ラジアルマウント6potのBITO製のブレーキキャリパー

BITO JB-POWER 第12回 CBX1000 モノサス ライダー&その他
CBX1000ツーリングメンテナンスライダー&その他
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ラジアルマウント-6potのBITO製のブレーキキャリパー

先日のBITOのミーティングでは全てのバイクが6potのラジアルマウントになっておりました。
BITO第12回JB-POWERミーティングに行ってきました。24/10/14

BITO製のラジアル6potキャリパーはカッコ良すぎます。
私が6potのキャリパーが好きなだけですが…。
性能については私では比較がしようがありません。
しかし、試乗した感じではマイナス点を感じるような事はありませんでした。
ラジアルで6potです。
均一に圧力をかける事が出来るので素晴らしい製品に間違いありません。
お値段についても高い部類ですが常識を超える範囲ではありません。
ブレンボやAPレーシングでまとめようとしても似たような金額になります。
ひとつの選択肢として充分に検討の余地があります。
みんなが装着したいBITOのカスタムパーツ6potラジアルキャリパーについて案内します。
それではレッツスターティン!

※BITOに取材等をしているわけではありません。間違いなどあるかもしれません。

ラジアルブレーキキャリパーのメリット

取付に関して剛性があるというメリットがある様子ですが真偽の程は不明です。
片押しピストンなどフローティング状態のキャリパーも存在します。
明確に優れている点はキャリパーサポートの作製が容易である事です。
現代的なブレーキキャリパーの取付方法である事に間違いはありません。

英国のPFM BRAKE SYSTEMS社の製品の様子です。

ライセンス生産か代理店をされているかは不明ですが日本ではBITOが主に販売している様子です。
PFM BRAKE SYSTEMS
https://www.pfmbrakes.com/

BITOの小売り希望価格とポンドの円換算しても値段に対した違いはありません。
そのまま輸入販売されているのではなくてサポートを用意したり、KIT化してエンドユーザーが使い易いようにして販売されているのだと思います。
価格的にもかなり頑張られて開発しているような気はいたします。
1988年にイギリスで創立されています。
比較的小規模なメーカーですがブレーキディスクやパッドも製造をしています。

BITOブレーキシステム

BITOのブレーキというか足回り全般です。
全部取り替えるとすごい金額になります。
BITOでなくても足回りを換装するととんでもない金額になります。
BITOの良い所は全部をBITO製に交換出来る所です。
コンプリートマシンなども自社で用意されて開発をされています。
悪い点は情報が少ない所です。

ゲイルスピード位で良いので記載しておいて欲しいです。
ゲイルスピードキャリパー

BITOが販売すると凄く嬉しい点があります。

在庫やアフターをしっかりと行ってくれる所です。
売るだけ売っておいて、メンテナンスパーツが欠品というメーカーも多々あります。
問い合わせるた時の回答の精度もかなり高いです。
責任を持ってモノを売っているなというのが非常によく分かります。
同じブレーキメーカーのベルリンガーなどパッドやオーバーホールのパーツが欠品のまま何か月もまたされるという話も聞いた事があります。
輸入のタイミングや注文数がある程度揃わないと販売店も輸入出来ないのかもしれません。
シェア率の低いパーツを使う時は補修パーツを事前にてにいれておくなどの対応も必要です。

ラジアルマウントの6potキャリパー

バイク用で私が知っている範囲で書きます。
バイク用は比較的少ない様子です。
車用は比較的に6potのキャリパーは多いイメージを持っています。
・住友ブレーキのMOSキャリパー(YAMAHA車で純正採用)
・ベルリンガー(カタログに記載あり)
・PFM(主力商品だが日本への露出は控え目)
バイク用のラジアルブレーキキャリパーでは6potは必要がないのかもしれません。
天下のブレンボはバイク用で6potは大々的に販売はしていない様子です。
個人的にはベルリンガーは大好きなブランドなので日本販売店さんには普及の為に頑張って販売して欲しいと思います。

BITOはマスターシリンダーをAPレーシングのアキシャルマスター推し

アキシャルは横型マスターシリンダーとも言われています。
ラジアルポンプは縦型マスターシリンダーとも言われています。
性能について優れていると言われているのはラジアルマスターシリンダーです。
私もラジアルシリンダーの方がタッチは好みです。
しかし、価格分ほどは差があるとは思えません。
BITOのミーティングでコンプリートマシンを見て感じたことはハンドル周りのスペースの確保についてはラジアルかアキシャルかは問わず取付けるマスターシリンダーの形状は意識した方が良いなと思いました。
BITOコンプリートのマスターシリンダーは少々窮屈なように感じました。
ネイキッド仕様のバイクだとなおさらです。
窮屈ですが干渉まではしていないのでこの辺りは好みかなと思います。
分かりにくいかもしれませんが比較の写真を掲載します。
ブレンボのコルサコルタはラジアルポンプのマスターシリンダーです。

ラジアルマウント6potのBITO製のブレーキキャリパー【まとめ】

BITO製のブレーキキャリパーですけど、目的が合えば導入はおすすめいたします。
BITOが推しているのでまず間違いのないブレーキキャリパーになると思います。
ただし、デザイン性が合わなかったり、求める性能がオーバー過ぎるというのであれば選択肢から外れるブレーキキャリパーです。
そもそもBITOがレース志向が強いメーカーです。
ややお高くて最高品質のメーカーです。
品質やアフターなどを考えると決して高くはありません。
BITOのラジアル6potブレーキキャリパーの紹介でした。
野良で装着しているCBX1000を見てみたいのですがお目にかかれません。
10年以内には出会いたいものです。
それではシーユーアゲイン!
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