中型ハーレーX350とX500の試乗-中型ネイキッドの選択肢が一つ増えた

ハーレーダビッドソンX350 ライダー&その他
CBX1000ライダー&その他
この記事は約6分で読めます。

中型ハーレーX350試乗-中型ネイキッドの選択肢が一つ増えた

話題になっている中型ハーレーの試乗をしました。
X350は第一感で言うと乗りやすいです。
私が購入の対象にするかなというと購入はしないと思います。
理由としては大型バイクに乗っている者からすると用途に合わない排気量だからです。
日本国内で販売するなら車検の無い排気量で販売すれば良かったなと思います。
対してX500については用途によっては購入しても良いかなという候補にあがります。
上記していますが、X350買うならX500購入したいなと思います。
大型バイクの免許を持っている自分の立ち位置からすると中型免許の枠では無いミドルクラスの排気量の新車のネイキッドスタイルのバイクが欲しいなと思うと購入の候補には入るバイクだと思います。
現在の日本で購入できる新車はSSスタイルのカウルがついたレーシーな感じのバイクが多いです。
そういった中でややトラッカーよりではありますが、ネイキッドスタイルのバイクは購入の候補にはあがると思います。
話題になっているX350について掘り下げて書いていきます。

現在の日本では中型バイクの選択肢が少ない

現在の日本ではネイキッドスタイルのバイクはほとんどありません。
唯一ホンダがCB400SFやCB350を販売しているだけではないでしょうか?
そういった中に中型バイクの選択肢を投入してきた事はとても価値がある事です。
600ccのミドルクラスのバイクでも選べるバイクは少ないです。
大型バイクになってもスズキとヤマハはラインナップの種類が非常に少ない状態です。

X350-中型免許しかない状態であれば購入の価値はあります

20年前と比べると16歳を過ぎるとバイクの免許が取得しやすくなったというような話も聞いた事があります。高校生が免許を取る事について学校側が排他的な状況も少なくなってきたのかもしれません。
そういった10代のフレッシュライダーが初めて購入するバイクの選択肢の一つとしては、
X350は良い選択肢なのかなとも思えます。
もしも、私が10代で中型限定で新車でバイクを購入するなら…
・X350
・ZX-25R
・CB400SF
この辺りが候補になります。
10代で初めてバイクを購入するとなると、周りの友達や漫画や好きなタレントなど影響を受けるポイントは沢山あると思います。ちょっとしたタイミングなどでも購入するバイクは変化すると思います。
もしもこれから初めてバイクを購入をされるという方が読まれているのであれば、
自分がカッコ良いなと思ったバイクを購入するのが1番でございます。
X350はカッコ良いなと思えるバイクの候補には入るかなとは思います。

エンジン形式-パラレルツイン(並列2気筒)

ハーレーに乗りたいというなら、少し違和感があるバイクでございます。
中国製のバイクが正式にハーレーの名前を使って販売されているような感でございます。
設計はハーレーなのか?中国製なのかは不明ではありますが、
ハーレーというカテゴリであるとちょっと違和感があるような感じがします。
X350というバイク単体で見ると良いバイクではありますが、ハーレーというブランドの看板がくっつくと多少の違和感はあります。
エンジン形式やブランドネームに拘らずに乗りやすくて速いバイクで楽しめるならどうだって良い事かなとは思います。むしろ、ハーレーの名前を冠して正式に販売してくれているなら、
パーツの供給については安心出来るという点はプラスでございます。

X350とX500の比較

国産車の場合でも400ccと500ccなどを乗り比べてみた時に圧倒的に500ccの方がトルクがあって好印象なケースがほとんどだと思います。
X350とX500の場合ですが、トルクフルという点ではX500の方が断然良いです。
車体については多少差異があるのか、X350の方がポジションやシートの形などの点で乗りやすいです。また、エンジンの回転数についてはX350は11100を超えた辺りでリミッターがかかります。
※10100だったかはうろ覚え…
X500は9100程度でリミッターがかかります。
走行モードなど色々試したわけではないので曖昧な情報ですが、
X350の方は多少軽く造られていてエンジンを回してお楽しみくださいというコンセプトなのかもしれません。乗り比べてみた感じではX500の方が好印象でございます。
各部のパーツの造りも多少X500の方が良いような印象も受けました。
フロントブレーキはX500がラジアルマウントでX350はアキシャルマウントです。
この辺りは差異がなくてもよいのではと思いました。
両方ともラジアルマウントにして性能をアピールすレば良いのになと思いました。
X350についてはあからさまなコストダウンがあるのでしょうか?

中型ハーレーX350とX500の試乗-中型ネイキッドの選択肢が一つ増えた【まとめ】

ハーレーが名前貸しをして他国にバイクを作らせるという事は昔からあった様子です。
戦前の日本の『陸王』もハーレーベースでございます。
今回のX350とX500については本当に名前だけみたいな感じではございますが…。
どちらにしても先に書いた通り普通二輪免許でのバイク選びの選択肢が増えるという点は素晴らしい事かなと思います。
また、大型二輪免許にも食い込みますが、X500もミドルクラスの排気量のバイクの選択肢を増やしてくれているなとは思います。
かつては国産のバイクが丸目のネイキッドスタイルのバイクをけん引してきたように思えます。
現在ではカウル付きのレーシーなスタイルが国産のバイクには多いように思えます。
X350については400cc未満のバイクの選択肢としては非常に有りです。
その反面、X350でしか得られないような尖った要素は無いようにも思えます。
エンジンがV2やV4だったりしたらまた違った印象を受けたと思います。
私が1番強く思えたことはカッコよいスタイルで楽しく乗れる400ccのバイクが1台増えたという事でございます。
というわけで、中型免許を取得されたばかりでどのバイクを買おうか迷っておられる方は、
ハーレーダビッドソンのX350も選択肢のひとつにいれてみてはいかがでしょうか?
それではシーユーアゲイン!

X350-X500画像

タイトルとURLをコピーしました