FCR-高速道路での試走-メインジェットの様子を確認

CBX1000 FCR
CBX1000FCRツーリング
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FCR-高速道路での試走-メインジェットの様子を確認

一般道も高速道路も法定速度を守る事は必須でございます。
広島県広島市から岡山県笠岡市に行ってきました。
目的はサタデーナイトミーティングです。
今回はミーティングというバイクの集まりの内容ではなくて、
道中の高速道路でのお話です。ミーティングの様子や感想は別のブログ投稿で書きます。
昨今は高速道路を利用する車も多数いますのでバイクにもETCをおすすめいたします。割引などが目的ではなくて、財布や通行券のやり取りの手軽さについては、
お金をかけて機器をバイクに取り付けるだけの価値はあります。
と少し脱線しましたが本線に戻ってFCRのお話です。
セッティングというよりは試走で高速道路を利用したというお話です。
高速道路でバイクを触ったりすると脱落や走行不能の元になりますので試走的に高速道路を利用したお話です。高速道路はしょっちゅう使わなくても良いけれど、久々に全開までスロットルを回す機会があると現在の様子を確認するには非常に楽しかったです。
主に確認するのはスロットル全開時のMJメインジェットの様子でございます。
サービスエリアごとにASエアスクリューを回したりして様子を見ながら走ったりも出来たので、
非常に有意義でございました。

現在のセッティングは

SJ-42
PS-2.20分戻し
AS-2.10分戻し
JN-90FXM#2
MJ-128
ウオタニ点火時期【1】
加速ポンプダイヤフラムはKLX250で
吐出タイミングは10mm

です。

MJメインジェットの様子を見る。

スピードは法定速度を遵守です。
ギヤを3速、4速、5速という風に見ながらスロットルを全開にします。
CBX1000は5速までの車輌です。
3速と4速はピーキーに加速してくれます。5速になるとある程度スピードが乗るまでは気持ち良い加速をしてくれませんが、徐々に最高速を伸ばしながら加速してくれる感じです。
それでいて、スロットルを全開のまま固定して空燃比計の数値が落ち着くまで見ます。
パーシャルになるまで見ます。パーシャル=加速が落ち着く領域です。
開けると薄くなるので、パーシャルで11台位が良いのかなと思っています。
この辺りになると具体的に数値でどうのこうのというよりも自身で体感して、
MJを決めるのが良いと思います。
現在のMJが良いと思ったらそれが正解のひとつではありますが、
MJの番手を交換してbeforeとafterの比較をして良し悪しを判断した方がよいです。
俗に言うABテスト。
何度かMJを交換した経験があってマシンの最高に近い状態を知っているとABテストをしなくても精度はあがるとは思います。
今回の私のCBX1000の調子はMJの交換は必要はなさそうだけど、MJを128から125か122に変更して、
よりよくなるか試してみたいなというのが試走して思った事です。
セッティングをする時に空燃比計の数値に左右をされない方が良いのですが、
ジェットの番手を変える時に薄い方に振るか、濃い方に振るか?
という点については一つの指針として捉える事が出来ます。
乗っただけですぐに濃い薄いが分かるような状態であれば調子が悪いバイクです。
ジェットを交換する事でよりよくなるかもしれない…と思える状態は、
濃い薄いどちらにジェットを振ればよいか分かりにくいと思います。
また、その状態だと現在の状況が正解の可能性も高いです。
MJはスロットル全開時を支配しているジェットですが、MJを変えることによって、
スロットル開度1/2あたりの吹け上がりも随分と変わります。私はサーキットユースではないので、
最高速を追い求めるよりも一般道の山道で吹け上がりや加速感を楽しみたいので自分なりには濃い目のMJを選択するようにしています。おおむね番手の大き目のMJを入れている方が吹け上がりは良いような気はします。もちろんJNジェットニードルとの絡みもありますけど、単純に今のセッティングでMJだけを変えて比較する場合はMJを大きくした方が加速感が良くなる事が多いです。
どちらにしてもJNとMJを同時に変更するのではなくて、片方を変更して様子をみて、また何か一つ交換して様子を見るの積み重ねかなと思います。

高速道路サービスエリアにて

2輪用のスペースもあるのですが、込み合っていない場所なので敷地の隅に停めてASを触ったりという状況です。2輪用のスペースで作業をしたりすると明らかに邪魔なので、隅に停めてささっとスクリューを触って出発でございます。隅に停めたりするのも曜日や込み具合のTPOを確認して、無理そうならさっさと退散した方がよいです。
※周りに誰もいないスペースで車の通りについても明らかに邪魔にならない場所で撮影しています。

FCR-高速道路での試走-メインジェットの様子を確認【まとめ】

高速道路は試走するだけなら非常に楽しめるスポットです。都心などでは難しいかもしれませんが、
人口が多いような場所から離れた高速道路であれば安全にバイクを走行できます。
路面の状態や突発的な飛び出しも基本的にはないです。
また、直線が延々と続くので走行の感じを見るのには適しています。
意識的にも一般道と気にする部分が違ってくるのが大きいです。
逆にデメリットもあって、走行不能になると非常にまずいので、分解は出来ないです。
というかしない方がよいです。本当に走るだけです。
高速道路で走る前も脱落がないか?など、軽目には走行して確認しておいた方がよいなとは思います。
今回の走行もエアスクリューは触りましたが、タンクを外したりボルト類を触るような事はしていません。一般道ならすぐに止まってボルトの締めや荷物などの装備の様子は確認出来るのですが、
高速道路の場合はそういうわけにはいきません。
緊急事態用に路側帯がありますけど、使って当たり前というのも考え方的にはまずいかなと思います。
高速道路は試走をしてその感想を自分の中にフィードバックする場所かなと思います。
皆様もFCRのセッティングがそろそろ絶好調かな?と思えるようになった段階で高速道路を利用をしてみると面白いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは皆様も事故にはお気をつけてバイクライフをお楽しみくださいませ!
シーユーアゲイン!
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