FCRセッティング-ジェットニードルを90FTNに変更。ストレート径が気になった-22/11/15

CBX1000 FCR
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FCRセッティング-ジェットニードルを90FTNに変更。ストレート径が気になった-22/11/15

少々ですが試走してきました。お目当てはスロットル低開度でジェットニードルのストレート径が良いか悪いか確認です。先日からスロージェット48に対してジェットニードルの選定をしておりました。下記でざっくりテストしました。

【スロージェット48】
①90FXM#3
②90FTM#1
③90FTN#1
④90FTR#1

①と②は切り上がりの違いなので同じジェットニードルと見てよさそうでした。
②より薄くした感じの③で決定です。
④についてはスロージェットを52とかもう少し大きくした時には良い感じでした。

以前は90FTQ#1、90FTR#1、90FTS#1で切り替えながらセッティングをしていたのですが、
現在は90FXM#3、90FTN#1で冬場と夏場で切り替えて運用して以降かなと考えています。

CBX1000のFCRのデフォルトのジェットニードルは90FXMです。
夏場は90FXM#2を優先して90FXM#1を使うか使わないかでよさそうです。
冬場は90FXM#3か90FXM#4あたりでエアスクリューとパイロットスクリューを調整すれば、
ざっくりと良い感じになると思います。
私は自分の知見の為に気になったらジェット類を交換しています。

CBX1000の現在のセッティング

【現在のセッティング】
SJ-48
AS-1.20分
PS-1.00分
JN-90FTN#1
MJ-125
加速ポンプダイヤフラムKLX250
加速ポンプ吐出タイミング2.3mm
ASウオタニSP2-点火【1】

試走した結果ですが、当分このセッティングで触りたくない位良く加速します。
スロットルはかなり雑にあつかっても加速します。
ギアも雑でもあまり気になりません。
スロージェットを交換しながらスロットル低開度をセッティングするよりは、
ストレート径かクリップ段数で調整した方が、時間的にはロスが少ないなと反省しています。
FCRのセッティングを始めた時の最初のジェットニードルが90FTMでした。
廻り回って、90FTNになっているので最初のときとほとんど変わらない状態になりました。
スロージェットを自分の好みかマシンコンディションで大きくしているような状態だと思います。
現在は加速感を重視したいので、スロージェットとメインジェットは大き目を付けるのが好みになっています。
スロットル低開度についても、加速ポンプの吐出タイミングも遅くして、吐出総量も少な目にはしています。私の乗り方や好みになるのですが、加速ポンプが効いているなという状態でボコ着いている瞬間があっていまいちです。スロットルの加減で調整出来る感じですがもっとラフに扱いたいなと思っています。少し雑気味なスロットルワークのの加速感が好きなので当面は加速ポンプは遅めにしようと思っています。加速ポンプの調整も課題ではあります。

試走の感想

ずっとこの状態を維持したい位に良いなと感じました。
毎回、前回よりもより良い状態にと思ってセッティングしているので、
良いように感じるのは当然なのですが、今回は特に加速ポンプを下回りで使わずに加速の調子が良くなれば良いなと思ってセッティングしています。
メインジェットは少し絞っているのですが、過去ログみたりしても132とかもなかなか良いとあったので、メインジェットを持ってセッティングツアーしても良いかなと思っています。
一般道がメインになるので、スロットル開度1/2あたりでの加速感が良い番手を選びながら、
たまに高速道路で全開走行での加速感を見たりしています。
全開については回数をこなしているわけでは無いので、煮詰める余地はありそうです。
加速ポンプについても先日、KX400用のダイヤフラムを手に入れたので、
0.6mm刻みで気に入る吐出タイミングを探してみたいと考えています。

FCR初心者向け-セッティングではスロージェットを触らない方が良いかも

最近はスロージェットを触るのが手間だなと思うようになってきました。
手間だなと思っているのではなくて、実際に手間は大きいです。
スロージェットを一度決めたら当分変更せずにジェットニードルとスクリューで調整をした方が、
時間コストや不要なトラブルに出会う確率が減って良いかもしれません。
車種や考え方にもよるかもしれませんが、スロージェットとジェットニードルは相互でバランスを取っています。どちらかを固定して片方だけ変更した方が微調整はしやすいと思います。
ジェットニードルは交換についてはハードルが低いです。おおむねストレート径が決まっている状態であれば、1段階ずつストレート径が違うジェットニードルを用意すればよいと思います。
セッティングデータに定番が無いような車輌は納得いくまで探さないといけないかもしれませんが
、そこは臨機応変にお願いします。
総じて、初心者だからこそ、手間や時間をジェットニードルを揃えるという方法で解決してみるのも一つの手段だとは思います。
CBX1000であれば、90FXMで年中問題ないと思います。季節によってクリップ段数とスクリューを調整すれば、調子よく乗れるとは思います。
少し突き詰めるなら、90FTSあたりでスロージェットを52など大きくして突き詰めていくと
1本のジェットニードルで年中まかなえると思います。
前回までの初心者向けのFCRセクションは工具やジェット類が揃っていない事を前提にしていましたが、今回はジェットニードルを購入する事前提で書いてみました。
FCRのセッティングなんてその辺で聞いても教えてくれる人はいないので、ネットで調べた知識か、
雑誌を読むしか初心者はする事がないと思います。慣れてきたころにはすでに初心者ではありません。初心者の時が一番大変だと思います。やってみれば何とかなるので、これからFCRを触ってみようと思う方はチャレンジ精神を持っていどんでみてくださいませ。

FCRセッティング-ジェットニードルを90FTNに変更。ストレート径が気になった-22/11/15

今年はジェットニードルの切り上がりを変更していろいろと試走しました。
その過程で得た知識も多かったです。
次あたりから、メインジェットや加速ポンプでも色々と試したりしたいなと思います。
もうそろそろバイクで走るのがつらくなるシーズンが到来してしまいます。
革ジャンを着る事が出来るので考えようによっては楽しいしーずんですが寒いのは苦手です。
バイクが好きな方は寒さに負けずにひたすらバイクに乗る派と、
冬場はメンテナンス中心になる派で分かれるとは思います。
私は冬場はメンテナンス派なので、そろそろ走行頻度が下がりそうでございます。
皆様もバイクに乗る時にはしっかりと防寒をなっさてお乗りくださいませ。
それではシーユーアゲイン!

※下部にCBX1000の写真ギャラリーを追加していおきます。

CBX1000の写真ギャラリー

空が青々としている写真は見ていてうれしいです。キャディレッドは日の明るさで雰囲気が随分と変わります。
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