FCRのセッティングをしてはならない-ツーリング前には御法度

CBX1000-FCR FCR
CBX1000FCRメンテナンス
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FCRのセッティングをしてはならない-ツーリング前には御法度

本日は岡山に向けて走る予定にしております。
笠岡ベイファームに向かいます。
FCR大好きライダーの皆様はセッティング出来るしグッドですね~。
と思われるかもしれません。
私もそう思うのですが、本日はぐっとこらえて何もせずに走ろうと思います。
理由は遠出をする時は下手なマシントラブルを起こす要因は排除しておいた方が良いからです。
近場でトラブルが起きる事想定で走るのと遠出してトラブルを起こす事はトラブル対処の重みが全然違います。基本的にタイヤ交換にしてもどんな作業をするにしても何かを交換するという事は、
一時的にでも調子よく走っていた状態から走れない状態にする事になります。
走れない状態から以前より調子よく走れる状態や以前より耐久力の高い状態にする事がメンテナンスです。試走を含めれない状態でメンテナンスすると思わぬ落とし穴があったりするので、
今回はSJを変更して広島から岡山に向かいたかったのですが、
ぐっとこらえて高速のSAなどでASを触る程度にしておきます。

SJはトラブルリスクが高いジェットの交換

SJはキャブをバイクから外して、キャブをひっくり返してチャンバーパッキンを外してと、
結構な作業工程が含まれます。道の駅など出先で交換するのも少々気が引けます。
オーバーフローやチャンバーパッキンからのガソリン漏れなどのリスクも伴います。
慣れると走行不能とまではいきませんが、やはり慣れていても復旧にはそこそこ時間がかかります。
今回はSJを交換してASの調整をしたかったのですが、トラブルの元になる可能性が0ではありませんのでぐっとこらえた次第でございます。調子が悪くて元に戻すのも作業的には少々時間がかかる項目です。
キャブの着脱が絡むと同調を取り直したり、スロットルワイヤーの張りを見たりなど付随する作業もありますので長距離のツーリングでの大掛かりになるセッティングは避けた方がよろしかと思います。

FCR初心者向け-予備パーツは必ずお持ちください。

JNのクリップと10と8のスパナASの調整用のドライバーなどはコンパクトにまとめて車輌に常に積んでおくことをオススメいたします。理由はJNのクリップとASは停車時に触っても走行に支障はほとんどありません。むしろクリップやボルトナットの紛失にのみ注意をしておけばよいです。
また、10と8のスパナでスロットルワイヤーの張りなどを調整してみるのもありかなと思います。
自分の試走だけのシチェーションとマスツーリングなどのシチェーションでは走行のペースが違ってきます。そういった時に少々でもバイクを触れる状態をつくっておくのは良い事だと思います。
大事な事はやり過ぎない事でございます。

出先で触ってもよいFCRのセッティング

ASエアスクリューとPSパイロットスクリューはどこで触っても問題はないと思います。
むしろきになったらすぐに触った方がよいと思います。
JNジェットニードルのクリップやJN自体は出先で交換しても問題はないと思います。
変更したら効果が分かりやすいものですし、むしろ試走を頻繁に混ぜながら行うものかなと思います。
MJメインジェットも試走を混ぜながら出先で交換してもよいと思いますが、
車輌によってはキャブの着脱が含まれたり、チャンバーのドレンボルトを外さないといけないので、
必ずガソリンがこぼれます。ガソリン関係にアクセスする時は準備をしてから走るか、近場の方が吉かなと私は思います。

FCRのセッティングをしてはならない-ツーリング前には御法度【まとめ】

前回は夕方から夜にかけてバイクで走ろうとしていてヘッドライトが点かないというトラブルに見舞われました。何ら大したトラブルではないのですけど、出先だと工具や作業スペースも無いので簡単には直せませんでした。その他にも気合を入れて前日にJNのクリップ段数を触ったのはよいけど、ある一定のスロットル開度が調子が悪くなるなど、長時間試走をしないと分からないような事がらもあります。
という事で今回はぐっとこらえて一人で長距離ソロツーリングを楽しんでこようと思います。
無事故で帰る事を意識して走ろうと思います。
皆様もツーリング前のメンテナンスは不要なトラブルを引き起こさない程度におきをつけくださいませ。
それではシーユーアゲイン!

※下部に写真があります。

CBX1000の写真

本日、着脱しようとしましたがぐっとこらえて、写真のみ取って終了。
ガソリンを注ぐときにタイヤの空気圧を見る程度で終わりです。
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