OVERのバックステップ-ブラックバージョンを取付
前回の投稿はバックステップとは何ぞや?から始まる購入編でしたが、 実際に取付ていってみます。 【バックステップを導入するメリット-OVERのバックステップをブラックバージョンで購入】取付までで細やかな微調整までは行いません。 先に注意点を書いておきます。 スイングアームの取り外しがあります。 センタースタンドを装備していないCBX1000は車体を吊るすなど、 作業を出来る環境を整える必要があるかもしれません。 私のCBX1000はセンタースタンドを装着しています。 何ら難しい作業はありませんでした。 スイングアームのピボット部分と、 センタースタンドのピボット部分の作業について不安があると思います。 問題はありませんでした。 センタースタンドが使えない状態で作業をされる方に対しては配慮の欠ける投稿になるかもしれません。脚立でバイクの後方を吊るか、フレームの下部に何かを敷くかなどの対応が必要になるかもしれません。バックステップを導入するメリット-OVERのバックステップをブラックバージョンで購入OVERに直接問い合わせてブラック仕様にセミオーダーして購入しました。定価プラス加工代で購入しています。ポジションが4カ所選べます。年式ごとの微妙な差異もスペーサーなどを最初から付属してあるので装着の手間も時間もさほどかかりません。
最初に説明書のチェックをします。
説明書を読んだ後に全てのパーツが梱包されているかを確認します。 OVERのバックステップのkitには年式別にスペーサーが含まれています。 不要になるスペーサーもあります。 おおむね迷うポイントがどこにどのスペーサーを使うかです。 説明書にはサイズで指定がされています。 作業中はノギスを準備して測りながら適合を調べてください。
作業前の準備
ブレーキマスターのエア抜きが必要になります。 ブレーキマスターは新品がついております。 おおむね40年物のブレーキマスターが付いていると思いますから新品を使用しましょう。 ブレーキフールドなどリヤブレーキ廻りの装着に必要な物一式を準備しておいてください。 作業方針によりますが古いブレーキフールドは先に抜いておいた方がよいかもしれません。 シャフトを外すのでウエスとパーツクリーナーを用意しておいてください。 ネジロック剤を準備しておいた方がよいかもしれません。 作業後に試走がある事を想定して塗布をしてください。 バックステップ取付の際にスペーサーに車輌別の個体差でワッシャーが必要になるかもしれません。 プラハンやシャフト取外し用に棒なども必要になります。 タンデムステップは先に外しておいてを方が作業が楽ちんです。
作業開始
前提としてCB1でセンタースタンド有での作業となります。 作用内容を書いておくと素人DIYとしてハードルが高くなるのが、 ブレーキ周りの作業だと思います。 フールドを塗装面に散らさないように細心の注意を払ってください。 1番最初にする作業はリヤブレーキマスターの取り外しです。 オイル関係の作業なので、最初に行うか途中で行うかは作戦を練っておいた方が良いです。
ノーマルステップの取り外し
センタースタンドを立てたまま取り外す事が出来ます。 スイングアームのシャフトの取り外しはセンタースタンドを立てていれば問題ありません。 重量物でもありませんし、取付手順が難しいなどもありません。 センタースタンドのシャフトはバックステップを仮付けした状態でサイドスタンドを立ててから交換します。
バックステップ取付
ノギスを使いながらスペーサーと説明書とにらめっこしながらバックステップをとりつけてください。センタースタンドのシャフト交換が前提の仮付けになります。
センタースタンドのシャフト交換
現在のままではシャフトの長さが足りませんからセンタースタンドのシャフトを交換します。 私はサイドスタンドを立てて作業しました。 新しいシャフトを入れ込みながら作業をすればセンタースタンドを立てた状態でも交換は出来るのかもしれません。私は試していません。
リヤブレーキの装着
リヤブレーキスイッチを調整して取り付けたり、エア抜きをしたりします。 簡単な作業ですが、手が届きにくいです。
最後の小作業
タンデムステップを取付けたり、シフトと連結して長さや角度を仮に調整したりする必要があります。要注意事項ですが社外品のバックステップはボルトが緩みやすいです。 1度外したボルト類はネジロックを塗布したり高目のトルクで締めて緩みのチェックを頻繁に行ってください。走行中に緩むだけなら良いですけど、脱落して行方不明になるというケースもあります。 センタースタンドを立てた状態でスムーズにシフトチェンジが出来るか確認をします。 ブレーキペダルが正しく動いてブレーキが効く事を確認します。 ブレーキランプが正しく点灯する事を確認します。 ブレーキフールドの漏れや飛び散りが無いか丹念に確認します。
OVERのバックステップ-ブラックバージョンを取付【まとめ】
ここまでの作業は何ら難しい作業ではありません。ブレーキのエア抜きが多少は不安が残るかもしれませんが、1度やってしまえば簡単だったと思います。 最後は実際に走行してみてシフトペダルの調整とステップバーの位置をチェックです。 OVERのバックステップは位置の調整が4カ所出来ます。 1度決めてしまえば頻繁に変更するような物ではありません。 これで素晴らしいバックステップライフが手に入ります。
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