FCRセッティング-スロージェット変更、エアスクリューとパイロットスクリューを調整-23/11/09
FCRは気になったらとにかく触る…。 スロットル低開度辺りのスクリューの範囲と全開時の空燃比を1程度下げたかったので、 SJとMJを交換いたしました。 今年はSJをあまり触らないときめていたのですが、 48→45→48→45→48 と短期間で行ったり来たりを繰り返してるような状態です。 現在のCBX1000のJNは90FXM#2で特殊番手です。 ストレート径が選べないのでMJやSJで帳尻を合わせる必要があります。 標準の在庫の番手で合わせるなら90FTS辺りの薄いストレート径の番手で合わせてSJを52など大き目にするのがよいかなと過去の履歴を見ながら考えております。 90FTS#1から90FTM#1に変更しても無茶苦茶調子悪くなるのでクリップ段数はストレート径ごとに別物と考えてセッティングをしております。 話は脱線をしましたが、現在のセッティングを履歴的に書いておきたいなと思います。 【現在のセッティング】 AS-1.45分 PS-2.00分 SJ-48 JN-90FXM#2 MJ-120 加速ポンプ-2.0mm 加速ポンプ-KLX250 夏場なら クリップ段数は#1 MJは110 程度かなと思います。 SJは特に触らなくてもスクリューの調整幅は足りるかなと思っています。 夏冬で大きくスクリューを触る事になりそうな気がしていましたが、 MJとクリップ段数が季節感を解消してくれるかなと、最近は思っております。 冬場なら クリップ段数は#2 MJは120 位かなと思います。 まだ、冬とは言い難いですが、セッティングの試走も含めて書いていこうと思います。 それではレッツスターティン!
高速道路で走ってからMJを選定
先日高速道路を走ってきました。 全開時の空燃比が14に届かない程度に見えました。 全開走行の空燃比は読み取りにくいので完全かどうかは判定しにくいのですが、 現状でも良い加速感な気がしたのですが、空燃比を1程度濃いくして再チェックしたいので、 110→120に変更でございます。 ジェット類の交換は同時にやるのはよくないのですが、SJについてはスクリューの位置の帳尻合わせ程度です。 セッティングとして色々試しているわけではありませんので今回はついでに交換しております。 MJは全開以外にも全体的に影響をしているような気もします。 交換後はまだ高速道路で試走はしていないのですが、下道で走った感じは悪くはなさそうです。
SJを交換しまくる
SJについては48が夏場は良かった感じでした。 JNを交換しまくっていたので何とものですが、 ASはおおむね1.30分程度でした。 通年でスクリューを調整するだけが理想なので、冬場はASを1.00を程度まで締める事を見越して 45にしてみたのですが、あまりよいフィーリングに感じられずに結局、 45番と48番を納得のいくまで交換するという状況が続いておりました。 現在の所はSJ-48とJN-90FXMの組み合わせをメインにして、 クリップ段数とMJとスクリューの調整で2024年はいけるのではと考えております。 バイクの乗り方の好みやチョットしたセッティングも去年と今年では変化があるのかもしれないので、ずっと同じ考え方のまま進んで行くことはないと思いますが、 SJについては可能な限り交換しないというスタンスは持っていきたいなと思います。
同調を取り直す
SJを交換する時はキャブの着脱が含まれるので同調を取り直しています。 スロットルワイヤーのテンションを変更した時やアイドリングストップスクリューを触った時、 スクリューについても過度に動かした時も同調を取り直します。 スクリューについては全シリンダーで同じ戻し量でも負圧が変わるので同調が変わります。 と言っても神経質になり過ぎているだけかもしれません。 チューナー様によっては目視で充分と言われる方もおられます。
コンプリートCBX1000を見てセッティングに対する感覚が変化した
先日、BITO第11回JB-POWERミーティングに行ってBITO製のコンプリートCBX1000を試走してから、
セッティングに対する考え方が変化した気がします。
以前は天井が分からない状況だったのだと思います。
自分なりにはその瞬間の最高のセッティングをしているつもりでも、
それが本当に正しくパワーが出ている状況かどうかが分かりませんでした。
要するにまだまだセッティングを煮詰める事が出来るのではないかと思っていました。
しかし、コンプリートマシンに試乗する事によってこれ位パワーが出ているなら大丈夫かな?
と何となくですが思えるようになりました。
バイクの調整に終わりはないのですけど、ある程度は天井を設定しておかないと時間を限りなく使ってしまいます。ほんの少しコンプリートマシンに乗っただけなので、
安易にセッティングの天井を自分で設定してしまうのはよくはありませんが、感覚だけは変化があったなと思います。皆様も自分と同じバイクのセッティングはチャンスがあれば是非ともチェックしてください。新しく気が付くことが必ずあるはずです。
FCR初心者向け-触れる範囲で触る習慣をつける、メモを取る
FCRの初心者の頃は触るのが怖いと思います。 ①工具を持っていない ②元に戻せなくなる おおむねこの2点だと思います。 ①については徐々に揃えていくしかありません。そして、どんな工具が必要かも調べていくしかありません。 問題は②でございます。 前回、セッティングした方がしっかりとセッティングしてくれていればいるほど、 触りにくくなります。 スクリューの戻しについては5分程度はずれていても大丈夫ですし、全て同じ戻しにしてもさほど問題ではありません。 問題なのは分解した時にパッキン類を痛めてしまうケースです。 初めて触る時はパッキンやOリング、フューエルホースの破損にだけはご注意くださいませ。 事前に準備しておくか、数日間バイクを不動にして良い場所で触ってください。 心得としてはセッティングについては元に戻せなくなることはほぼ無いです。 事前に触る場所を調べて何が必要かだけは確認をしておいてください。 通常では売っていなくて破損の確率が高い物ははチャンバーパッキンとジェットニードルのクリップです。下部に購入のリンクを張っておきます。
FCRセッティング-スロージェット変更、エアスクリューとパイロットスクリューを調整-23/11/09【まとめ】
SJを交換するとエアスクリューとパイロットスクリューの適正な位置が変化します。 SJで燃料を送る量が変化した分それに合わせてエアスクリューとパイロットスクリューの適正な位置も変化します。 アイドリング時の全閉めを含むスロットル低開度は、色々なジェット類が複合してセッティングを行っています。1ヶ所変えれば低開度域については変化しますが他の1ヶ所を触れば以前と近い状態に出来たりします。スロットル開度1/8だけを見ればジェット類を変更する前と同じ状態に出来ますが、1/16や1/4なども含めれば全く同じという状態には出来ず多少フィーリングが変化します。 FCRセッティングマニュアルの影響範囲を見て貰えば分かるのですが、全く同じ影響範囲のセッティング箇所はありません。 というわけで今回はSJを交換しまくったお話でした。 そろそろ冬に入ってバイクで走るのがつらい季節になります。 2023年の走り納めも近づいてくるころだと思われます。 皆様も事故やマシントラブルにはご留意してくださいませ。 それではシーユーアゲイン!
FCRのジェット類の購入について
セットで購入する事をオススメしております。一つずつ購入するのは金額や時間の面で考えても非常にロスが出ます。小物については事前にストックを用意しておいた方が安全です。純正や社外品などに特にはこだわりを持たなくても良いと思います。
FCRの小物
FCRのセッティングについて事前にストックしておいた方が良い小物類です。モールによって極端に値段が違いますので必ず確認してからご購入ください。
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ポチップ
ポチップ
FCR-メインェット
セット購入をした方がケースもついているし断然お得です。また、広い番手で持っていた方が吉です。全開の時だけでなくて、スロットル開度1/2あたりにも思った以上に影響があります。
ポチップ
返品の難易度や送料を考えるとアマゾンで買う方が良いと思います。
プライム会員なら送料無料です。
POSH メインジェット FCR 100-112 6個セット
POSH メインジェット FCR 115-128の6個セット
POSH メインジェット FCR 130-142の6個セット
FCR-スロージェット
スロージェットは1つずつ購入するよりもセットで購入しておいた方がよいです。 使わないと思った番手でもセッティングをしていたら必ず試します。ケースがついているもの地味に嬉しいです。ケイヒン純正の番手と比べて48が47などの差異はあります。おおむね4気筒や6気筒であれば、40から52で揃っていれば困る事はないと思います。
ポチップ
返品の難易度や送料を考えるとアマゾンで買う方が良いと思います。 プライム会員なら送料無料です。 POSH FCRスロージェット32-35-38の3個セット POSH FCRスロージェット40-42-45の3個セット POSH FCRスロージェット47-50-52の3個セット FCR POSHスロージェット 55 57 60の3個セット