CBX1000でFCRのエアスクリューの各シリンダーの調整が出来た
結論から書くとタイトル通りです。各シリンダーごとに適切なアイドル回転数で調整のやり方を見つけました。見つけたと言っても自分なりに見つけたので正しい方法かどうかは分かりません。
関連する記事というか前振り的な記事です。
FCR-デジタルタコメーターで各シリンダーごとのスクリューを調整出来ない代替え
デジタルタコメーターを測定器として導入予定
FCRのセッティングマニュアルにある通り、
エアスクリューを1.0戻し、
パイロットスクリューを1.0戻しでスタートします。
このあたりからFCRセッティングマニュアルとやり方が違います。
15分刻みでスクリューを開けます。
※15分=90度で時計の針を基準に表現しています。1周は60分
デジタルタコメーターの数値を見て高くポイントを見つけます。
初期のASの位置やアイドリングによると思いますが50rpmほど高くなります。
揺らぎは10~30程度でした。
1回スクリュー回すごとに5秒程度待ちます。
さらに15分開けて変化が無ければ、決定です。
アイドリングが上がるポイントを見つけたらメモします。
元の1.0回転にします。
それを各シリンダーごとに行います。
1回のスクリューの刻みを10分とか5分で行った方がよいかもしれません。
徐々に回しても変化を感じ取る事は出来ません。
スクリューを回した後に少し待つという工程が必要です。
※タコメーターの精度によっては即時でアイドリングの変化が分かるかもしれません。
調整結果と作業の感想
全シリンダーで1回転と30分戻しです。
デジタルタコメーターの精度が高ければもっと細かい調整が出来るかもしれません。
慣れていないので、15分の精度で調整を行っていますが、
5分単位で調整をおこなってもよいかもしれません。
先入観で出来るだけ各シリンダーを同じに揃えたいので15分の精度で作業を行っているかもしれません。
一つの基準として私のCBX1000の各シリンダーのエアスクリューのずれは15分以内です。
試走する前にエアスクリューの戻しを明瞭に合わせられるようになりました。
パイロットスクリューの濃さは空燃比計と始動性を確認しながら合わせる事ができます。
一つできる項目が増えたので、自分の作業の精度を高めていければなと思います。
試走について
前回のセッティングでも1.35分でしたので、大した変化はないはずですが、心が軽いです。
ブログに記載している以外にもパイロットスクリューを触ったり、アイドリングを変更したりしているので毎回微妙には違います。エアスクリューについては1/4濃い方に調整するとセッティングマニュアルにきさいがありますが、私は空燃比計をみてパイロットスクリューを調整しているので、
今回はそのままにしています。
FCR-エアスクリューの各シリンダーの調整が出来た【まとめ】
結果や方法を知っていて作業をする事と知らずに作業をする事では大違いだなと感じました。
おそらくCBX1000はエアスクリューがずれていても5-10分位だと思います。
車輌の特性として1気筒でもアイドリングが最大値にあると回転数が上下しにくいのだと思います。
最後にまとめて1.00分戻しから1.30分戻しにした時は音で分かる位アイドリングが上がりました。
気温や油温も影響していると思います。
どちらにしても今まで気になっていたことが解ったきがします。
現在では全シリンダー共に同じ戻し数でも良いとは思っています。
慣れてきて5分単位で調整出来るようになればなとも思います。
他のCBX1000のFCRやCRSキャブもどんな風にセッティングしているのかは見てみたいなと思うのが、
最近の要望です。
今年のCBX1000のミーティングには台風で行けなかったので、来年は関東で開催された場合でも、
参加出来たらなと思います。
比べる基準や先人の知識が無いのが個人DIYの弱点でもあるなと思います。
逆にどうでも良い事に大量に時間を使えるのも個人DIYの強みかなとも思います。
物事にはメリットとデメリットがあるのでこういった事も含めてプラスに考えれるように生きていけたらなと思います。
皆様も楽しいFCRライフをお過ごしくださいませ。
それではシーユーアゲイン!
※下部に作業写真を掲載しています。
CBX1000の作業写真
パッとする写真ではないのですが、作業中の写真でございます。
おおむね気分転換に作業を行っています。