CBX1000のオイル交換-エンジンは暖めてから交換する?モチュールMOTUL300V15W-50を使用

CBX1000のオイル交換 CBX1000
CBX1000メンテナンス
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CBX1000のオイル交換-エンジンは暖めてから交換する?モチュールMOTUL300V15W-50を使用

オイル交換のお話です。
作業履歴的なブログ投稿です。
私は誰かにオイル交換の仕方を習ったわけではなくてネットでやり方をみたりして作業を行っています。
DIY初心者の方などに対して書いている感が強いです。
難しい事では無いので参考程度に呼んでいただけると嬉しいです。
それではレッツスターティン!

オイル交換前にエンジンを温めるべきか?

私はエンジンを温めません。
理由はオイルがすでにオイルパンに落ちてから溜まっている状態だからです。
オイル交換をする前にエンジンを温める必要があるとサービスマニュアルは書かれています。
それはなぜでしょうか?
私の考えだとオイルレベルを正しく確認する為です。
長期間放置したバイクについても結局はオイルが落ちている状態です。
どのタイミングでエンジンを温めても同じ事です。
溜まっているオイルが抜けるのが速いか、暖めて粘度が下がったけど循環したオイルの方が短時間で抜けるのかはよく分かりません。
少なくともオイルレベルを確認する為にはエンジンをかけないといけません。

オイルレベルの見方

確認方法としては2つあります。
点検窓かフィラーキャップでレベルを計る方法です。
エンジンをかけた後に水平な所でエンジンを停止させてから計ってください。
エンジンは1度は始動しないとレベルの変化が大きいです。
CBX1000はオイルフィラーキャップでレベルを計ります。
オイルフィラーキャップは全部締め込まないで計ります。
オイル給油口に差し込むだけです。
現行車はサイドスタンドしかなくて点検窓のタイプがほとんどです。
簡単な点検方法はありません。
2人で確認するか、
レーシングスタンドを使うか、
水平ギリギリまで敷板をサイドスタンドの下に敷くか、
鏡やスマートホンを使って見るか、
のどれかになります。

オイルはどれ位の量を入れるのが良いか?

オイルを抜いた量と同程度を入れれば問題ありません。
オイルは基本的には減っても増える事はありません。
基本的以外で言うと燃料や水の混入でオイルの量が増えるかもしれません。
抜いたオイルを量れない場合がほとんどです。1リットル程度想定量より少なく新品のオイルをいれてください。
その後にエンジン始動をして軽くオイルを循環させてからオイルを少しずつ足していってください。
エンジンが掛かっている状態でオイルランプが点灯した状態はかなりオイルが少ないです。
エンジンが停止している状態でオイルランプが点灯するのは通常です。
旧車はオイルランプを信じずに必ず目視でオイルレベルを確認してください。
センサーの故障や配線のカプラーが外れている事もあります。

フィルター交換

オイル交換2回に対して1回の交換が基本です。
毎回行ってもよいです。
フィルターに付着する分のオイルとフィルター代と作業の手間が多少増えます。
大きなコストアップとは言えないので気になる方は毎回交換でも良いです。
私は2回に1回程度です。
フューエルワンなどを投入している時はオイルが異常に汚れますからフィルター交換は推奨いたします。

オイルドレンボルトのワッシャー

オイルドレンボルトのワッシャーは毎回交換です。
何度か使う事も出来ます。
費用は200円未満です。
オイル漏れの事を考えると毎回交換の方が安全かもしれません。

CBX1000のドレンボルトのサイズはM12mm X 1.50です。

オイルジョッキ

オイルジョッキを使って入れた方が断然作業の効率が良いし入れ過ぎの心配がありません。
MOTUL300Vの新品のオイルはグリーンです。
劣化が進むと黒っぽい色に変色します。
汚れで劣化しているのか、熱が加わる事によって変色しているかは不明です。
オイルは抜いたオイルと同じだけ入れれば量については問題はありません。
オイルの入れ過ぎは要注意です。

オイルの入れ過ぎは要注意!

オイルの入れ過ぎは要注意です。
オイルが上がって白煙吹いたり、クラッチの調子が悪くなったりします。
オイルを入れ過ぎるとスポイドで抜くかドレンボルトでオイルを抜くかしかありません。
オイルが少ない分には足せばよいですし、最後の確認で少なすぎると気が付きます。
オイルの入れ過ぎは限りなく手間がかかる作業です。

季節での粘度

夏は硬く、冬は柔らかくと言われています。
基本的には夏に推奨されている粘度を通年で入れていて問題ありません。
夏冬で頻繁に交換する場合は夏を1段階柔らかいオイルを入れましょう。
オイル表記で言えば
15W-50を夏に使って冬は10W-40を使ってください。
オイルの粘度は【40】と【50】の部分で考えてください。
【W】は【Winter】の意味です。
10Wと15Wでは10Wの方が冬場では優秀です。
気温がマイナス25度でもオイルの粘度が保たれている様子です。
バイクでマイナスの世界に入ると危なくて乗れたものではありません。
【W】の数値は気にしなくても大丈夫です。
そもそも気にしなくても現代のオイルで通常のバイクの使い方をするのであれば粘度で困る事はありません。

科学合成か鉱物油か?

圧倒的に科学合成油を使用する事をおすすめします。
鉱物油はガスケットを痛めないとか言われたりオイル漏れが無いと言われます。
戦前戦後程度の超ビンテージのバイクであればあてはまりますが、
1970年台以降程度のバイクでは当てはまりません。
鉱物油を使いたい場合はフューエルワンを入れた直後ですぐにオイルを交換したいなど用途に合わせて使用をしてください。
鉱物油は性能が低いというよりは劣化しやすかったり過度に温度が高まると性能が極端に下がると言われています。
私の感覚で次にレビューを書きます。
ジムカーナで競技をしていた時の話です。
鉱物油は新品を入れても帰り際にはパワー感が落ちたような感じがありました。
化学合成油は終日エンジンに変化を感じませんでした。
極端に回転数を上げるようなサーキット走行や最高速トライアルをしない限りは問題はありませんが、鉱物油はおすすめはいたしません。

お勧めのオイルは?

自社で精油出来る工場を持っているメーカーがおすすめです。
私はMOTULを使用しています。
というわけでMOTUL300Vがおすすめの銘柄でございます。
最近はシェルアドバンスドを試してみたいなとは考えています。
先日はニューテックやフックスのオイルが良いなどと人によっておすすめのオイルは違います。
総じてどれも科学合成油で10W-40か15W-50の粘度のオイルです。
リッターで3000円から4000円程度のオイルになってくると馬力も変わってくるという検証結果もある様子です。
どのオイルを選ぶかは個人の主観が強いと思います。
ギヤの入りが良いとか、油温によって性能の変化が無いとか自分自身で良いと思ったオイルが1番良いオイルです。
オイルの違いはなかなか分かりにくい物です。
多くの人から高評価を得ているオイルはやはり性能が良い傾向にあると思います。
ドレンボルトの代わりにヨシムラプログレス2のテンプセンサーを装着しています。

CBX1000のオイル交換-エンジンは暖めてから交換する?モチュールMOTUL300V15W-50を使用【まとめ】

ダラダラと書きましたが、オイルの交換はオイルを抜いて、同じ量のオイルを入れるだけです。
大事な事はオイルを切らさない事です。
オイルは多少は減る事があります。
減り過ぎたらマシントラブルです。
出先でのオイルトラブルは銘柄や粘度が違ってもよいのでホームセンターでオイルを買って足してから帰宅しましょう。
空冷のバイクはオイルの劣化が極端に速い印象を私は持っています。
オイルの粘度が下がりサラサラとした状態になります。
油膜切れを起こして大きなトラブルの元になる事も有りますのでご注意ください。

『オイルと任意保険はあとからは入れません』

それではシーユーアゲイン!

エンジンオイル一覧

エンジンオイルの一覧です。CBX1000ではモチュール300vの15w-50を使用しています。
バイクはおおむね10w-40の傾向が強いです。古いバイクと夏場は粘度高目と覚えておいてくださいませ。化学合成油や鉱物油など気にしない場合でも末尾の数字の【30】【40】【50】にはご注意ください。値段と性能は比例します。高い分にはトラブルに関しては心配はないのですが、安すぎるとなんだか不安になってしまいます。そういった点で言えば、ホンダウルトラや値段やメーカー純正な点を踏まえても使いたい候補にはあります。

モチュール

バイク用オイルと言えばモチュールの感が強いです。。人によってはモチュール以外のオイルは使いたくないという人もいます。エンジンオーバーホール済の旧車に入れている人が多いです。
OH済のエンジンはおおむね15w-50を入れていて夏なら10w-40を使ってもよいかなという感じです。
モチュール300V 15w-50 4リットル
モチュール300V 10w-40 4リットル
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ホンダ-ウルトラシリーズ

メーカ純正で安価な部類のオイル群です。G1-G4までで数字が大きいほどグレードがあがるという考え方でよいかなと思います。純正志向の方などはホンダ純正オイル以外は使いたくないという方も多いです。安価だし値段は高くないしプラス面も多いです。ホンダは少し変わっていて全体的に粘度が低めです。E1は鉱物油です。早いサイクルでの交換や鉱物油派の方におすすめです。
ウルトラ G1 5W-30 1L
ウルトラ G2 SL 10W-40 1L
ウルトラ G3 SL 10W-30 4サイクル1L
ウルトラ G4 SL 0W-30 4サイクル1L
E1 SL 10W-30 4サイクル1L

メーカーHP

ヤマルーブ

昨今、評判の良いオイル。実際に使ってみてよかったという人には数名はお会いしました。静かにファンを獲得しているような気がします。他のオイルメーカーと比べて尖ったような特徴は謳っていませんが、本当に何だか良いオイルという感じでした。プレミアムとRS4GPではRS4GPの方がグレードが高いオイルです。
ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L
ヤマルーブ RS4GP 4L 10W-40 MA2 化学合成油

ワコーズ

ワコーズ製品を使って感動を覚えた人も多いはず。ケミカルはこれをつかっておけという位は日本で普及しています。バイク用か車用かの差異はなさそうなのですが粘度などを気を付けて購入してください。
PRO-S50 プロステージS 15W-50 E245 4L

Kawasaki-冴速-冴強

粘度の違いに気を付けてご購入ください。900RSの大ヒットでシェア率もあがっているし、評判も良いオイルです。違いはオイルの粘度です。特に指定やこだわりが無い場合は、10W-40 冴速をおつかいください。
冴強 10W-50 1L×4本セット J0ELF-K011S
冴速 10W-40 4本

シェルShell-アドバンスド

自社でオイルの精錬工場を持っていて天然ガスからオイルを作っている…使ってみたことはないのですが、非常に気になるオイルです。さすがに高い…が試してはみたいです。
シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 15W-50(SN) 412233193-1
シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 10W-40(SN) 412232193-1
SHELL ADVANCE(シェルアドバンス)
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