CBX1000をカウル仕様にして良かった3つのこと
先日はCBXオーナーズクラブのミーティングには台風の為に行かず、洗車をして、FCRのスクリューをちょこちょこっと調整してと、
実りがあるのかないのかよく分からない1日でございました。
私はバイクを触ったり、乗ったりする時間は非常に大事だと思っています。
そういった意味では良い1日だったような気がします。
さて写真を色々撮ったのですけど、最近、街中でもネイキッド仕様のバイクにビキニカウルを付けている車輌は多いなと思うようになりました。現行車ではレーサーレプリカスタイルのフルカウルのモデルが多いなとは思っております。
ちょこちょことネイキッドスタイルの素晴らしさやデザインのカッコよさを書いたりしているのですけど、今回は逆にカウルをつけてよかったなと思えることをコラム的に書こうと思います。
取付についてなどは過去に色々書いているので、純粋にカウルをつけて本当に良かったなと思う事を書きます。デメリットは費用やメンテナンス性の変化など私から特筆すべき事は無いので軽めにしか書きません。
これから、カウルをつけてみようかなと思われているライダーさまもいらっしゃると思います。
そういった方の参考になればよいなと思います。
ネイキッドバイクにカウルをつけてよかったこと
まずは箇条書きで…
①走行風の影響を受けにくい
②ルックスのスタイルが変化した
③整備性の変化がある
と軽く3つ程度かなと思います。ほぼ①だけの効果で②③はついでと言った感じですし良かったというには考え方次第かなとも思います。バイクは走りを楽しむ乗り物なので、①については非常に大事かなと思います。
①走行風の影響を受けにくい
120km/h以上での走行で劇的に違います。私はずっとネイキッドスタイルのバイクばかり乗っていたのですが、カウル無しのバイクに乗るのが嫌になる位カウルの恩恵を感じています。
乗りやすくなるという事は総合的に速くなるという事なので、カウルの取付は少し攻めた走りをしたい方には非常にお勧めです。特にフルカウルでなくてもメーターバイザービキニカウル、アッパーカウルのみでもライダーにとってはかなり体感出来るレベルで変化があります。
フルカウルになってくるとエンジンの保護や空力など色々な効果も追加されたりするのだろうなと思いますが、上半身に風を受けにくくするだけでも随分と違います。
②ルックスのスタイルが変化した
カウルには色々な種類があります。バイクは見た目が1番ではないと思いますが、ネイキッドスタイルから、カフェスタイルとは言いにくいですが、そんな雰囲気がちょっとあるかな程度には変化していると思います。
丸目のヘッドライトにフレームマウントのカウルをつけるとだいたいカフェスタイルっぽくなるような気はしています。どちらにしてもカウルがつくだけで随分と雰囲気は変わるのですけどね。
私のCBX1000の場合はややおおがかりになっているのでその分見た目の変化も大きいとは思います。
バイク自体は変わらないのですけど、長年乗っているバイクのルックスが変化するのは非常に楽しいことだなと思いました。。ハンドルマウントのビキニカウルを取り付けてもイメージはガラリと変化します。逆にルックスを変化させたくない場合はメーターバイザーなどのスクリーンのみをちょこっとつけるのは見た目はあまり変わらないのでそういった選択するというのも有かなと思います。
その他には布たれ風防とかもありますけど、私は使ったことはありません。
大型バイクの速度域では少々不安がありますけど、取り付け方などによっては安価に性能があがるのかなとも思っています。どちらにしても雰囲気重視で取り付けられている人が多いという印象です。
オフセットして取り付けたロケットカウルなどは走行を犠牲にしている場合があります。
完全にルックス1番だと思います。高速走行をするとカウルが壊れたりと走行に対しては相性は良くないと思います。
③整備性の変化がある
これはメリットでもあり、デメリットでもあります。
少なくとも後付けでフレームマウントのカウルを付けた場合は整備性があがるか、以前とは変化すると思います。防水や防犯性を犠牲にしたりする部分が有るのでフロント廻りが簡単に着脱出来るようになりボルトを外す回数は多くなりますが、作業性はネイキッドスタイルのようにヘッドライトの裏に何かを押し込んだりしていないので作業はしやすくなる事もあるかもしれません。少なくとも作業性が上がるというよりは作業の仕方が少々変化する事があるという認識です。
ビキニカウル仕様のバイクは特に作業性が変化したりはなくてカウルを外す手間が明確に一つ増えたという状態になると思います。私のCBX1000の場合は配線がゆったりとして作業性はあがっていると思います。ただし、しょっちゅう分解しているわけではないので、作業性があがっていてもそれが大きなメリットとは言いにくいです。カウルの裏に計器類を移動させたり、取付の幅が広がったりなどもあります。
ホンダのカウルって少し攻めたデザインな気がしています
CBX1000ってホンダのバイクです。技術のホンダと言われるだけあって、たまに革新的な技術を搭載して1世代だけで消えるというな技術もあります。コムスターホイールは1世代だけで消えたわけではありませんがホンダ独自の技術だったりもします。
そういった感じでホンダってバイクのカウルなどについてもちょっとばかし攻めたデザインが多いです。他のメーカーも変わったデザインが無いわけではないのですが、ホンダは特にそういった変わったデザインのカウルが多いなと思います。
私のCBX1000に装着しているCBX400Fのカウルもドカティのロケットカウルを独自に進化させたような攻めたデザインになっています。CBX1000の後期型のデザインで小ぶりなカウルがよいなと思ったのが装着している理由です。他のメーカーってカウルと車体で一体感があるなどカタナやGPZ900Rなども含めて違和感がないデザインなのですが、ホンダのカウルってたまに浮いたようなデザインに見える事があります。
CB1100Fについてもオフロードバイクのような小さめのカウルを突然装着したりととカウルについては少し攻めたデザインをしているなと私は感じています。地域や年代ごとの法的な規制もあったのかもしれません。ちなみにCBX1000後期型やCB750Fインテグラなどのカウルはかなり巨大でポケットなどもついていてヘビー級寄りのカウルとなっております。スポーツな感じではありません。ホンダはデザインがやはり攻めているなと感じます。CBX400Fについてもノーマルの取付でカウルのオフセットが前過ぎるし上過ぎる気もします。バイクパーツ量販店などではカウルのオフセットが前過ぎ、上過ぎは出入りお断りにしている所もございます。
他にもホンダでCB400Fというバイクがあります。レプリカっぽいアルミフレームのルックスでカウルを外してネイキッド仕様で販売している車輌でございます。デザインを攻めすぎて逆にカウルが無い状態で販売したのかなと思えてしまいます。私の価値観がセオリーに当てはめ過ぎているのかもしれません。CB400Fはカウルついていた方がいいんでない?と年に1回位は思っています。
CBX1000をカウル仕様にして良かった3つのこと【まとめ】
カウルをつけて1番良かったなと思う事はやはり走行の変化です。
3つのこととは書いていますが、走行の変化が最重要でメインになるかなと思います。
あとはカウル好きなライダー様とトークが弾んで楽しいなと思える事もありました。
バイクに何かを取り付けるのは非常に楽しいです。それが、趣味が良いか悪いかは別です。
少なくとも手軽に走る事が目的の乗り物であるバイクにとって走る為にカウルを付ける事は悪い類のカスタムだとは思えません。
カスタムの傾向は個人の趣味趣向によるので一概には言えませんが、少なくともテーマを自分なりに決めてカスタムしているとずれた感じの不思議なバイクになる事は無いと思います。
私の場合はある程度走れるバイクにする事をテーマとしています。
CBX1000は旧車と呼ばれる部類のバイクなので純正ルックを愛されている方には邪道かもしれませんが、バイクはある程度走れないと意味がないのでそういった趣向の方はご了承くださいませ。
という感じで文章にまとめるとカウルをつけて良かった事のメインは走行性能のアップでした。
それでは皆様も楽しいカスタムライフをおすごしくださいませ。
シーユーアゲイン!
写真ギャラリー
ネイキッドスタイルのバイクにカウルを取り付けてみるのも少々手間でしたが、楽しめるカスタムでございます。
CBX1000
CBX1000-山奥でセッティング
CBX1000
CBX1000-カウル
CBX1000-カウル
CBX1000-カウル
CBX1000-カウル
CBX1000-カウル
CBX1000-カウル
CBX1000-カウル取付CBX1000にCBX400Fのカウルを取付