油温については車輌や車体ごとに個体差もあると思います。しかし、思った以上にあっさりと油温が上昇しますので、ご留意くださいませ。速度というよりはエンジンの回転数に伴って油温が上昇するような感じです。

メインジェットの番手は2段階か1段階で。

概ね良好な状態での話ですが、番手については1段階か2段階で変更すればよいと思います。
調子が良いか悪いか分かりにくい状態であれば、4番手程度濃い方から薄い方に振ってみると良いと思います。加速感が足りないなと思ったらそこでやめればよいと思います。

サービスエリアでのメインジェットの交換

メインジェットはドレンボルトを外すと簡単に交換出来ます。その際にガソリンは抜けてしまいます。また、ドレンボルトのパッキンについてトラブルを起こすと一般道のように簡単にホームセンターなどで代品も手に入りません。予備のパッキンとガソリンを受け止めれる軽量カップやウエスなどの準備は必要です。極力高速道路の中での車輌の分解は避けた方がよいです。高速道路から降りてメインジェットの交換するなどの対応が1番望ましいです。

FCR-初心者向け-メインジェットの交換は1度だけでも良いのでチャレンジしてみてください。

メインジェットの交換は1度でよいのでチャレンジして欲しいなと思います。
FCRの仕組みなどが微妙に分かります。フューエルコックはオフで交換してください。
あまりDIYに興味が無いなと思ったら季節ごとにショップに任せればよいですし、
2年に1度メンテナンスをしていてつけっぱないのFCRでも良いかもしれません。
そこそこは走れると思います。どこかで何かのきっかけになってFCRやキャブのセッティングが楽しくなる事もあると思います。その時に備えて1度だけでもメインジェットの交換をしてみる事をオススメしたいと思います。あとはジェットニードルのクリップ段数の変更も難易度は低いのでチャレンジして欲しいなと思います。

CBX1000のFCRメインジェットの全開セッティングはこうやってます。【まとめ】

文章を書いていて思った事があります。メインジェットのセッティングについてはあまり詳しく具体的に書いてはいけないという事です。簡単に200km/l出てしまう気がします。
というわけで今回はメインジェットの選定について私なりに記載してみました。
スピードの出し過ぎにはおきをつけくださいませ。
それではシーユーアゲイン!

※CBX1000の写真ギャラリーを下部に掲載しておきます。

CBX1000写真ギャラリー

FCRのメインジェットに絡みそうな画像を過去ログからピックアップしました。
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