バイクのドレスアップは機能美-カラーボルトを例に…
バイクのカスタムは好きだけど、ドレスアップのみが嫌いな人って割と多いと思います。 そもそもバイクは機能美がある乗り物なので、ドレスアップの為だけに、パーツ変更をすると、 違和感を感じてしまう気がします。 珍走仕様とかチンドン屋とかパレード仕様とか色々とマイナスな呼称もございます。 ドレスアップとは機能とは関係のない装飾だと私は思っています。 大なり小なりバイクに限らず乗り物に乗っている人は自分好みの装飾を付けていると思います。 そういったドレスアップをすることによって、乗り物に乗る事が楽しくなったりするのは大変良い事かなと思います。 私はドレスアップ=性能とは関係のないカスタムだと思っています。 何でもかんでも性能アップ以外の改変はおこなってはならないというわけではございません。 派手なオフセットのロケットカウルからちょっとしてボルトオンパーツまで、 現代では様々なカスタムパーツが手に入りますし情報も豊富です。 今回はボルトのカスタムについて紹介したいと思います。 それではレッツスターティン!
アルミボルトの交換を一例にドレスアップの紹介
鉄のボルトをアルミボルトに交換しまくるというドレスアップカスタムがあります。 アルミボルトにする事によって軽さが増すというメリットがあります。 ただし、程度が知れています。ライダーがダイエットした方が早いかもしれません。 アルミのボルトはねじ切れやすいので適材適所ではあります。 ハンドル周りやブレーキディスクのローターピン、カウルのスクリーン廻りのボルトなど、 素材を変更しても良さそうなボルトなどを交換したり、少々お値段はしますが、 カラーアルマイトされているパーツに交換したりします。 ボルト系のドレスアップはちょっぴり手間がかかります。 費用については安価ですが、チリも詰もれば何とやらと言いますが、数が増えると1万円前後位はかかるかもしれません。ローターピンやブレーキ周りなどは専用品が販売されているので必ず専用品を使用してください。 カウル周りや強度が低くても問題がなさそうな固定にはアルミのカラーボルトなどが使用出来ます。 鉄に対して使用したり、強度が必要なボルトはチタンボルトやクロモリボルトなどを使います。 場所を選んでから赤青緑黄色などのカラーボルトをご使用ください。
私のCBX1000はローターピンは塗装しています。 アルミカラーボルトはスクリーンの固定に専用品を使っています。 ナンバーのボルトは白地の上になるのでシルバーです。 カウルを固定するボルトはピンクのアルマイトのアルミボルトです。 アルミボルトを使う時はもしもボルトがねじ切れても外しやすい場所に使うようにしてください。 走行中の振動で折れるか、着脱の際にねじ切ってしまう事がほとんどです。 ブレーキ周りはチタンボルトを使っています。ドレスアップと実用性を合わせています。 おおむねボルト類はシルバーか黒で統一するようにしています。 カウルの取付にかんしてのみカラーボルトを使用して遠目から見た時にボルトが目立ちにくいようにしています。赤地の上のボルトを目立たなくする為にカラーボルトを装着しています。
やってはNGなボルト交換
ホームセンターでステンレスボルトが売っていますがバイクのカスタムには基本的には使わないでください。理由は2つあります。 ①フレームなどの鉄にステンレスを使うと電蝕といって鉄の錆が速く進む現象が起きます。 ②ねじ切れた時のボルトのトラブルに対応できない場合があります。 溶接や穴を手動で開けてからの加工が難しい場合があります。 極稀に手あたり次第ステンレスボルトに変更されているオーナー様を見ますが、 フレームがステンレスボルトだらけだと非常にカッコ悪く見える事がありますので、 ご留意くださいませ。 サビないようにグリスを塗布する。ねじ切れないようにトルク管理を行うなど対策もあります。 ステンレス製品を使う時は何か強いこだわりがある時にお使いください。 考え無しにステンレスボルトを使うと後悔する事もございます。 ステンレスはバッテリーやハーネスなど電圧がかかる場所も避けた方がよいです。
ボルトの選定の注意-ねじ山のピッチ
新規でボルトを購入して取り付ける時は一応ねじ山のピッチを確認しておいてください。 特にブレーキ周りや、オイルやガソリン廻りなどは細目のボルトが使われている事があります。 購入前に確認しておくことがベストです。 習慣として取付前にねじ山のピッチ交換前のボルトと同じねじ山かを確認しないとねじ山をつぶして しまう事があります。
敬遠されるドレスアップ
バイクのドレスアップやカスタムは他人の為では無くて、自分のバイクが好きだから行う作業です。 他人の意見などに左右されるのは良くはありません。 しかし、他人に敬遠されたりカッコ悪いなと思われるのも大変遺憾ではあります。 違法性が無ければ個人の自由とは言いますが、バイク社会全体が奇異な目で見られる元になるので、 ナンバーを取得して行動を走られる場合はほどほどにお願いしたいです。 敬遠されるドレスアップとは… ・やり過ぎでバランスを崩している。 ・走行に支障出ている。 ・違法性がが高くなっている。 ・反社会性がある ・性能ダウン などが挙げられます。 特に性能ダウンについてはローアンドロングなどルックスを優先した結果で性能ダウンするケースもございます。メリットとデメリットの関係になるのでオーナーの車輌カスタムの方針に沿って完成形を目指せばよいと思います。
私のCBX1000のドレスアップ
カウル取付ですが、機能を追加したくて行っています。カッコよくなるか悪くなるかで言えば、悪くなったかもしれませんし、機能美が追加されてカッコよくなったかもしれません。 カッコ悪くなったとしても機能が追加されているのでドレスアップのみのカスタムではありません。 ピンゲルコックはフューエルコックの特性が変わったりするわけではありませんので完全にドレスアップのみです。ピカピカしています。重量も増えていますので性能ダウンかもしれません。 燃料供給の流量については変化があるかもしれませんが、分からないレベルです。 主張が強過ぎるわけではないのでちょっとしたワンポイント程度で考えています。 リヤキャリパーや後輪ブレーキ一式については不必要なカスタムかもしれません。 効きだけで言えばノーマルの方が良いです。ただし、性能が悪くなるというよりは特性がかわるというような考え方になります。軽いローターにして車体のコントロールに使うという考え方をしています。
バイクのドレスアップは機能美-カラーボルトを例に…【まとめ】
ボルトカスタムを一例にお話をすすめましたが、バイクは機能美が有る乗り物ですし、 個人ごとにカスタムも楽しみやすいです。 あまり、変な方向にやり過ぎると、変なバイクに乗っている変な人になってしまいます。 特に機能という観点で何かしらカスタムする点においては変なバイクになる事は少ないと思います。 ボルトを例に書きましたが適材適所をしていると性能ダウンを通り越してバイクを壊してしまう事もあります。 機能美を考慮しないと何をしているのかよく分からないカスタムになる事もしばしばございます。 というわけでドレスアップやカスタムは機能美を考えて行いましょうというお話でございました。 それではシーユーアゲイン!
気になるアイテム
DIYライフにお役立てくださいませ。値段の比較がしやすいようにリンクを設定しております。 各ショッピングモールに絶対にあるとは限りません。ボルトナットやゴム類はアマゾンだけでしか取り扱いが無いケースが多いです。各モールのリンク先から色々検索も出来ます。
ピンゲルコックの1/4で4000シリーズが適合します。アダプタについてはピンゲル純正がメッキ製です。1/4はコックのサイズで4000は燃料吐出口の向きです。CB系については概ね同様ですがコックの向きやFCRやCRに干渉をするなども聞いたことが有るので、少々注意が必要です。
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