FCRセッティング-キャブレターの同調作業-22/11/02
時間が取れたのでFCRキャブレターの同調作業を行いました。 アイドリングストップスクリューを触りまわしたりすると、 1、2、3のグループのキャブレターと4、5、6のグループのキャブレターで差異が出るので、 気になります。気にしなくても良いレベルだとは思うのですが、 最近はスロットル低開度に注力してセッティングをしているので非常に気になります。 そんなにずれる物ではないので、アイドリングを下げたり上げたりしながら微調整をして終了でございます。気持ち的にはタンクをわざわざ着脱しなくても良かったかなと思いました。 むしろ触らなくても良かったかなと思いました。 音やレスポンスの戻りを見ただけで判定出来る位まで私自身の判定精度が上がればよいのですけど、 こういった事は作業回数を増やして意識的に作業をしないと身に付かないので、 今後はもう一段階意識して作業をするようにいたします。
FCRの現在のセッティング
【現在のセッティング】 SJ-48 AS-1.25分 PS-1.05分 JN-90FXM#3 MJ-130 加速ポンプダイヤフラムKLX250 加速ポンプ吐出タイミング1.6mm ASウオタニSP2-点火【1】 気温などもあるのですけど、少しスロットル低開度が重い感じがあったので、 5分程薄目にしました。 その他は先日から触っていません。 むしろ先日、スクリューを冷間時の始動性ベースで触っているので、 本日が試走になります。特に問題なく気持ちよく加速してくれます。 空燃比計を見るとクリップ位置の担当辺りが濃いような気がします。 クリップ位置はフィーリングを重視して選択しているので、 当面は濃い目で走行いたします。本当はクリップ段数は【2】の方が良いのだろうなと思ってはいます。 【2】から【3】に濃い目に変更してみると思った以上に加速感があって良かったので、 現在は【3】にしています。 基本的には濃い目の方が良い事が多いような気がします。 濃い目と言っても12.5切る位です。 一瞬であれば別ですが空燃比がコンスタンスに10.5を切っているようならば濃過ぎで、何かしらセッティングがおかしいと思います。
FCR初心者向け-同調やアイドリングは調整無しは危ない
アイドリング高過ぎる場合やエンジンの回転落ちが悪いバイクがあります。
危ないです。アイドリングの下減が高過ぎるということはそれだけスロットルが開いている事と同じになります。発進直後だったり、低速走行なら問題ないのですが、急ブレーキやスピードを落とすときに、意図せずにスピードが落ちない事があります。
アイドリングが高過ぎるのは下げればいいのですが、エンジンの回転落ちが悪いのは、
事故の元になるので注意が必要です。
高めのスピードで巡行をしている時はスロットル開度が大きくないと思います。
エンジンの回転数が落ちるのにタイムラグが大きいと危ないです。
ちなみに1シリンダーだけ回転数が高かったりするとその回転数が高いシリンダーに引っ張られて、
エンジンの回転の落ちが悪くなるなと思っています。
私の場合は明らかに同調を気にし過ぎですが、エンジンの回転落ちが悪いなと思ったら、
同調を取り直したり、スロットル低開度を気持ち濃い目にしたりすると回転の落ちが良くなったりします。
エンジンの回転落ちについては現在気にしながら確認を出来る時には確認をしている所です。
スローポートの担当辺りで濃いと落ちやすい気がします。
スローポートとアイドルポートで差異が少なければ回転の落ちが良いような気がしています。
もちろんキャブレターの同調がある程度揃っている事が前提です。
どちらにしてもエンジンの回転落ちが良いバイクはフォンフォン出来て気持ちが良いので
気にとめておいてくださいませ。
アイドリングを極端に高くせずに同調が適度に取れていれば問題はございません。
逆に回転落ちが悪くなったりアイドリングが不要に高過ぎる場合は、
上記2点について不備があるという事ですのでバイク屋さんへレッツゴーかDIYを頑張るしかありません。
FCRセッティング-キャブレターの同調作業-22/11/02【まとめ】
スロットルのグリップのワイヤリングがほどけて強く握らないとスロットルが動かない状態になってしまいました。すぐに修正をしたのですが、スロットルが空回りする分重くなったので少々手が疲れました。 気分転換に空き時間を見つけてFCRを触ったり裏山で試走をしたりしているのですけど、 非常に楽しいです。 試走やセッティング以外にも洗車などもそろそろしないといけないなと思っております。 そろそろ、寒くなるので、乗り溜めしておきたいなと思っております。 皆様もキャブレターの同調の狂いにはご注意くださいませ。 それでは楽しいFCRライフをおすごしくださいませ! シーユーアゲイン!
CBX1000のFCR同調作業の写真ギャラリー
同じ場所で同じ作業をしているので代り映えがないのですけど、 私的には毎回作業速度は速くなっているような気はします。 工具や準備の段取りも良くなったり、タンクの着脱があるので事故防止に燃料を少なめに補給したり、 毎回、何かしら変化が有るようにはしています。最近は扇風機を携帯出来る方法が思いつく事が出来たらいいなと考えています。
バキュームゲージの購入
キャブの同調には必須アイテムでございます。私のCBX1000はデイトナ製の4連を2セット購入して、 6連の状態にして使用しています。特に加工なども必要ありません。シンクロテスターが向いている車輌もございますので、バイクによって商品選択をしてください。