FCR-オーバーフロー直し方

cbx1000-fcrFCR
CBX1000FCRメンテナンス
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FCR-オーバーフロー直し方

FCRのオーバーフロー。キャブからガソリンが駄々洩れになる症状です。
分解したところとかは後半に書いていきます。
先に直し方を書いておきます。
①FCRを叩く、揺らす。
②1度ドレンボルトからガソリンを抜いてフロートを動かす。
③燃料ラインにパーツクリーナーを吹きかけて清掃。
④ゴムパッキンの交換
⑤FCRのOH

通常①~③で収まります。ざっくりと書いているので、これで完璧ではないのですけど、
オーバーフローはキャブの動作としては壊れているのではなく、ゴミが詰まった時の、
正しい動作なので、ゴミがどこに詰まるか?
などを押さえておけば突発的なトラブルでも対処できる可能性があがります。
※正しい動作というよりは正しく動いていて劣化が無いものであれば、オーバーフローしたら、
フロートバルブだけ見れば高確率で収まります。
長期間放置されているバイクでない限り9割型はキャブが壊れているのではなく、
小さなごみが詰まっているだけです。
FCR以外の他のキャブでも同様の事が言えるケースが多いので、突発的なオーバーフローに、
なった時の対処法や知識は古いバイク旧車の部類に入る車輛にお乗りの方は、
知っておいて得する事の方が多いです。
仕組み的な物を事前に知っておくと対処したり初めて分解したりする時に役に立ちます。
また、キャブ仕様のバイクに乗られている方は概ね20年以上経過しているバイクがほとんどの
状態です。1度でよいので、キャブの底部分のチャンバーの外し方を確認しておくか、
試しに開けてみてください。その際はコックをオフにしてくださいませ。
今回は③までは書いておきます。④⑤については事前にパーツの注文が必要だったり、
しますので機会があれば、また投稿いたします。
ちなみにFCRはノーオーバーホールでセッティングを極端に変えなくても、
数年、数千kmの走行はトラブル無しで走れました。フロートバルブ周りを書いておきます。
単語などを知ると別途調べたりする事が出来るので他の先人達が書いてくださった情報なども、
ご参照してくださいませ。

FCR-フロートバルブ

キャブのオーバーフローはFCRならおおむねエアベントから、ガソリンが漏れる状態です。コックをオフにしない限り、永遠とガソリンが噴き出す状態になります。ゴミの詰まり方によってはかなり勢いよくガソリンが出て来ます。
1つの原因しかないように書いていますけど、色々な原因があります。
しかし、9割がたフロートバルブにゴミが付着した事前提で記載しています。
まず、フロートチャンバーとフロートバルブだけでも覚えておいてくださいませ。
FCRの燃料を貯めておくところ一番下のパーツをフロートチャンバーといいます。
フロートバルブは燃料がフロートチャンバーに燃料が溜まったら、
燃料ラインからの燃料供給を停めてくれる栓の役目をしています。
フロートバルブが閉まる時に小さなゴミが付着すると、燃料ラインを上手く閉じる事が出来ないので、ガソリンが噴き出します。それがオーバーフローの原因です。
ちなみに寿命や交換時期は私には不明ですけど、一応20年変えてなくても大丈夫な車輌もありますが、キャブを着脱して外す機会があれば、その時にでもついでに交換すればよいと思います。
値段もそんなに高い物ではありませんし、SJスロージェットを変えるような手間程度です。
調整などは油面の高さを揃える程度です。
油面の高さは究極まで、揃えると大変ですけど、マニュアルの指定も精度が高い調整を、
するような記載にはなっていませんので、交換前に高さを1つ測っておいて、
交換後に全ての気筒で揃えるなどの程度で走行に支障はないと思います。
ちなみに油面はオーバーフローをしない位で出来るだけ高く設定していた方がよいと思っております。
フロートバルブ
FCR-フロートバルブ
FCR-フロートバルブ
フロートバルブが入っている位置でございます。何かを隠しているのではなくて、単純にピンボケと撮影忘れでございます。
フロートバルブの先端の黒い部分が硬化したり、削れたりすると寿命です。
フロートバルブの後ろ側のスプリングがへ立った場合も寿命です。
フロートバルブの先端の黒い部分にゴミが付着したら、オーバーフローを引き起こす確率が上がります。通常の使用で壊れたり削れたりするような物ではないです。値段もしないものですし、
付近を触る事があれば、数年に1回程度は交換した方が精神衛生の上ではよろしいかと思います。

YouTubeにて動作の確認

キャブを逆さまにした状態です。パーツクリーナーをフューエルらいんから吹き込んでます。
フロートバルブから燃料が漏れれば、フロートバルブは機能していない事になります。
フロート(白い部分)を手で動かした時にガソリンが出るという想定です。チャンバーを取り付けると目視でフューエルラインは正常か?という点が分かりませんので、動作チェックの一例として。
その他にもフロートがちゃんと動いているか?など、確認する事はありますけど、フロートバルブが正しく動いているか?という点が一番確認しずらいのではないかと思います。

FCR-初心者向け燃費

先ほど油面の事に触れました。油面やジェットの濃い薄い、加速ポンプの量が多い少ないなど、
燃費に影響しそうな話をしていると思います。
私が現在思っていることですけど、セッティングで燃費が変わるのではなくて、
セッティングの結果によって、走り方が変わって燃費が変化すると思っています。
加速に重きを置くとスロットルを安定させたパーシャルの状態で濃い比率の燃料になります。
パーシャルの状態で安定させたセッティングにすると、スロットルをちょっとずつしか、
開けれない燃費仕様のバイクになります。
FCRはレーシングキャブなので、加速した時にパワー感があって吹け上がりのがベストだと思います。
上記の記載が全てではないと思いますけど、要は乗り方かなと思っています。
インジェクションのように計算して、燃料をエンジンに与えるようにしないと、
FCRで極端に燃費をよくするのは難しいのかなと思っています。
キャブのセッティングが素晴らしいバイクは燃費が良くなる!
と雑誌などで記載があるのは、エンジンを不必要に回して不要な燃料供給が少なくなっている為だと思われます。

FCRキャブの写真

フロートやフロートバルブが絡むような写真です。まめに写真を撮っているつもりだったのですけど、参考になる所まで一歩足りないような写真ばかりで大変申し訳ありません。
フロートチャンバーを外すときはキャブも着脱して、フロートチャンバーパッキンなどが正しく取り付けられているか?チェックしてから、キャブを取り付けた方が安全です。フロートチャンバーパッキンから燃料漏れを起こすケースもありますけど、取り付けが綺麗に出来ていない事が原因もありますので、ご留意くださいませ。

FCR-オーバーフロー直し方【まとめ】

ざっくりと書いていますけど、何となく参考になった方もいるのではないかなと思います。
エアベントはどれか?ドレンボルトはどれか?など、事細かには書いていませんけど、
ご自身で作業をされる気がある方や、関連するような部分で悩みを抱えておられる方は、
ある程度は想像しながら読めたのではないかなと思います。
自分の履歴や文章にすることによって再確認の為に書いています。
私のようなサンデーメカニック級の目線で試行錯誤しながら書く文章と、百戦錬磨のプロが書く文章では、多少なりとも感じ方や表現は違うとは思います。冒頭で叩いてみたら直る!
という風に書いておりますが、仕組みをしていて叩いたり、揺すったりするのでは、
トラブルシューティングの品質が違うとは思います。FCRでスロージェットを触ったりすると、
遭遇しやすいトラブルだと思います。私は外で作業をすることが多いので、
知らない間にゴミが入ったり、キャブの外側に付着していたゴミが混入したりなどはあり得ます。
現在は気になったらFCRはすぐに触るようにしているので、今回の反省点として、
写真が少ない点などを踏まえて、また投稿したいと思います。
それではシーユーアゲイン!
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