FCRセッティング-スロットル開度1/16から1/8を触ってみる-22/11/06

CBX1000 FCR
CBX1000FCR
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FCRセッティング-スロージェットの交換-トラブル有-22/11/06

CBX1000の現在のFCRのセッティングについてスロットル開度の下回りが気になっていました。
空燃比計に囚われるのは非常に良くないのですけど、
スロットル開度1/16から1/8あたりのパーシャルで10.5を指します。
この状態が良いか悪いかは不明です。
特に乗りにくいや不満があるわけではありませんが、数値を見ると何か改善の余地などがあるかもしれないと思えてしまいます。
私のCBX1000は加速を重視している点と加速ポンプをスロットル低開度で効かないようにしています。スロットルを開けた時に加速感が良いようにセッティングしているつもりです。
そこで、色々と試してみようかなという事で朝から色々試しました。
要するに下回りで薄い方向に触れたら良いなという事です。
それではれっつスターティン!

色々試した事

前提条件としてジェットニードルは交換出来ません。
①エアスクリューで調整する
②クリップ段数を1段階薄くする
③スロージェットを48から45に変更する
④加速ポンプの吐出タイミング変更
⑤パイロットスクリューで調整する

上記3点を試しました。複合的に試してみて良いなと思う物を採用すればよい考えています。
逆に悪くなれば、現在のセッティングが自分にとっての正解という事になります。

①エアスクリューで調整する

効果はありです。数値だけ見ると若干薄くなりました。ただし、思った以上にスクリューを回す必要があるので、スロージェットと複合してセッティングした方が良さそうです。
スロットル開度1/8から1/4あたりで軽い感じになり過ぎるので良くはなさそうです。

②クリップ段数を1段階薄くする

90FXM#3
→
90FXM#2
→
90FXM#3

数値だけみると要件を満たしているというか、ベターな感じです。
ただし、乗り味が全然変わるのであまり採用はしたくないなと思いました。
現在は少し極端に加速してくれるような感じです。
少しマイルドな加速になってしまうので元のクリップ段数に戻しました。
こういったことってストレート径で調整するのかなと思えました。

90FXM#3
と
90FTM#1
がおそらく同等なので、
90FTQ#1
あたりのジェットニードルに秋から冬だけ変更するのもありかなと思えました。

③スロージェットを48から45に変更する

あまり、効果はなさそうでした。逆に加速感が欠けるという感じを受けました。
プラシーボ効果かもしれませんが、CBX1000の場合は48や52の大きい番手に
対して、ジェットニードルのストレート径で調整をしながら下回りを決めると加速感があって、
お気に入りなセッティングになるような気がしています。

④加速ポンプの吐出タイミング変更

早目になるようにして試走しました。悪化するというか、乗り味が非常に悪くなりました。雑目なスロットルワークをしているので、なおさら良くない感じでした。却下です。

⑤パイロットスクリューで調整する

効果有りです。エアスクリューのみを触ったのと同様で他に影響するのでやり過ぎは良くないなと思いました。

FCR初心者向け-ジェットの交換時に必須な習慣

ジェットの交換をする時に必ずするように習慣づけておいた方が良い事が2点あります。
必ず番手の確認をしてください。
マルチシリンダーのバイクにお乗りの方は特に注意が必要です。先入観でケースに入れていた、
ジェットが実は違う番手だったという事があり得ます。ご注意ください。
次に確認する事はジェットにゴミが詰まっていないか確認してから装着してください。
小さな穴が光を通しているかだけでも十分です。スロージェットとメインジェットは小さなゴミが
詰まる事があります。気が付かずにゴミが詰まったまま組み込むと大変面倒な事になります。
バイクの調子が悪くなります。すぐに気が付ければよいですが、気が付かない場合は悲惨です。
トラブルシューティングに時間がかなりかかります。
ちょっとした一手間で余計な時間を使わなくて済みます。
ぜひとも習慣づけてくださいませ。

FCRセッティング-スロージェットの交換-トラブル有-22/11/06【まとめ】

ストレート径の変更をするのが正解な気がしています。ジェットニードルについて、
90FXMは特注品の部類になるので、他のストレート径が選べません。
上記した感じで言えば、
秋口から冬場だけ、90FTQ#1、90FTR#1、90FTS#1あたりに変更するのもありかなと思えてきました。
元々、切り上がりが足りないなと思っていてBITO様に問い合わせたら、私が購入した時と現在販売されているFCRでは初期のジェットニードルが違います。
冬場は濃くする事がセッティングのセオリーでもあるので、
不本意ですがジェットニードル事態を変更して試走してみるのもありかなというのが、
今回のまとめになります。
最近は一つのジェットニードルに拘りすぎていたので、ジェットニードルは気分で頻繁に変えてくださいと言わないばかりにアクセスがしやすいつくりになっています。
逆にメインジェットやスロージェットについてはチャンバーを触らないといけないので、
必ずガソリンを垂れ流してしまいます。今のご時世のエコな考えとは相反する所があります。
メインジェットについては、手間ではないのですが、スロージェットは交換の手間が大きい部類です。スロットルワイヤーの調整、アイドルストップスクリューの調整、同調の確認など交換以外の手間も発生します。
現在のセッティングは問題があるという訳では無いので、もう少し乗り回してみてから、
ジェットニードルの交換も試してみようと思います。
それでは、皆様も楽しくFCRライフをおすごしくださいませ!
シーユーアゲイン!

※下部にCBX1000の写真ギャラリーを掲載しています。

CBX1000の写真ギャラリー

空が青々としていて気持ちよい日曜日でございました。
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