FCRセッティング-スロットル開度1/16をストレート径とスロージェットで決める

CBX1000 FCR
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FCRセッティング-スロットル開度1/16をストレート径とスロージェットで決める

数年前に購入していてほぼ使っていなかったJNジェットニードルを使った時のお話です。
タイトルにはスロットル開度1/16とありますが、1/8も含めて低開度辺りのお話です。
先日、過去のSJとJNのストレート径の変更について過去ログを見返しました。
過去の私と現在の私は経験値が違うので記入してある事の正確さや精度は異なります。
見返して思った事はスロージェットのサイズとストレート径はかなり関係があるなと、
思えました。今回はその辺を書いていこうかなと思います。
私のCBX1000の初期セッティングは
SJスロージェット-42
JNジェットニードル-90FTM(クリップ段数不明)
という組み合わせでした。
初めて購入したJNは90FTNでストレート径を【M】→【N】に変更したジェットニードルです。
手元にジェットニードルが複数種類があるわけではなかったので、
1番手変える変化の大きさが分かりませんでした。
そこから連続して
90FTQ、90FTR、90FTS
と購入していきました。
そこからSJを順番に変えていったり、クリップ段数を変えまくったりして、
現在はなんとなくではありますが、自分の好みのセッティングをしております。
私の好みは雑なスロットルワークで加速感があるFCRが好きです。
本題はストレート径とスロージェットのお話です。
それではレッツスターティン!

ASエアスクリューとPSパイロットスクリューは調整の為にある

ASエアスクリューとPSパイロットスクリューでセッティングをするというと少し変だなと思います。
スロットル低開度のセッティングの微調整であるようなスクリューだなと思っています。
現在の私はスロットル低開度での濃い薄いの帳尻を合わせる為にあると思っています。
多分誰が触っても似たような戻し位置になるのではないかと思います。
スロージェットとストレート径でアイドリングからスロットル1/4程度までの大まかなセッティングをしておいてそれからスクリューを触って適正な状態にするという手順だと思います。

ジェットニードルのストレート径を変更したらスロージェットも交換する

現在の私はジェットニードルのストレート径は極端に変更しない方が良いような気がしています。
ある程度ストレスなく走行できる状態という前提です。
ストレート径は1番手変えてもある程度は変化があるように感じます。
変化を見たいなら2番手程度変えればよいと思います。
1か所だけ変更した場合でも、その変更した部分の影響範囲以外にも色々とセッティングの状況は変わります。本題ですが、先日ジェットニードルのストレート径を1番手だけ薄い方向に変更しました。
JN-90FTM#1
SJ-48
→
90FTN#1
SJ-48

この変更がすこぶる良かったです。
アイドリングからスロットル開度1/8の辺りを注力してジェットを交換しました。
過去ログを見ても
JN-90FTS#2
SJ-52
の評価が高かったです。
というわけで、ストレート径を2番手から3番手薄く変更したSJも1番手濃い方向に変更する程度が良いのかなと思えます。ストレート径を4番手変更したらSJも2番手変更すれば良いというような比例的な話ではないです。
スロットル低開度のセッティングはSJをおおまかに決めておいて、ジェットニードルのストレート径で微調整をするのがベターな手法なのだろうなと考えています。
スロージェットの変更で変化する割合が大で、ストレート径で変更する割合が中。
その他のスクリューやクリップ段数で変化する割合が小か極小という程度で現在は考えています。
スロットル低開度は細かく調整出来ると聞こえは良いのですけど、細かく調整する事が必須だとは思います。

スロットル開度1/16-パイロットスクリューの担当が切れた辺り

アイドリングはSJとパイロットスクリューでおおまかに調整してエンジンの始動性をメインに調整しています。空燃比計をを搭載しているので、おおむね12.5~13程度に収まるようにしています。
少しスロットル開度を開けたあたりで1/16辺りのPSパイロットスクリューの担当が終わった辺りのセッティングはスロージェットとストレート径の組み合わせが大事かなと思います。ASエアスクリューで調整しても効果は大きくはないような気がしています。実走行では発進をする過程で使うと言えば使うあたりですし、あまりそこまで深く気にしないなら使わなくてもよいあたりですけど、スロージェットとストレート径の組み合わせが良い時は非常にスムーズに繋がるような気がします。

FCR初心者向け-ジェットを買い揃える

初心者の方ですでに車輌がストレスなく走行出来る事前提です。1番最初に購入をオススメするのはジェットニードルでストレート径を1番手変更する方向です。ジェットニードルは金額1番高いジェットなので、4気筒でも外すと嫌だなとは思います。6気筒だとなおの事辛いです。
1番手ずつゆっくり買い揃えながら薄い方向に買い揃えていくか、濃い方に買い揃えていくかを考えればよいと思います。スロージェットはストレート径の組み合わせやスロージェット単体で交換したりするので、少しずつ買い揃えればよいというよりは事前にセットで購入しておいた方がよいです。
私は#35から#52までストックしています。そして、未だに適正なスロージェットはどれかよく分かっていません。最近はスロージェットを交換する前にジェットニードルのストレート径を変更した方が作業効率が良いような気がしています。
大まかなセッティングをする時はスロージェットを交換する。微調整など、すでに満足いくセッティングの場合はストレート径で調整をするなどと使い分ければよいと思います。

FCRセッティング-スロットル開度1/16をストレート径とスロージェットで決める【まとめ】

まとめるとスロットル開度1/16あたりで調子が悪いなと思ったら、ストレート径とスロージェットの組み合わせが悪いのだろうなと私は思っています。エアスクリューやパイロットスクリューで調整が効きにくいような気がしています。検証をした結果を書いているのではないので定かではありません。おそらくアイドルポートとスローポートの繋ぎ目あたりかなと思っています。ほんの少しのことなので、気にしなければ気にせず走行出来るとは思いますし、変にセッティングを触りまくっていなければ、調子が悪い事に気が付かないとも思います。私のCBX1000は空燃比計を装着しているので、
1/16辺りで空燃比がなんだか変だなと思ってから気にするようになりました。
そろそろ冬が来てバイクはメンテナンスで冬ごもりする時期になります。
長期不動になる時はガソリンを抜いておくことやバッテリーのメンテナンスなどご留意くださいませ。
それでは楽しいバイクDIY生活をお過ごしくださいませ。
シーユーアゲイン!

空燃比計の購入

後付けになりますのでワイドバンドのセンサーはBoshを使う事がほとんどです。
マフラーの溶接用のボスのサイズはM18×10 P1.5です。
マフラーの素材を選んで購入する必要があります。空燃比計をセットで購入した場合はスチール製が付属している場合もあります。CBX1000にはPLXのDM-6を使っています。CBX1000は52パイの丸形を使うと中央の電圧計とメーターを交換出来ます。
※PLX DM-6は生産終了の可能性があります
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