FCRの加速ポンプダイヤフラムを交換。目視は重要。吐出総量の変化は分かりにくい

FCR-加速ポンプダイヤフラム FCR
CBX1000FCR
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FCRの加速ポンプダイヤフラムを交換。目視は重要。吐出総量の変化は分かりにくい

最近、加速ポンプについて色々とセッティングしております。
加速ポンプダイヤフラムを交換したり、吐出大タイミングを変更など色々試してみました。
走行フィーリングで言うと随分と変化を感じ取れます。
1番変化をを感じ取れるのが、加速ポンプをオフにする事でした。

↓過去記事にリンクしています↓
FCRセッティング-加速ポンプをオフにする簡単な方法

吐出タイミングもツメの調整が正確に出来ているかは不明瞭なので、
目視していました。前後の比較対象が同じ人が測定したのなら、
問題は少ないかと思います。
要するにツメを0.1㎜単位で調整するのに測定部分の爪にアールがあったりして、
測定が毎回違う状況になると思います。ざっくりとしたニュアンスでの調整なのかなと思います。
先日、ファンネルを外す機会がありましたので、加速ポンプダイヤフラムを交換してみて、
どれ位、吐出総量に変化があるか見てみました。
今回はそういうブログ投稿を書いていきます。
測定についてはしていません。目視でどれ位変化があるかとその考察について書いていきます。
必要であれば、大掛かりに書いていきますが今回は簡単な感じで考えていきます。

加速ポンプダイヤフラム交換の効果

私はFCR標準の加速ポンプダイヤフラムとKawasakiのKX250用のダイヤフラムを付け替えて試しています。加速ポンプの中央にポッチがついていて加速ポンプダイヤフラムの動きを抑制します。
どれ位変化があるかと言えば、初見だと変化が感じることが出来ます。
そして色々触ってみたりすると、スロットルの開け方など色々と疑問に思える事が増えてきます。
動画を載せる前に結論を書いておきますと目視では分かりにくいです。
ほんの0.1秒くらい燃料が出終わる速度にさがあるのかな?
見ずらいけど吐出総量に変化は有るであろうという程度です。
目で見て何かが違うと思えるのは相当に大きい量かもしれません。
ジェットニードルのストレート径は目でみても分かりません。
メインジェットに刻んである数字も最近は見えにくくなってきました。
走行フィーリングも変化したなとは思えるのですが、何とも言い難いです。
1番変化が感じ取れるのは空燃比計の数値の変化かなと思います。

YouTubeにリンクしています。

前半が標準の加速ポンプダイヤフラムです。
後半がKX250用の加速ポンプダイヤフラムです。
動画だけ見るとあまり変化は感じないかもしれません。

FCR初心者向け-スロットル操作による加速ポンプの動きを確認

①スロットルを徐々に開けた時にどんな反応をするか?
②急開した時は何秒で燃料を噴出仕切るか?
③スロットルバルブにはどうやったら燃料が直撃するか?
④セッティングマニュアルに記載されている影響範囲は正しいか?
上記4点ですけど、バイクごとの個体差やライダーのスロットルの開け方、走行フィーリングの感じ方など目視するだけで随分と感覚が違います。
また、先に見るポイントを押さえておくと見方も違ってくるとは思います。
じんわりとスロットルを開けると加速ポンプは効きません。
急開し過ぎると燃料を使い切ってしまいます。
ツメを5mm以上開いても加速ポンプはオフにはなりません。
見るだけなら誰にでも出来ます。ぜひ見てみてください。

FCRの加速ポンプダイヤフラムを交換。目視は重要。吐出総量の変化は分かりにくい【まとめ】

今回の加速ポンプダイヤフラムの比較は何となく行ったのですが、予想以上に変化が分かりにくいです。変化はしているような気はしますが動画だけ見ると気がするという程度です。
変化が分かりにくいのもありますが、スロットルの開け方でも随分と変化します。
測定方法も曖昧です。
動画をみて思う事があります。
おおむねSRなど単気筒や2気筒で加速ポンプの吐出総量が多いというウェブでの投稿をみかけますが、
そもそも加速ポンプダイヤフラムで多いとか少ないとかコントロールするような感じでは無い気がします。かなり繊細な感じのセッティングになるのかなと思います。
FCRの加速ポンプは吐出タイミングでコントロールしたり、オンオフでコントロールするのがベターな気がしています。
私の場合はハイスロットル導入のせいだと思うのですけど、急開した時のボコ付きがかなり気になっていました。その点に関して1番上手く解決できたのが吐出タイミングの調整だと思います。
また、加速ポンプは急開した時にしか燃料は吐出されていない様子です。
目視してどんな風に吐出されているかを確認するのはFCRのセッティングをしていく上で、
非常に役に立つとは思います。
例として徐々にスロットルを全開まで開けていくと吐出はほとんどされません。
エンジンが回っている時かどうかでも吸い込む勢いも違います。
こういう事って実際に目視してみないと気が付かないと思います。
目視するだけなら簡単ですから皆様も1度スロットル操作での加速ポンプの挙動を目で確認されてみる事をオススメいたします。
それでは皆様も冬用のセッティングをお楽しみくださいませ。
シーユーアゲイン!

※下部に写真ギャラリーを追加しています。

CBX1000のFCR写真ギャラリー

過去記事から抜粋しています。
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