FCR-セッティング-MJとJNの影響-22/07/08
前回までのブログまでにて急開した時にスロットル開度1/2あたりでボコ付きがある状態で、 少々悩んでおりました。 原因はMJメインジェットとJNスロージェットの組み合わせでの作用でした。 判定の理由としてMJを極端に下げると解消まではいかないですが、変化がありました。 ボコ付きを起こしにくくなり、空燃比も10.0までいかなくなり、開け待ちと呼べるくらいアクセルが 追い付くのが遅かった症状も改善されました。 JNのストレート径を変更しても大して変化がなかったのは、 1番手で0.01mm程度しか変化がないからだと思います。 対してMJは123から125の1番手で0.02mm変化していると思うので、125から135に変化させたら0.1mm ほど変化しているのだろうなと番手ごとの数字は太さや直径なのだろうなと思いこんでします。 現在のCBXでは JN90-FTSに対して、MJは123あたりが限界な様子です。 MJはとか132とか大きい方がフィーリングが良かったので、大きいMJを使いながら、 スロットル開度1/2あたりの急開時のボコ付きを解消したいなと思っています。 試してみる候補として、 テーパー角の変更 FTS → ETS or ETT 同じストレート径でクリップテーパー角を大きくした場合は3段ほど高くすれば低開度で同じストレート径になるらしいです。逆にテーパー角を小さくした場合はストレート径が同じ場合はクリップを3段下げれば丁度良い様子。4段からなら7段と1段です。 Youtubeやネット、人づてから効いた知識です。 とにかくテーパー角を変えたら、同じストレート径と同じクリップ段数では その他が一緒のセッティングにはならない様子です。 別の種類のJNになるのかなと思って深く考えない方がよいかもしれません。 少なくともスロットル開度1/2あたりだけを変化させたい場合はテーパー角の変更が必須の 様子です。しかし、同じテーパー角のJNしか持っていないので、 新規に購入するしかありません。試してみたいので、明日、バイク屋さんへ レッツゴーしようと思います。
次回のセッティングの方針
次回は今回のセッティングで、 気になるポイントが分かったのでそれを踏まえて行おうと思います。 要するにMJを必要以上に大きくし過ぎていたという事です。 セッティングは SJを55 or 52にして SJを90FTSにして ASを出来る限り大きく開けて MJを123 or 125 にしようと思っています。 加速ポンプの効かせ始めは急開で薄くなるポイントが3/4あたりにあるので、5/8のスロットル開度で 効くように調整してと事前にどんな番手でセッティングをするか作戦を立てて臨みたいと思います。 テーパー角を変更したJNは注文しても届くまでに少々時間がかかるので、 それまでは手持ちのジェット類で色々と触ってみます。
FCR-初心者向け-ジェット類のアクセスしやすさ
FCRのジェット類のアクセスしやすい順に書いていきます。 アクセスしやすいほど頻繁に触る必要があるということでございます。 例外としてPSはエンジンをかけたまま触るのがベストです。 セッティングで1番触りやすい部分はストップスクリューです。アイドリングの調整に使います。 全閉めの開度調整をします。スロットル全閉め時の初期値になります。 2番目はASエアスクリューかPSパイロットスクリューです。 そしてASについてはスクリューをさわってからの変化がわかりやすいです。 3番目は触りやすい部分はJNジェットニードルです。 タンクを降ろしたりボルトを外したりの作業は伴いますが燃料がこぼれたりはありません。 4番目はMJメインジェットです。 燃料は落ちてしまいますが、専用の交換口がついていますので、気になったら変えてくださいと言わんばかりです。 5番目最後はSJスロージェットです。 マルチのFCRだとキャブを着脱しないと交換は難しいです。 無理矢理着脱せずに交換も出来ますが、燃料漏れなどのトラブルの元になるのでおすすめはいたしません。SJは1度決めたら過度に交換をしないという方針でFCRの運用をすればよいと思います。
FCR-セッティング-MJとJNの影響-22/07/08【まとめ】
今回のスロットル開度1/2での急開での事例はマニュアルを買ってなかったり、 空燃比計を取り付けていなかったりしたら、明確に気が付かなかったかもしれません。 MJとJNの組み合わせで薄い濃いはテーパー角を変更しないと解決出来ないかもしれません。。 マニュアルを見てみたら、テーパー角の変更でスロットル開度1/2あたりの空燃比は、 随分と変化します。頭でっかちになってもしょうがないので、事前準備を済ませたら、 納得いくまでジェットやクリップを交換してみようと思います。 皆様も楽しいFCRライフをおすごしくださいませ。 それではシーユーアゲイン! ※下部にMJとJNの品番と作業写真を掲載しておきます。
CBX1000のFCR-MJ交換作業写真
スロットルワイヤーの張りが気になるので、極力ワイヤーは外さないようにして作業をしています。
エンジンオイル一覧
エンジンオイルの一覧です。CBX1000ではモチュール300vの15w-50を使用しています。 バイクはおおむね10w-40の傾向が強いです。古いバイクと夏場は粘度高目と覚えておいてくださいませ。化学合成油や鉱物油など気にしない場合でも末尾の数字の【30】【40】【50】にはご注意ください。値段と性能は比例します。高い分にはトラブルに関しては心配はないのですが、安すぎるとなんだか不安になってしまいます。そういった点で言えば、ホンダウルトラや値段やメーカー純正な点を踏まえても使いたい候補にはあります。
モチュール
バイク用オイルと言えばモチュールの感が強いです。。人によってはモチュール以外のオイルは使いたくないという人もいます。エンジンオーバーホール済の旧車に入れている人が多いです。 OH済のエンジンはおおむね15w-50を入れていて夏なら10w-40を使ってもよいかなという感じです。 モチュール300V 15w-50 4リットル モチュール300V 10w-40 4リットル
ホンダ-ウルトラシリーズ
メーカ純正で安価な部類のオイル群です。G1-G4までで数字が大きいほどグレードがあがるという考え方でよいかなと思います。純正志向の方などはホンダ純正オイル以外は使いたくないという方も多いです。安価だし値段は高くないしプラス面も多いです。ホンダは少し変わっていて全体的に粘度が低めです。E1は鉱物油です。早いサイクルでの交換や鉱物油派の方におすすめです。 ウルトラ G1 5W-30 1L ウルトラ G2 SL 10W-40 1L ウルトラ G3 SL 10W-30 4サイクル1L ウルトラ G4 SL 0W-30 4サイクル1L E1 SL 10W-30 4サイクル1L メーカーHP
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ポチップ
ヤマルーブ
昨今、評判の良いオイル。実際に使ってみてよかったという人には数名はお会いしました。静かにファンを獲得しているような気がします。他のオイルメーカーと比べて尖ったような特徴は謳っていませんが、本当に何だか良いオイルという感じでした。プレミアムとRS4GPではRS4GPの方がグレードが高いオイルです。 ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L ヤマルーブ RS4GP 4L 10W-40 MA2 化学合成油
ワコーズ
ワコーズ製品を使って感動を覚えた人も多いはず。ケミカルはこれをつかっておけという位は日本で普及しています。バイク用か車用かの差異はなさそうなのですが粘度などを気を付けて購入してください。 PRO-S50 プロステージS 15W-50 E245 4L
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ポチップ
Kawasaki-冴速-冴強
粘度の違いに気を付けてご購入ください。900RSの大ヒットでシェア率もあがっているし、評判も良いオイルです。違いはオイルの粘度です。特に指定やこだわりが無い場合は、10W-40 冴速をおつかいください。 冴強 10W-50 1L×4本セット J0ELF-K011S 冴速 10W-40 4本
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ポチップ
シェルShell-アドバンスド
自社でオイルの精錬工場を持っていて天然ガスからオイルを作っている…使ってみたことはないのですが、非常に気になるオイルです。さすがに高い…が試してはみたいです。 シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 15W-50(SN) 412233193-1 シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 10W-40(SN) 412232193-1
SHELL ADVANCE(シェルアドバンス)
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