FCRセッティング-同調を取り直してからASを調整22/10/01
明日、マスツーリングに参加予定です。
先々月、メンテナンス不足で、SaturdayNightミーティングに参加出来ませんでした。
原因はヘッドライトの転倒不備でした。前日にメンテナンスか試走をすればあっさりと解決出来た項目でした。猛省しております。というわけで、FCRを派手にバラバラにするというよりは今週中にちょこちょこと進めているSJの交換後の試走の続きをして参りました。
どちらかと言えば、冷間時の始動性を見たかったというのが1番大きな目的です。
CBX1000を触ったり、試走をする事によって何かトラブルなども事前に見つける事が出来ます。
トラブルの大体の原因はカプラーが外れたりボルトナットが緩んでいたり、空気圧が低かったり、
ガス欠になっていたりと多岐に渡りますが、試走をすれば気が付くようなことがほとんどです。
バッテリーが弱くなっていても事前に充電すればよいですし、バッテリーが寿命なら急にこなくても、
今までに兆候はあると思います。
大事な事は元々トラブルなく動いていたものが急に壊れる事は少ないということです。
もっとまずいトラブルの原因は調子よく動いていたバイクを分解したから動かなくなったという事例です。こうなってくるとメンテナンスをしたというよりは自分で自らバイクを壊したという状態になってしまいます。メンテナンスでなく自分でバイクを壊した!という寂しい状況になってしまいます。
事前にバどこのメンテナンスをするか決めてから準備物を用意してバイクを分解するようにすれば、
仮にトラブルでバイクが動かなくなっても復旧までは早いと思います。本当に最悪なケースは自分でバイクを壊した事に気が付かなかったというケースでございます。
ベテランの方でも過去にそういった事例を自分自身で作ってしまったという方も少なくないと思います。私もこうやって文章を書いていますが、割とやらかしています。
気が付いて直して振り返ると完全に自分に原因がある事だったり、予想出来る事で手抜きをしたり、確認を怠ったりというケースが全てです。
それでは前書きが長くなりましたが、本日の作業内容をざっくりと記載します。
本日の作業内容
同調をスロットルストップスクリューでのみ触って確認しました。
ASエアスクリューを5分戻しました。
PSパイロットスクリューを15分ずつ開け閉めして変化を確認しました。
エンジンの始動性に変化はありましたが、結果として触る前から変更をしていません。
試走をしてファンネルとラムエアを取り付けました。
ラムエアにオイルを塗布しました。
スロットルワイヤー遊び優先よりは戻りの強さを優先して調整しました。
燃料を補給しました。
タイヤの空気圧を確認しました。
コルサコルタのコルサロードクラシックで前2.0kpa、後2.3kpaです。
フロントフォークの空気圧を確認しました。
0.6kpaです。フロントフォークオイルが少し漏れたので残念な気持ちになりました。
アッパーカウルの取付ボルトを増し締めしました。サイドミラーの角度を確認調整しました。
ざっくりと思いつく限り箇条書きにしましたが、
ほぼほぼ、確認などが多いです。
スクリューや同調などは何度か繰り返すことで精度が上がってくると私は考えています。段々と回数を繰り返す事によって触る時間や場所も少なくなってくると思います。
FCRについては結果としてはASを5分戻しただけなので何もしていなに近いですし、
1時間も触っていないと思います。
概ねファンネルを取り付けたり、ラムエアを取り付けたりと作業中でやっていなかった項目を消化してFCRのセッティング作業を終えたという感でございます。
皆様も派手な分解はツーリング予定がある場合はお控えくださいませ。
走行不能になると残念過ぎて笑いしかでなくなってしまいます。
FCR初心者向け-事前にセッティングマニュアルを読んで準備。作業履歴を残す
ガムシャラに触る前にどこをどんな風に触って目的を考えておいてください。
結果も想像しておいてください。FCRのセッティングは千ティングを出すというよりは、
前回のセッティングと比べて良くなったか?悪くなったか?の繰り返しです。
最初にセッティングマニュアルの影響範囲をチェックしておくことや、
今日はどこを触るか?分解はどこまでするか?などを考えておくだけで作業効率やセッティングの精度はあがります。私は基本的にはセッティングの履歴をスマホからグーグルスプレッドに記載しています。昨日行ったセッティングの記憶さえ怪しいので履歴を残しておくことは非常に重要でございます。
FCRセッティング-同調を取り直してからASを調整22/10/01【まとめ】
今回はセッティングをしたというよりは試走をして軽めにメンテナンスをしたというような状況でございます。特に何かを変更したようなわけではありません。
むしろ試走を交えたメンテナンスという言い方が正しいかもしれません。
ファンネルやラムエアを取り付けずにASエアスクリューにアクセスしやすいような状態にしていた点を解消しております。要するに今回のフェーズのセッティングは終了ということです。
1週間小分けにして行いましたけど、エンジンの冷間時始動確認が含まれると日を分けてゆっくりとセッティングしても良いなと思いました。エンジンかけて様子を確認している最中に温まってしまうので、何回も細かく確認がしにくいです。
最近は走る物楽しいのですが、メンテナンスしたり、洗車したりするのも非常に楽しいです。
壊れていない状態のバイクをペタペタと触れるのは幸せな事なのだろうなと思います。
それでは皆様も楽しくDIYライフをお過ごしくださいませ。
それではシーユーアゲイン!
※下部に作業写真を添付します。
CBX1000のFCRセッティングの作業写真
洗車したり軽めに分解したりと色々しました。翌日にトラブルを起こすと面倒なのでETCと燃料も入れておきました。土曜日の晴れた日にメンテナンスするのは非常に楽しかったです。