FCRセッティング-アイドリング時の空燃比は?
タイトルそのままのFCRのアイドリング時の空燃比のお話です。
私のCBX1000のアイドリング時の空燃比は冷間時で13.5前後で、エンジン温まったなと思う辺りで、
12.9前後です。あくまでも現在の好みでの話です。
Zマニアの先輩が言うには空冷Z系は14台だそうです。
先輩から聞いた話だとZ系は14.0程度で落ち着くようにしたりするそうなのでCBX1000についても色々と模索中な点ではあります。
これから書いていく事は空燃比計(A/F計)の個体差や車輛の特性もあります。
色々なバイクを取り扱っている人から話を聞けたりすると精度が高くなる話だと思います。
1車種で個人でセッティング作業をしている私の話は精度が低い話になると思います。
※レーシング=空吹かしという意味で使用しています。
空燃比計のユニットごとの個体差はなさそうセンサーで判定している様子
BOSHのセンサーで判定している様子で、空燃比計のユニットごとの差異はなさそうです。 センサーを交換せずにユニットだけ3回ほど交換しましたのであてにはなる話でございます。 空燃比計のセンサーは過電圧に弱いので、レギュレター系統に不安があるバイクは点検をしておいた方がよいです。私はコンバータを入れて降圧するようにして取り付けています。
空冷4気筒のFCRの適正なアイドリング時の空燃比は?
他人の言葉であって私が調べているわけではないので、正確な話ではありません。 Zマニアの先輩が言うには空冷Z系は14台だそうです。 冷間時か?暖気が終わってからか? 詳細までは聞いてはいません。 ただし、相当の台数を職業としてセッティングされている方なので、 信用は出来る話だと思います。
空冷6気筒のFCRの適正なアイドリング時の空燃比は?
私の場合は複数の車輌を触っているわけではありませんので、何とも言えませんが、
エンジンが温まった状態で12.9前後かなと思っています。
スロージェットを
35から52まで変更して通常に走行できる状態までセッティングして試した場合も12.9前後位に落ち着く傾向があります。
私の空燃比計のセンサーがずれているのかもしれませんので正しい数値かは不明です。
詳しい方が言われている14.0に意識して合わせるようにしたりと試したこともありましたが、
回転の落ちや発進のしやすさをみると12.9あたりかなと思えたりしています。
最近はスロットル低開度のセッティングは計器類で合わせて、最後の試走で1度か2度みて終わりというようにしております。
スロットル開度は、
全閉め、1/16、1/8あたりで極端に空燃比が変わらないようにしています。
レーシングした時に変化は当然あります。
回転の落ちがよくて発進性が高くて始動性が良くなるように気を付けています。
スロージェットとストレート径の組み合わせが良い状態が理想です。
少し前に失敗したなと思う事はレーシングした時に加速ポンプが絡むような状況にあると、
空燃比計の数値を見たりする時になんだか変な数値を示す傾向があるなということです。
意識して加速ポンプを絡ませるなら良かったと思います。
加速ポンプが効いていないつもりでジェットを触っていたので、何だか不思議な症状が長く続いた事もありました。
アイドリング時は空燃比は薄目の方が良いなと思うのですが、冬場での始動性なども考えると12.9
程度でも問題はないのかなと思っています。
色々と触る度に意識している部分ではあります。
現在は全閉めの時に12.9になるようなセッティングが扱いやすいのかなと思っています。
スロットル低開度は少し捻っただけで極端に空燃比が変化するので何が正しいのかよく分かりません。
全閉め、1/16、1/8がバランス良い感じがよいのか?
全閉めの時のみ少し薄目が良いのか?
色々試し中でございます。
試している途中経過では全閉めを12.9辺りに持っていっておいて、
1/16は発進がスムーズな感じにして、
1/8あたりは巡行する時に薄過ぎてパワー感がなくならないように意識しています。
レーシングした時に回転の落ちが良くてひっかりが少ないようなら良いなと思いながら触っております。他の車輌を見ているわけではないので濃いのかな…、これで良いかなとは思っている所でございます。
全閉め、1/16、1/8辺りは担当するジェット類が多いので完全完璧は難しいですが、
おおむね12.9を意識して触っているのが現在でございます。
YouTubeにてレーシングの動画をアップしています。
少し調子が悪いかなと思ってアップしています。オーバーホールしたりしてビフォーアフターなど出来ればよいなと考えています。
加速ポンプはチョークではないが、チョークの代わりに…
FCRの始動の儀式と言うとスロットルを何度か捻るという動作があります。 加速ポンプを吐出させて、ガソリンが揮発するのをちょっと待ってエンジン始動でございます。 FCRにはチョーク付きのモデルもあるので、チョークが必要かどうかで言えば本来なら必要だったのでしょうけど、設計思想の都合か、コストの都合で少なくともCBX1000用のFCRにはチョークはついておりません。
FCR初心者向け-空燃比計は初心者程役に立つ
空燃比計は初心者の味方です。 ベテランは空燃比計がなくてもセッティング出来ます。 ベテランは取り扱える道具の種類が多い中の一つが空燃比計です。 空燃比計を使わずにセッティングをするのはベテラン以上の難易度でセッティングに挑戦しているのと同義です。 空燃比計を取付けるのは別途費用がかかります。 購入費用、取付工賃、マフラーの加工費用です。 溶接加工はありますが、取付のハードルとしては低い部類だと思います。 そういった点で足踏みされる方もいると思います。 FCRなどレーシングキャブレターをセッティングするという点においては、 コストパフォーマンスが非常に高い計器なので、初心者であればまっさきに導入して欲しいなと思います。
FCRセッティング-アイドリング時の空燃比は?
私にとっては現在進行形のお話ですが、アイドリング時の空燃比とスロットル低開度あたりの空燃比のお話でした。少なくとも夏場などは14.0などでセッティングしても良いのだろうなとは思いますが、冬場のこととか始動性とか発進時を考えると12.9平均か、全閉め時のみ13.5あたりで落ち着くとか色々と考え中です。現在の状態で乗るに堪えない状況でございません。 現在の状況が正解か、不正解かはもう少し触ってみなたいと分からないとは思っています。 少なくとも、CBX1000の場合はアイドリング時の空燃比を12.9辺りを意識しておけば、ストレスは少なくエンジン始動や発進が出来るのではないかなと思います。 より良いセッティングや考え方もあると思います。 私も文章にしながら次はパイロットスクリューを締め込で、 スロットル全閉めの時だけ薄い方向にしてみようなど考え中でございます。 おそらくレーシングした時の戻りが悪くなるかな? 少しアイドリングを下げておけば良いかな? 1度は試した覚えがあるのですが、もう一度試してみようと思います。 新たな発見があるかもしれません。 文章にしながら考えているので、的外れかもしれませんが、考えてからどんな結果が出るか実行するのは非常に楽しいです。 というわけで、皆様もFCRのセッティングは色々と試して楽しんでくださいませ。 それではシーユーアゲイン!
CBX1000写真ギャラリー
空燃比計が分かるような写真を過去の投稿から抜粋して掲載いたします。
空燃比計の購入
後付けになりますのでワイドバンドのセンサーはBoshを使う事がほとんどです。 マフラーの溶接用のボスのサイズはM18×10 P1.5です。 マフラーの素材を選んで購入する必要があります。空燃比計をセットで購入した場合はスチール製が付属している場合もあります。CBX1000にはPLXのDM-6を使っています。CBX1000は52パイの丸形を使うと中央の電圧計とメーターを交換出来ます。 ※PLX DM-6は生産終了の可能性があります
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