フレームマウントのカウル取付費用-CBX400Fインテグラ取付の場合
ヤフオクでCB750F用のカウルが出品されていたり、CBX1000に取り付けていたカウルが出品されているのを目撃しました。買うだけで終わりでは無いので、何が必要で買った後に何をすればよいかなどの参考になればよいなと思いながら今回のブログを書きます。 フレームマウントのカウルは買った後にDIYだけで取り付けて終了という作業ではございません。 カウルを購入した後に加工などもかなり工数が必要になります。 取り付けるだけ良ければ非常に簡単でございます。 ワンオフの場合ですが、ボルトオンで取り付ける事が出来て塗装が美しい状態なら20万円を超えて購入してもよいかもしれません。汎用品ならもっと安価では購入出来るとは思います。 今年の最初にCBX1000にフレームマウントのアッパーカウルを取付した点を踏まえて費用的な面も含めてざっくりとご案内いたします。 私の場合は総額で10万円はかかっていませんが工賃や加工費が抑えられている点と自分でプロデュースしている点と時間をゆっくり使っている点で費用が安く済んでいます。
詳細な費用について記載します。
加工費と購入費を分けて記載します。 これからチャレンジしてみたい方には概ね必要な物などが見えてくると思います。
購入費用
詳細と言っても大体この項目はこれ位だったという程度の費用になります。 ・CBX400Fインテグラカウルジャンク購入費用 15000円 ・CBX1000後期型ステー 12000円 ・CBX400Fインテグラカウル用リビルドスクリーン(新品) 12000円 ・カウル取付用の補助ステー各種(ホームセンターで購入) 5000円 ・ボルトナット各種(ホームセンターやバイク用品で購入) ラバーなども含めて大量に購入 7000円 合計:49000円
加工費用
・ステーの溶接加工(小加工です。) 10000円 ・塗装費用(タンクなども含めて外装一式) 100000円 ・レンタルピット仕様 8000円 合計:118000円
総合計
購入費用:49000円 加工費用:118000円 総合計:167000円 カウルの塗装代金は外装一式を塗装する際に一緒にお願いしているので価格不明ですが、 カウル単体で修正なども含めると半額でも50000円程度かなと思います。 フレームマウントのカウルを美しい状態で取付しようとすると外装一式の全体的な塗装も必要になってくると思います。ネイキッドバイクでの塗装を考えておられる方がいたしたら、カウルを取り付ける事を想定して塗装依頼をされるのも考え方の一つかもしれません。 また、ベースのカウルを購入する際は少し綺麗な程度でもリペイントするなら、商品の状態はあまり関係はないと思います。ここに工賃や取付ステーの作成費が入ってくるとかなりの費用になると思います。ざっくりと工賃で言えば40000円x3日としても12万円、 もしも汎用のステーが使えない場合はステーの作成費用はワンオフだと15万円以上するかもしれませんので何とも言えません。汎用品を購入して自信の車輌に取り付け出来るように小加工するのが現実的です。小加工の場合だと溶接1か所で計算か拘束時間での計算になると思います。汎用ステーの購入費用が50000円位だと思います。 現実的な数字として、ショップに頼む場合は工賃と汎用ステーの購入費用が追加になってプラス17万円程度かなと思います。 合わせて 337000円 少なく見積もっての数値です。塗装大や加工費は言い値の世界なので、高くなったり安くなったりはあります。しかし、バイクについては需要と供給のバランスが崩れてきていて作業する方の需要が高いのであまり安くはならないと思います。 加工や取付は自分でも出来る項目です。 自分で出来る部分をお金で解決するか自分で解決するかのどちらかになります。 少なくとも最初に提示した、 総合計:167000円 は塗装代の点でプラスが発生する点以外では精度はまずまずな金額だと思います。 追加して書けば、塗装が無い場合でステーが安く購入出来るのであれば、 67000円程度でフレームマウントのカウルをバイクに装着出来るという事になります。
費用が分かれるポイント
カウルを取付けたり、塗装したりは珍しいカスタムではないので、 項目ごとに切り分けて見積もりをして貰うと明瞭な金額を提出してもらえます。 不明瞭な回答をする業者は避けた方が良いです。 塗装代がいくらかかるかによる点は大きいです。 どうせ費用がかかるならオリジナルペイントにしてもらったりと色々楽しく考える物ありです。 塗装屋さんについては、いくらかかるか分からないなどと不明瞭な答えはないと思いますが、 イラストや参考写真など自分の意思を明瞭に伝える準備をして話を進めると職人さんも助かります。 色番手のカタログ指定やステッカーの購入や選定なども聞かれると思います。 取付ステーについては専用品があるか?汎用品が使えるか?完全ワンオフか? このあたりでかなり費用が分かれます。完全ワンオフのステーは耐久性が低かったり、 どこかに欠点を抱えるケースが多いです。作る側の問題というよりはテストがあまり出来ない物なので、そういった物だとおもうしかありません。例としては振動による溶接部のクラックだと思います。溶接部でなくてもカウルが割れたりも考えられます。ワンオフをする時にはその辺のデメリットについても説明をしてくれると思います。 作業工賃についてですが、専用品を使う以外の場合は割とおおがかりだったり、 小加工が必要な事を前提で作業を進めた方がよいです。ヘッドライトやメーター周りを派手に分解する必要があります。この辺りも自分で作業をするかどうかで費用が大きく分かれます。 素人の私がCBX1000について作業で欲しい時間は取付とテストで3日程度です。 例が少ないバイクだともっと時間がかかるケースもあると思います。単純に取付けるだけでなくて、 ちゃんと走れる状態になるかや各部の干渉もチェックする必要があります。 例としてハンドルの切れ角やメーターの取付でワンオフステーの作成が必要なケースも考えられます。
ハンドルマウントのビキニカウルはイージーです。
ネイキッドバイクにフレームマウントのカウルの取付について小難しく書いていますが、実際にフレームマウントのカウルを取付ける場合は難易度が高い場合があります。しかし、ハンドルマウントのカウルを取付ける場合は難易度はかなり下がると思います。そしてフレームマウントでカウルを取付けた時は取外しにも労力や再加工が必要な場合も想定出来ます。という点で気軽にカウルを取付けたいというならハンドルマウントのカウルもありかなと思います。大きなカウルを取付けにくいという点がハンドルマウントのデメリットだとは思います。
自分でプロデュースする事は大事
一番費用が掛かるやり方は、カスタムショップに提案をさせてそれが良いか悪いかをオーナーが判定するという事です。クリエイティブな領域になるとプロデュースについても費用は発生します。 考えて貰ったことに関して対価を払わなかったり、ショップも請求に起こしにくい項目なので、 曖昧な依頼を受けての作業は工賃が高かったり、断られたりするケースもあります。 オリジナリティの高い塗装や、通常ではカウルを取付けないバイクでの作業はやって欲しい事をイラストに描いたりと明瞭にしてから作業を進める事が大切です。 ちなみに私のCBX1000のカウルについてはラインはオリジナルです。 カウルの形状についても変更しています。 イラストを描いて塗装屋さんにお願いしました。 イラストを描いて進めました。ウインカーの位置も行き当たりばったりで決めているわけではなくて、最初に予定していた通りの場所にステーを増設して取り付けています。 CB-F系のウインカーの取付位置はオイルクーラーの左右辺りになります。
フレームマウントのカウル取付費用-CBX400Fインテグラ取付の場合【まとめ】
改めて費用を書き出してみたり、頭の中を整理しながら色々書いていると、 バイクのカスタムをお店に依頼するのってかなり費用が掛かる事だなと思いました。 上記していますが、フレームマウントのカウルの取付を一切合切お店に依頼して30万円程度なら格安。50万円程度までなら費用としては掛かるのかなと思えます。 私の場合はカウルを取り付けたというよりは外装一式をリペイントしてカウルを取り付けて167000円程度でした。ヤフオクなどで古いカウルが出品されているケースがあります。 流用改などを考えられている方などは費用面や加工について参考になれば良いなと思います。 ※下部に写真を掲載しておきます。
カウルの取付や加工に関わる写真
過去記事から写真を抜粋して掲載します。
エンジンオイル一覧
エンジンオイルの一覧です。CBX1000ではモチュール300vの15w-50を使用しています。 バイクはおおむね10w-40の傾向が強いです。古いバイクと夏場は粘度高目と覚えておいてくださいませ。化学合成油や鉱物油など気にしない場合でも末尾の数字の【30】【40】【50】にはご注意ください。値段と性能は比例します。高い分にはトラブルに関しては心配はないのですが、安すぎるとなんだか不安になってしまいます。そういった点で言えば、ホンダウルトラや値段やメーカー純正な点を踏まえても使いたい候補にはあります。
モチュール
バイク用オイルと言えばモチュールの感が強いです。。人によってはモチュール以外のオイルは使いたくないという人もいます。エンジンオーバーホール済の旧車に入れている人が多いです。 OH済のエンジンはおおむね15w-50を入れていて夏なら10w-40を使ってもよいかなという感じです。 モチュール300V 15w-50 4リットル モチュール300V 10w-40 4リットル
ホンダ-ウルトラシリーズ
メーカ純正で安価な部類のオイル群です。G1-G4までで数字が大きいほどグレードがあがるという考え方でよいかなと思います。純正志向の方などはホンダ純正オイル以外は使いたくないという方も多いです。安価だし値段は高くないしプラス面も多いです。ホンダは少し変わっていて全体的に粘度が低めです。E1は鉱物油です。早いサイクルでの交換や鉱物油派の方におすすめです。 ウルトラ G1 5W-30 1L ウルトラ G2 SL 10W-40 1L ウルトラ G3 SL 10W-30 4サイクル1L ウルトラ G4 SL 0W-30 4サイクル1L E1 SL 10W-30 4サイクル1L メーカーHP
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ポチップ
ヤマルーブ
昨今、評判の良いオイル。実際に使ってみてよかったという人には数名はお会いしました。静かにファンを獲得しているような気がします。他のオイルメーカーと比べて尖ったような特徴は謳っていませんが、本当に何だか良いオイルという感じでした。プレミアムとRS4GPではRS4GPの方がグレードが高いオイルです。 ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L ヤマルーブ RS4GP 4L 10W-40 MA2 化学合成油
ワコーズ
ワコーズ製品を使って感動を覚えた人も多いはず。ケミカルはこれをつかっておけという位は日本で普及しています。バイク用か車用かの差異はなさそうなのですが粘度などを気を付けて購入してください。 PRO-S50 プロステージS 15W-50 E245 4L
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Kawasaki-冴速-冴強
粘度の違いに気を付けてご購入ください。900RSの大ヒットでシェア率もあがっているし、評判も良いオイルです。違いはオイルの粘度です。特に指定やこだわりが無い場合は、10W-40 冴速をおつかいください。 冴強 10W-50 1L×4本セット J0ELF-K011S 冴速 10W-40 4本
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シェルShell-アドバンスド
自社でオイルの精錬工場を持っていて天然ガスからオイルを作っている…使ってみたことはないのですが、非常に気になるオイルです。さすがに高い…が試してはみたいです。 シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 15W-50(SN) 412233193-1 シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 10W-40(SN) 412232193-1
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