バイクのドレスアップやチューンはテーマを持って行う

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バイクのドレスアップやチューンはテーマを持って行う

※私見で記事を書いている部分もあります。私の極端な意見も含まれる増すのでご了承ください。
先日タンクを着脱した際にピンゲルコックが目に付きました。
目に付いたというよりは邪魔でした。作業性を悪くしています。
何の為に取り付けた方いうとガソリンコックがなかったので、
どうせ買うならピンゲルを使った事が無いので使ってみようという理由です。
性能はちょっと良くなったような気はしますけど、はっきり言ってドレスアップ効果以外は
ありません。ピカピカしててカッコいい気がするという事になってしまいました。
デメリットはピンゲルコックがガソリンタンクから飛び出るので、水平にがガソリンタンクを置くことが出来ません。機能的なメリットはガソリンの流量が増えたかもしれないという程度です。
何か害があったり、異常な事をしているわけではないので、失敗寄りかなという程度です。
今回のブログ投稿はドレスアップとチューンについてコラム的に書いていきます。
タイトル通りですが、とりあえずパーツをつけると非常に残念な結果になる事があります。
この投稿を読んでアフターパーツに交換前に深呼吸してみてください。

どこまでがチューンやドレスアップか?

性能を上げる為にアフターパーツに交換することを中アップと言ったりすると思います。
ドレスアップは見た目を飾る事です。
綺麗なバイクに自分仕様にワンポイントを入れたり、装飾目的がドレスアップです。
バイクはチューンとドレスアップの線引きが曖昧な所があります。
理由はバイクは見せる機能美があるからです。
車と違ってバイクはボルト一つ一つが装飾品になりえます。
車は基本的には車内社外共にボルト類が見えるのは最小限に留められています。
バイクの場合はパーツを交換した場合は性能アップが伴う方が望ましいケースが多いという事です。
ドレスアップも兼ねた性能アップをするのが理想で、性能ダウンするアフターパーツの取付は要検討です。少なくとも性能がダウンしないという事が最低条件だと思います。
塗装関係などは完全に装飾ですが性能ダウンはしません。むしろ装飾すべき項目です。
メッキはピカピカして綺麗な側面とサビにくくするという性質があります。
ドレスアップをする事によってデチューンになるケースもありますけど、
テーマに沿っているなら逆にカッコよくなる事があります。

テーマやスタイルを決めているドレスアップはデチューンでもカッコよい

テーマやスタイルに沿ってドレスアップすると上記の機能美やデチューンに繋がっても非常にカッコよくなります。ハーレーなどでローアンドロングで超重量なワイヤースポークや極端にインチの大きいホイールを使用するのはテーマとスタイルに沿っていてカッコよいです。
族車系の三段シートやオフセットされたロケットカウルもスタイルを貫いていバランスが良いケースがほとんどです。※好き嫌いが大きく分かれるジャンルだとは思います。
私のCBX1000のテーマはノーマルライクで性能を上げるです。
カウルや足回りはホンダの同年代を使用しています。ブレーキやサスは走行するのに必要な機能アップです。スペシャルパーツの色味が変だなと思う点は性能を重視しています。

使わないスペシャルパーツはバランスが悪くなる事があります

デチューン系のカスタムは除けておいて明らかにオーバースペックや車輌に対して不相応な性能アップスペシャルパーツを見えるように取り付けるとかっこ悪くなるケースがあります。
例えば、族車仕様のバイクに後付けターボを取り付けたり、サーキットを走らないバイクに、
超軽量カーボンホイールを履かせたりするのは要件と合わずに奇を狙っているようにしか見えなくなります。逆にオフロードバイクにフルカウルを装着するのも不格好です。
テーマや用件に合わないカスタムやアフターパーツを取り付けると総じてかっこ悪くなりやすいです。

1か所ずつ取り付けたドレスアップパーツはカッコ悪くなる事があります

少しずつバイクの性能を上げていくのは良い事なのですが、その過程で色味や方向性がずれてくる事があります。例えば、フロントディスクのボルトは赤で、車体のキャップボルトはゴールドで、ナンバーボルトはグリーンだったり、車体のイメージカラーを崩すようなボルトの選定をするとカッコ悪くなりやすいです。私のCBX1000の場合ですが、ボルト類は基本的にシルバーを使っています。
黒いパーツは塗装してツヤ有のブラックにするようにしています。色付きのボルトは塗装の上に乗るようなボルトは色付きの同色系のボルトを使用しています。
他にはブレーキマスターはベルリンガー、フロントキャリパーはニッシン、リヤブレーキキャリパーはブレンボなど統一感が低くなってくると性能アップの面は満たしてもドレスアップという点でカッコ悪くなることもしばしばあります。
車輌の色や方針などテーマを事前にきめておくと取り付けるパーツのバランスも悪くならないと思います。

ブランドカスタムはグレードを気にする必要があります

稀にある事ですが、ブレンボのキャリパーに交換する時にニッシンのキャスティングキャリパーから、ブレンボのキャスティングキャリパーに変更される方がいます。ブレンボのブランドネームが良いというは分かるのですが、もしも交換される場合はキャスティングではなくCNCの削り出しを選択してください。同じグレードでロゴが入っているからという理由で交換すると逆にカッコ悪くなるケースもあります。最悪なのはブランドチェンジしただけで性能が下がってしまうというケースです。
上記の場合はドレスアップの面が非常に強いと思います。ドレスダウンになるケースもあるのでご留意くださいませ。

心の馬力が上がるドレスアップパーツ

自分がこれだけはバイクに取り付けたいというようなカスタムは断然施すべきです。
例えばステッカーとか、パニアケースをサイドに2個付けるとか。
マスターシリンダーはベルリンガーの赤以外は絶対に使いたくないなどは上記からはずれますが、
拘りチョイスなので断然ありです。道の駅で知らないおじさんに何を言われても気にならないと思います。
スタイルやバランスが悪くなっても自分自身が乗っていて楽しいバイクになるなら、
5km/hは速度があがりますし、プラス10kmの距離を走ったり出来るようになります。

私が過去に失敗したなと思うカスタム

若い頃も含めてですが、SRのメッキフェンダーをつけてXJR400に付けてかっこ悪くなりました。
意味もないのですぐに外しました。
CBX1000にナンバーの角度変更ステーを付けて30分もたたないうちに外しました。フェンダーレスではないので不釣り合いでした。
総じて、上記のダメな方なドレスアップに当てはまります。

レーシングキャブレターについて

【CBX1000-ららら】ではFCRネタを多く取り扱っているのでキャブレターに触れないわけにはいきません。旧車に乗られている方でドレスアップ的に交換をするなら避けた方が良いです。
セッティングされていないレーシングキャブレターはドレスダウンです。
部品供給が心配な場合やノーマルキャブレターが手に入らない場合に交換した方が吉な場合もあります。
交換費用を純正キャブレターのオーバーホールやメンテナンスに使う方がよいです。
レーシングキャブレターは取り付けてからがスタート地点になりますので、何となくドレスアップ的に装着はおすすめではございません。
しかし、キャブレターをどうしても変更しないと満足出来ない場合もあると思います。
交換前の確認ポイントを記載しておきます。
基本的には…
①TMR
②FCR
③CRS
という優先順位です。性能面でございます。アフターパーツを装着して性能が下がるのでは意味はありません。
この優先順位を崩せる要件は、
・パーツや情報の資産性(ショップや友人と合わせる等)
・レースのレギュレーション
・専用品の存在の有無
というような話になります。CRSも雰囲気などではカッコよいので悪くはないのですが、
性能面を考えた時には検討の余地はございます。
雰囲気だけで選ぶならノーマルキャブレターも含めて検討する必要があります。
当サイトはセッティングしやすいと言われているFCRだけでネタが困らない位キャブレターについて延々と書いております。お気軽に導入するとバイクに乗る事が楽しくなくなる場合があります。
ご自身の環境を充分に考えた上でレーシングキャブレターを導入してください。

ドレスアップしたならオイルやタイヤも気にする

これは重要な項目です。ドレスアップしたけど、ガソリン代がない、タイヤ代がない、
オイル交換は後回し…。
何の為に装飾したのか分かりません。オイルやタイヤも交換スパンを短くするので、安価な物を選択するのも有だったりはします。交換サイクルのテーマやスタイルになると思います。
そういったライダーさまの場合はご自身でメンテナンスをされたり、バイクの使い方が限定的だったりすると思います。私のCBX1000の場合は最近はコンチネンタルが性能がよいと言われているので、
使用しています。オイルについては季節で変更したりしています。

バイクのドレスアップも良いけどライダーの装備もバージョンアップ

バイクのドレスアップ以外にもヘルメットやグローブ、シューズなど装備もこだわるのも有かなと思います。バイクを人を乗せてこそバイクでございます。
革ジャンなどこだわりを強く持たれている方もいます。カッコよい身だしなみで、
バイクに乗るとバイクも1段階カッコよく見えます。

バイクのドレスアップやチューンはテーマを持って行う【まとめ】

極端な意見も書いたりしていますがそこまでずれていないとは思います。
ドレスアップやカスタムは他人とバイクを並べてカスタムについておしゃべりしたりするもの非常に楽しいです。ドレスアップやチューンは走る以外のバイクの楽しみ方のひとつではあります。
もちろん普段からバイクの清掃やサビなどにも注意をしておいてくださいませ。
ドレスアップしたのはよいけど、ヘッドライト周りやチェーン周りが汚かったりすると台無しになってしまいます。ホイールやチェーンが綺麗なバイクは他人から見ても非常に気持ちが良い物です。
冬場になるとバイクに乗る機会も減ってくると思います。走行頻度を下げて、大きな分解などを楽しむのも有かなと思います。
皆様も楽しくDIYをお楽しみくださいませ。
それではシーユーアゲイン!

※下部にCBX1000のギャラリーを掲載しています。

CBX1000のドレスアップ的な写真ギャラリー

塗装や磨き関係も含めて小綺麗にはしているつもりです。車検対応で無茶な加工やカスタムはしていないと思います。塗装や磨きは別ですが、完全にドレスアップだけが目的で装着しているアフターパーツは少ないと思います。ステッカーやキーホルダーやワッペン刺繍などではドレスアップをしていたりします。
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