カスタムや整備は買取査定にプラス影響はほぼありません。バイクの買取依頼をする時はノーマルに戻す。

HONDA CBX1000 バイク買取査定
CBX1000アフリエイトバイク買取査定
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カスタムや整備は買取査定にプラス影響はほぼありません。バイクの買取依頼をする時はノーマルに戻す。

お試しでもよいのでバイクの買取査定をするのは悪い事ではありません。
売る気にさせるかどうかはその業者の金額次第です。
※先に書いておきますが、バイクの販売前には必ずKATIX(カチエックス)で買取査定しておいてください。買取価格の相場観を知っておくだけですべての話がスムーズに進みます。

依頼する側からしたら自分のバイクが不意なトラブルに巻き込まれたりした時などに損害額の算出の参考にはなります。
先日、買取業者に査定を依頼しました。
ここで大事なポイントです。
買取業者はノーマルかカスタムかは査定のプラス対象にほぼ入れていません。
車検取得直後などはプラスにはなりませんがマイナスを抑えるポイントです。
今回はバイクの買取をする時にノーマルに戻しておいた方が良い点について書いていこうと思います。
それではレッツスターティン!

※経験を元にした主観を書いているので当てはまらないケースもあります。

免責事項

・経験を元にした主観を書いているので当てはまらないケースもあります。
・前提として対面での買取依頼で書いております。
・ヤフオクや個人売買の方が自己責任の手間とリスクがある分、高く現金化しやすいです。

よく考えよう!別途ノーマルパーツを買い取ったりはしません。

買取業者は別途ノーマルパーツを引き取ったりはしません。
なぜでしょうか?
・バイク自体を流通させるから。
・業者オークションで転売するから。
・ノーマルパーツの管理リスク。
基本的にバイク単体でのやり取りを基本としています。
バイクが動くかどうかが重要です。
再販しやすいかどうかが重要です。

【例】ブレンボキャリパーの査定

ブレンボのキャリパーがついていても査定のプラスにはなりません。
そもそもキャストか、削り出しか、削り出しのチタンピストンかなどは判定すらしないケースがほとんどです。
査定スタッフがいちいちカスタムパーツの価値を短時間で劣化なども含めて判定出来るかどうかは難しいはずです。
バイクをすぐに販売出来るかが重要な事です。
ノーマルキャリパーでもカスタムキャリパーでも関係はありません。
ブレーキとして機能しているかどうかが重要です。
カスタムパーツについては別途交換してパーツだけで買取店に持ち込んだ方がお金には出来ます。

買取査定で重要視される事は2点

①再販するまでの整備の手間
②買取査定額の上限
買取業者は業者オークションや店頭販売をする時の金額をおおむね考えます。
その時に整備の手間と自社倉庫で寝かしておく期間を考えて買取価格を査定します。
例えば不動車であればエンジンが動くまでに必要な整備費用を差し引いて買取額が決められます。
今回のテーマのカスタムに関しても不動車だった場合でプラスに働く要素は少ないです。
バイクを流通させる事が目的です。
パーツを流通させる事が目的ではありません。

整備されているかどうかの査定額

整備をしていないバイクは買取査定のマイナス要素になります。
店頭販売前提で言うと整備確認は行うのでプラスには働きません。
消耗品を交換しなくて良いかどうかがポイントになります。
高いオイルを入れていても査定額アップにはなりません。
高いオイルについてよく分からないからです。
高いタイヤを履いていてもタイヤの再販は価値がありません。
基本的にそのまま流通させます。
クラッチプレートを先月交換していても価値はありません。
理由は分解して判定が出来ないからです。

カスタムベースや部品取りのバイク

大手バイク買取業者は自社で販売店を持っている事がほとんどです。
買取の元締めになっている場合は率先して不動車の復活や極端なカスタムを施して再販をしません。
不動車や状態の悪い車輌は業者オークションで横流しの状態になります。
その時に高額なカスタムパーツがついているかどうかは査定に影響を与えるかもしれません。

カスタムバイクはマイナス査定がほとんどです。

バイクを買う側から物事を考えれば分かります。
誰がどんな風にカスタムをしていたか不明なバイクにプラスの価値があるかどうか考えてください。
どちらかと言えばノーマルのバイクの方が安心して乗れます。
マフラーが変わっているかいないかではありません。
まともなマフラーがついているかどうかが買う側がチェックするポイントです。
例に出すと私のCBXはハザード機能をプラスしています。
買う側からしたら配線を加工してある謎のカスタムです。
そんなカスタムは不要です。むしろやめて欲しいはずです。

査定額が下がる例

時期にもよるかもしれませんがカウルの有無で査定額が40万円前後違いました。
もちろんカウル無しの方が高額査定です。
カウルがある状態は謎の改造車です。
カウルが無い状態はセミカスタムしてあるレストア済ノーマルバイクです。

特殊なカスタムバイクは査定が上がるケースも考えられます。

有名カスタムショップがコンプリート販売したカスタムバイクについては、
カスタムが極端に付加価値に繋がる事があります。
例えばですがBITOのフルコンプリートのバイクであれば証明された付加価値です。
旧車であればエンジンのフルオーバーホールもしてあります。
買った後に壊れる心配のないバイクです。

買取してもらう前にノーマルに戻すとみんな幸せ

走る状態でノーマルに戻す事が必須です。
ノーマルパーツとカスタムパーツが手元にあった場合に単体で売りやすい方を手元に残してノーマルに戻してください。
私の場合ですがブレンボのキャリパーは単体でも売りやすいパーツです。
ブレーキキャリパーの交換の手間を考えてもより多く現金が手元に残ります。
ノーマルマフラーの有無についても一般で流通しているバイクについてはどこかで必ず手に入ります。再びバイクを手に入れる者にとって重要な事は車検を無事に受けれるかどうかです。
基本的には装着していて著しく価値があがるカスタムパーツはありません。

カスタムや整備は買取査定に影響はほぼありません。バイクの買取依頼をする時はノーマルに戻す。【まとめ】

大事なポイントは買う側の立場から考える事です。
買う側の立場で考えた時にバイクのノーマルパーツの置き場所はどうするかも考えてください。
そうすると自ずと答えは出て来ます。
バイク単体での価値しか査定をする事が出来なくなります。
現状で走れるバイクかがポイントです。
カスタムパーツをつける事によってバイクの値段があがって再販売しづらくなるのであれば、
意味がありません。
見えない整備についても買う側からしたら信用が出来ない項目なので判定が出来ません。
唯一判定が出来る事はまともに走る状態のバイクであるかどうかという事です。
カスタムはほんのわずかな付加価値でしかありません。
極端な例も書いていますが、バイクの買取依頼をする時はノーマルに戻してから引き取ってもらうのが1番幸せになれる選択肢なのは間違いなさそうです。
それではシーユーアゲイン!
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