FCR-6連-同調-バランスパイプ

CBX1000-バランスパイプ FCR
CBX1000FCRメンテナンス
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FCR-6連-同調-バランスパイプ

今回は同調というよりはバランスパイプのお話です。
CBX1000のエンジンを組んでくださった地元のメカニックの方が
『同調はしっかり取っておけよ。』
とよく言われます。
『6個もあるのにどうやって同調するねん!』
と思っていた時期もあります。
ちなみに上記のメカニックの方は私のCBX1000のエンジンを無償で直してくださった神様のようなお人です。やって貰うばかりでは申し訳ないので、自分で何か触ったりしたら報告しておりますし、お中元やお歳暮は持ち込むようにしております。
同調用のゲージの話に戻ります。
FCR用にファンネルにあてて負圧を測るアイテムも世の中にはございます。アマゾンへリンクが開きます。
シンクロテスター

商標の関係でこのような名前になっていると思われます。
私はバキュームゲージ4連を2個買って改造して6連仕様にして使っております。
使う前には必ず針の校正は行っています。リンクは過去記事です。やり方などはざっくりと書いています。写真と動画付きです。

FCRの同調と6連バキュームゲージ
バキュームゲージの校正と調整。CBX1000の同調を6連バキュームゲージで揃える。4連バキュームゲージを使っている方は普段使っている1番と2番を差し替えるなどすれば、どれ位ずれているか、すぐに分かる。今まで何かおかしいと思っていたけど、ずれていたのが原因だった。
そして、FCR自体にも加工が必要です。負圧を取り出すニップルを追加する必要があります。スロットルワイヤーがついている基準キャブレターには購入した際に専用のスピゴットが装着されています。私のCBX1000のFCRであれば、3番と6番の気筒に負圧取り出しニップルが最初からついていて、ゴムキャップでメクラをされていました。1番と2番と4番と5番に別途負圧取り出しのニップルを装着して、そこから負圧を取り出してバキュームゲージを使用している状況でございます。 キャップを取り付けてもよかったのですけど、エンジンのサイクル上、対応するスピゴット 同士を接続すると負圧の安定度が増すとどこかに書いてあったので、キャップを付けるのも面倒だし、性能が上がるような事は実行した方がよいので、現在はバランスパイプ仕様と、 なっております。メクラキャップも手元にはあるのですが、変化を試したことはありません。 時間がある時に試してみようと思います。 文章を書いていて思ったのですけど、試すべきですね。 結果としては違いが分からないという事になりそうなので試していなかったです。 その他にも大事な事もあります。次のセクションで書きます。 先日、加速ポンプのダイヤフラムを交換した際に写真も撮っていたので、そちらも掲載しておきます。

バランスパイプの注意。CBX1000点火時期

CBX1000の点火コイルは3つあります。
6気筒なのになぜに3つかというと
1番と6番を同時に点火。2番と5番を同時に点火。3番と4番を同時に点火しているからです。
早目に書きたいことを書くとバランスパイプの接続は、1番と6番。2番と5番。3番と4番を接続します。
エンジンの点火順序は
1-5-3-6-2-4という順番です。
この辺からはエンジンの専門的な話も含まれますので、さらっと書きます。
1番が圧縮して点火しているタイミングの時に最も点火時期のタイミングが遠い気筒が6番です。
1番と6番を同時に点火しますけど、6番のピストンは点火に影響のない状態になっています。
バランスパイプはピストンを含めて対になっている気筒の負圧取り出しニップルを
繋ぐことによって負圧を安定させるのが目的の様子です。4気筒のDOHCのバイクであれば、
1番と4番、2番と3番が対になっています。点火順は1番、3番、4番、2番です。
※上記の順序は車輛によって違う場合もあります。
私がバランスパイプを使っている理由は4点あります。
①メクラキャップを付けるのが面倒
②メクラキャップは小さくて紛失する可能性が高い
③デメリットがなさそう
④性能があがるなら実行したい
上記の①②③④まででどれも信憑性が無いし、対策すれば済む話ですし、検証もしておりません。
ただし、私のようにしょっちゅうバキュームゲージをバイクに取り付ける人間に
とってはバランスパイプ仕様は整備性を少しだけあげてくれます。ゴムキャップよりは着脱が容易です。
ニップルについてはメクラとしてしっかりと装着出来ているか確認がしやすいです。
バランスパイプはそれなりに長さがあるので、メクラキャップに比べて紛失はしづらいです。
バランスパイプ仕様にしている性能的なメリットはそんなにないかもしれませんが、こうやって文章に書いてみると整備面での理由はそこそこあるような状況です。
他に気にしている点があって、意識的には確認をしているのですけど、
バランスパイプの破断と負圧取り出しニップルからのエア漏れです。
バランスパイプの破断については目視で確認をしています。
ニップルのエア漏れについてはパーツクリーナーを吹きかけて回転数が変わるかなどは、
見るようにしております。レーサーなどは全ての気筒に負圧取り出しニップルを取りつけていないので、負圧取り出しニップルが必要がないか、シンクロテスターで事足りるか、同調の精度はそんなに高くなくても良いかのなど、どのような理由かは気にしています。

FCR-バランスパイプの写真

見づらい写真かもしれませんけど、何となくイメージ出来るとは思いますので、想像力でカバーをお願いいたします。

FCR-初心者向け-同調

どの程度、同調を取ればよいか?皆様お悩みだと思います。
答えは一つで、完璧です。
と言っても無理な話なので、エンジンが熱くなった時に、スロットルを戻した時に極端に
アイドリングがあがったり、回転数が落ちにくい状況になければよいと思います。
極端にアイドリングが上がる場合は、ずれの幅が大きいです。
強制開閉式のキャブレターの場合は定規でスロットルバルブの高さを測ったり、
割ピンなどをスロットルバルブに挟んで離れた瞬間が同時になるようにするという方法もあります。
また、スロットルを戻した時に回転数が下がらなかったりとバイクに乗る事自体が危険です。
同調作業は素早く終わらせるか、扇風機を使って行ってください。思ったよりエンジンの温度は
あがります。
これからFCRセッティング用の工具を買われる方は予算の都合もありますけど、作業時間を短縮出来る事を前提に選んだ方がよいです。または追加していってください。
走行中にアイドリングが高くなり過ぎる事もありますので、ストップスクリューの場所と触り具合は事前に確認しておいた方がよいです。
スロットルの微妙な加減やエンジンの調子など複合的な要素で見て全てが完璧は難しいので、
バキュームゲージで見る場合は目盛り1つ分5KPAいないなら許容にするなどは決めておいてもよいかもしれません。本当は完璧に同じが答えです。

私はスロットルバルブの開く瞬間と、スロットルバルブが全開になった瞬間も見て同調をするようにしております。これは2股のスロットルワイヤーを使うFCRの特有の弱点です。
最後にストッスクリューが2つありますから、片方を微妙に動かして、エンジンの回転の落ちがもっともよい所に合わせます。理由はスロットルの上がり方も個体差がありますし、スロットルワイヤーの張り方も違うので、動きがある物を完全に合わせられない事を前提にしているからです。
ストップスクリューで最後に帳尻合わせをするやり方が正しいかどうかは不明です。
帳尻を合わせる時点でよくはないのですけど、スロットルバルブの全開の位置が概ねそろっているなら、今の所は良いかなとは思っている次第です。

FCR-6連-同調-バランスパイプ【まとめ】

バランスパイプという考え方は古い考え方であって、現代的に考えるとやっては行かない事になっていたりするかもしれないし、そうでないかもしれません。
私の場合はやり方も少しまずくて、バランスパイプが3本あるのですけど、3本とも長さが違います。
スピゴットを接続する為だけに使っている状態です。本当は全ての長さを揃えるべきではないのかなとも思っています。現在は最短の長さしか確保していない状態です。
それではよいFCRライフをお過ごしくださいませ!
シーユーアゲイン!

バキュームゲージの購入

キャブの同調には必須アイテムでございます。私のCBX1000はデイトナ製の4連を2セット購入して、
6連の状態にして使用しています。特に加工なども必要ありません。シンクロテスターが向いている車輌もございますので、バイクによって商品選択をしてください。
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