CBX1000はCB-Fが6気筒になったバイク?

CB750F系の表コムスターホイール CBX1000
CBX1000ライダー&その他
この記事は約5分で読めます。

CBX1000はCB-Fが6気筒になったバイク?

トップ画像はCB-F系の表コムスターリアホイールでございます。
CBX1000とCB-F系は車体廻りが共通パーツが多いです。
私のCBX1000もCB-F系からの流用パーツをほどほどに使っております。
そして、ほとんどボルトオンです。
エンジン以外にパッと見で違う部分は、
外装とメーターとフレームです。
エンジン以外の大きな違いは、フレームがダブルクレードルとダイヤモンドフレームの違いが大きいです。
正直な所、エンジンとフレームの形式が違うだけと言っても差し支えないような気がします。
ステムやホイールサイズなど共通のパーツが非常に多いです。
というわけで、今回はCBX1000とCB-F系のバイクについて、
似たような所や違う所を色々とコラム的に書いていこうと思います。
それではレッツスターティン!

メーターは取付ピッチは同じで形が違います。

セクションの見出しに書いている通り、形が随分違うように見えます。
外観が違ったり電圧計があったりなかったりと多少の差異はありますが、
取付方法が一緒なので、配線の小加工のみでメーターの流用はお互い可能です。
CB1100Rなどは電気式メーターになっているのでそのままでは流用は難しいですが、どちらにしても配線の小加工でメーターを使う事が出来ます。
メーターを流用出来ると言っても壊れた時に中古品を探して取り付けても壊れたメーターから、
壊れそうなメーターに変更するだけになってしまいます。
豆知識的にとらえておいてくださいませ。メーターが壊れた場合はリプロ品か、社外品メーター、修理などをして対応するようになります。

エンジンの違いは4気筒と6気筒だけ?

CBX1000とCB-F系の比較でございます。
シムのサイズは一緒でございます。
XJR1200とも一緒の様子です。
ピストン径 x ストローク
CBX1000は 64.5 x 53.4 
CB750F 62
 x 62
CB900F 64.5 x 69
CB1100F 70 x 69
何か流用出来るという訳では無いですし、ガスケットなどもあるので、簡単に何かに使えるというわけではございません。
ジェネレターやクラッチなどはワンウェイクラッチの形式は別です。
セルモーターは流用出来る様子ですが取付ボルトの形が横向きか縦向きかで違います。
エンジンは4バルブで同じなので、4気筒か6気筒の違いというのが大きな違いな様子です。
ほぼ同じ年式のエンジンなので、似たり寄ったりで普通かなと思います。
似たり寄ったりと言っても4気筒と6気筒は大きな違いです。
共通の部分が多いというよりは、共通の部分もいくつかあるという考え方になると思います。

フレームの違いはダイヤモンドとダブルクレードル

フレームはCBX1000がダイヤモンドフレームに対してCB-F系がダブルクレードルフレームです。
基本的に形式が別物です。
それでもステムのサイズやスイングアーム廻りのピッチは共通です。
この辺りも同じ年式なので、ホイールなどを共通にさせる為だと思います。
コムスターホイールはホンダの技術のひとつでございます。
同じ足回りになったというよりは、コムスターホイールを吐かせる為にたまたま同じになったと考えた方が良いかもしれません。ステッププレート辺りは別物な様子です。
共通にしておいてくれればバックステップなど流用が出来て嬉しかったです。

似ているけど違うのは小物類

ホイールはCB-FとCBX1000で違うというよりは、
表コムスター、裏コムスター、ブーメランコムスター、キャストホイールなど
当時のホンダの大型車向けのホイールがどれを選択して取り付けられているかの違いだと思います。
ホイールは同じ表コムスターでもハブのデザインが違ったり、リムサイズも違ったりと色々ある様子です。
フロントフォークについては、
35mm、35mmエアサス、39mmエアサスtrac、39mmエアサスなど、用途に合わせてメーカー側でチョイスされているのだと思います。CB900Fは37mmのフォークです。
CB1100Fはステムの長さが違います。
次はおおまかには一緒ですが、輸出地で微妙に違う物です。
リヤフェンダー(泥除け)は共通です。テールレンズも共通です。
私のCBX1000は北米仕様でテールレンズにリフレクターが細くしか埋め込まれていない状態だったものをCB750Fのリフレクターが大き目に入っている物に変更しています。
リヤフェンダーついてはリフレクターが付いていたものを、CB750Fのリフレクターがついていない物に変更しています。

CBX1000はCB-Fが6気筒になったバイク?【まとめ】

CBX1000はCB-Fが6気筒になったバイクというよりは、年式が同じだから足回りや各種寸法などの共通部品が多いという車輌同士なのだなと思います。
エンジンについては空冷と4バルブという点では共通です。メーカーも同じなので、
似たような感覚を受けるのは当然かなと思います。
何でもかんでも専用設計にされると販売から40年以上経った2023年ではパーツ供給や中古の入手難度が高くなり過ぎて本当にどうにもならなくなっていたと思います。
という訳でCBX1000とCB-F系のバイクの共通部分のお話でした。
それではシーユーアゲイン!

CBX1000-写真ギャラリー

CB系のパーツを流用している写真を掲載します。違和感がないのでおそらく分からないと思います。

エンジンオイル一覧

エンジンオイルの一覧です。CBX1000ではモチュール300vの15w-50を使用しています。
バイクはおおむね10w-40の傾向が強いです。古いバイクと夏場は粘度高目と覚えておいてくださいませ。化学合成油や鉱物油など気にしない場合でも末尾の数字の【30】【40】【50】にはご注意ください。値段と性能は比例します。高い分にはトラブルに関しては心配はないのですが、安すぎるとなんだか不安になってしまいます。そういった点で言えば、ホンダウルトラや値段やメーカー純正な点を踏まえても使いたい候補にはあります。

モチュール

バイク用オイルと言えばモチュールの感が強いです。。人によってはモチュール以外のオイルは使いたくないという人もいます。エンジンオーバーホール済の旧車に入れている人が多いです。
OH済のエンジンはおおむね15w-50を入れていて夏なら10w-40を使ってもよいかなという感じです。
モチュール300V 15w-50 4リットル
モチュール300V 10w-40 4リットル
¥11,989 (2024/11/30 12:14時点 | Amazon調べ)

ホンダ-ウルトラシリーズ

メーカ純正で安価な部類のオイル群です。G1-G4までで数字が大きいほどグレードがあがるという考え方でよいかなと思います。純正志向の方などはホンダ純正オイル以外は使いたくないという方も多いです。安価だし値段は高くないしプラス面も多いです。ホンダは少し変わっていて全体的に粘度が低めです。E1は鉱物油です。早いサイクルでの交換や鉱物油派の方におすすめです。
ウルトラ G1 5W-30 1L
ウルトラ G2 SL 10W-40 1L
ウルトラ G3 SL 10W-30 4サイクル1L
ウルトラ G4 SL 0W-30 4サイクル1L
E1 SL 10W-30 4サイクル1L

メーカーHP

ヤマルーブ

昨今、評判の良いオイル。実際に使ってみてよかったという人には数名はお会いしました。静かにファンを獲得しているような気がします。他のオイルメーカーと比べて尖ったような特徴は謳っていませんが、本当に何だか良いオイルという感じでした。プレミアムとRS4GPではRS4GPの方がグレードが高いオイルです。
ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L
ヤマルーブ RS4GP 4L 10W-40 MA2 化学合成油

ワコーズ

ワコーズ製品を使って感動を覚えた人も多いはず。ケミカルはこれをつかっておけという位は日本で普及しています。バイク用か車用かの差異はなさそうなのですが粘度などを気を付けて購入してください。
PRO-S50 プロステージS 15W-50 E245 4L

Kawasaki-冴速-冴強

粘度の違いに気を付けてご購入ください。900RSの大ヒットでシェア率もあがっているし、評判も良いオイルです。違いはオイルの粘度です。特に指定やこだわりが無い場合は、10W-40 冴速をおつかいください。
冴強 10W-50 1L×4本セット J0ELF-K011S
冴速 10W-40 4本

シェルShell-アドバンスド

自社でオイルの精錬工場を持っていて天然ガスからオイルを作っている…使ってみたことはないのですが、非常に気になるオイルです。さすがに高い…が試してはみたいです。
シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 15W-50(SN) 412233193-1
シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 10W-40(SN) 412232193-1
SHELL ADVANCE(シェルアドバンス)
¥3,126 (2024/12/02 16:21時点 | Amazon調べ)
タイトルとURLをコピーしました