フレームは弱い?最高速は?
カタログ上の最高速度225km/hです。 ダイヤモンド型フレームに搭載されたCB1E型6気筒エンジンは燃料供給に28mm径CV型キャブレターを6基装着し最高出力105ps/9,000rpm・最大トルク8.6kg-m/8,000rpmのスペックを誇り、最高速度225km/h・0-400m加速11.65秒は当時の世界最速記録である。 wikiさまより抜粋 上記がある程度の答えだと思います。発売から40年を過ぎた現在はどうなのか? CBX1000はフレームが弱いのか?最高速まで出せるのか?というテーマでコラム的に記事を書きます。 この手の話は結論はあいまいだったりします。 しかし、私と近いレベルの走行感覚を持たれているライダーさまには参考になると、 思うし、一つの参考となる意見になるはずです。 唐突にフレームが弱いのか?というお題を掲げたのには理由があります。 道の駅などでフレームが弱いや120km/hまでしかまともに走れない… などとお悩み相談してくださる、通りすがりのライダーさまが多々いらっしゃいますので、 謎を解いていければなと思います。 実際にCBX1000に興味がある方には面白い内容の記事になるかもしれません。
フレームが弱いと言われる根拠
まず、フレームのつくりはダイヤモンドフレームというエンジンもフレームの一部と考えるつくりのフレーム形式です。有名な車輌だとGPz900R Ninjaのフレームもダイヤモンドフレームです。
指輪に例えていて、ダイヤモンドの部分をエンジン、フレームを指輪部分として見ています。
そのダイヤモンドフレームが少々設計思想に難有みたいな点でフレームが弱いと言われる原因になっているかもしれません。
次にCBX1000で言えば後期型のSC06になるとフレームに目立って補強が入っています。
サイドカバー下辺りにも補強が追加されているのですぐに分かると思います。
上記の2点がフレームが弱いと言われる根拠かもしれません。
1990年代後半って雑誌の影響もあってフレーム補強を入れる旧車が大流行しています。
おおむねZ1などを代表するkawasaki系の車輌は雑誌に出ている分には
フレーム補強をどれだけ入れるかがおしゃれポイントのように書かれていました。
こういった経緯もあって現在バイクに詳しいおじ様の世代はフレーム補強神話で
SNSや道の駅で発言されていたりするのかもしれません。
車体バランスの主流トレール量
現在の車体のバランスはトレール量と言ってトリプルツリーとステムシャフトのオフセット量を気にする傾向が強いように思えます。1990年台後半にフレーム補強で抑え込まれていた車輌の振れは 実はこのトレール量が適正でなかった為起こっていたのではないか? という考え方が主流の様子です。わたしには詳細に説明出来ない点ではあるので、 興味があるライダーさまは別途調べてみる価値はあると思います。 軽く説明をしておきます。トレール量ってフロント廻りのバランスを数値で表すのですけど、 この値が大きすぎたり小さすぎたりして適正値にない車輌は概ね曲がりにくかったり、 直線安定がかけたりするような様子になるそうです。 1990年台後半はトリプルツリーのフォークオフセット量はそこまで気にしていなかった様子だし、 17インチ化したり、他車流用の足回りを旧車に入れるのが流行していました。 こういった点で車輌の前後の高さのバランスが狂ったり、フロントフォークが短くなったり、 ホイールサイズによって前下がりになったりして車輛のバランスが崩れたのだと思います。 サスを交換して車高が上がったバイクは要注意です。車体が切れ込むようになるので、 コーナリング性能は上がっているかもしれませんが、直進安定性は欠いている可能性はあります。 サスの硬さなどもあるので、一概には言えませんが、色々と調整は必要になる項目だとは思います。 こうやって書いてはいるのですけど、実際に試したりは出来てませんし妄想で書いている部分もあります。私は前後の高さを自分なりに調整をしたりして対応をしています。前後共にフロントフォークとサスを長くしてバランスを取っています。 トレール量の考え方の真偽は定かではありませんが、現代の考え方のひとつだとは思っています。 概ね車輌の高さのバランスが悪いバイクはカッコ悪いし、速くはないケースがおおいです。 適度なフレーム補強をしてトレール量を意識して車体のバランスをとっていれば、 概ね問題ないということだと思います。 ※雑誌やネット記事を読んだ記憶を元に記載していますので参考になるかどうかは不明です。
CBX1000は120km/h以上スピードが出ないのか?
発売した瞬間は世界最速を謳っていました。 証明するということは除けておいて、楽勝で200km/h以上出ます。 kh250でも130km/h出ていました。 では120km/hを超えると車体が震えて危険か? 私の場合は問題はありません。 大事な事なので、もう一度書きます。 全く問題なくスピードを出して走る事が出来ます。 おそらくスピードを出せないライダー様のCBX1000はフロントフォークのオイルが抜けきっていて、 フロントの車高が極端に下がって直進安定性が悪くなったり不具合を抱えているのだと思います。 普通に考えて、スポーツ走行を謳っているバイクやスピードの出そうなルックスの大型バイクで200km/h以上出ないわけがありません。 もしも、200km/h以上出ないならマシンの調子が悪いと思った方が良いです。
CBX1000の最高速は?
CBX1000の発売当初のキャッチフレーズの一つです。 世界最高速のバイク220km/h以上でゼロヨンも世界最高の加速! 私の記憶では最高速度は220km/h以上とまで頭の片隅にございます。 私がメーター読みで走行した感じでは200km/h以上は出ている状態です。 現在はカウルを取り付けていますが200km/hでも脱落の問題無いように取り付けています。
バイクの調子をスピードで見る。
自分とバイクの信頼関係になると思うのですが、180km/hまでなら大丈夫とか、 メーカーのカタログスペックを見ながらどれくらいのスピードまで出せるかなどは、 決めておくのがよいです。例えば、50km/hまでしか出さないと決めているロケットカウル仕様のバイクは50km/hなりのブレーキやステーの強度を保てばよいと思います。 布製の風防を付けている車輌は120km/hまで出れば調子が良いという風に、どの位までスピードを 出してよいかは自分で線引きをすればよいと思います。上記でCBX1000で120km/hを超えると車体が震えると言われるライダーさまに会った件について記載しましたが、そのライダー様は120km/hまでしか、 出せない整備しかしていなかったのだと思います。または、整備不良で120km/hしか出せない状態だっという事です。私は自分の基準として200km/h以上出しても、問題無しを線引きとしています。
フレームは弱い?最高速は?【まとめ】
CBX1000に限らずですが、車体がよれる。震える。スピードが出ない。 それは整備不良の可能性が非常に高いです。 整備していて上記の症状ならどこかのバランスが悪いか機械的な瑕疵だと思います。 最高速もカタログに書かれている最高速に近い数値までは普通に出るはずです。 最高速については自分の余力も関係してくると思うので、最高速からマイナス20km/h程度 までは出せるような状態にするなどと線引きをすると良いと思います。 というわけでCBX1000に限らず、Z1でも400ccのバイクでも最高速トークになった時の為に、 最高速近くまでは出ると自信を持って言える位整備をしておくような習慣をつけておくと、 きっと幸せになれると思います。 ちなみにスポーツ系のバイクですが400ccのバイクでも160km/hから180km/hの間まではおおむね出せます。カタログ上の最高速も近い速度までは普通に出ると思います。 公道で最高速を試すと命が足りませんから、ダイノジェットかサーキットで試すようにお願いいたします。それでは!シーユーアゲイン!
エンジンオイル一覧
エンジンオイルの一覧です。CBX1000ではモチュール300vの15w-50を使用しています。 バイクはおおむね10w-40の傾向が強いです。古いバイクと夏場は粘度高目と覚えておいてくださいませ。化学合成油や鉱物油など気にしない場合でも末尾の数字の【30】【40】【50】にはご注意ください。値段と性能は比例します。高い分にはトラブルに関しては心配はないのですが、安すぎるとなんだか不安になってしまいます。そういった点で言えば、ホンダウルトラや値段やメーカー純正な点を踏まえても使いたい候補にはあります。
モチュール
バイク用オイルと言えばモチュールの感が強いです。。人によってはモチュール以外のオイルは使いたくないという人もいます。エンジンオーバーホール済の旧車に入れている人が多いです。 OH済のエンジンはおおむね15w-50を入れていて夏なら10w-40を使ってもよいかなという感じです。 モチュール300V 15w-50 4リットル モチュール300V 10w-40 4リットル
ホンダ-ウルトラシリーズ
メーカ純正で安価な部類のオイル群です。G1-G4までで数字が大きいほどグレードがあがるという考え方でよいかなと思います。純正志向の方などはホンダ純正オイル以外は使いたくないという方も多いです。安価だし値段は高くないしプラス面も多いです。ホンダは少し変わっていて全体的に粘度が低めです。E1は鉱物油です。早いサイクルでの交換や鉱物油派の方におすすめです。 ウルトラ G1 5W-30 1L ウルトラ G2 SL 10W-40 1L ウルトラ G3 SL 10W-30 4サイクル1L ウルトラ G4 SL 0W-30 4サイクル1L E1 SL 10W-30 4サイクル1L メーカーHP
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ヤマルーブ
昨今、評判の良いオイル。実際に使ってみてよかったという人には数名はお会いしました。静かにファンを獲得しているような気がします。他のオイルメーカーと比べて尖ったような特徴は謳っていませんが、本当に何だか良いオイルという感じでした。プレミアムとRS4GPではRS4GPの方がグレードが高いオイルです。 ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L ヤマルーブ RS4GP 4L 10W-40 MA2 化学合成油
ワコーズ
ワコーズ製品を使って感動を覚えた人も多いはず。ケミカルはこれをつかっておけという位は日本で普及しています。バイク用か車用かの差異はなさそうなのですが粘度などを気を付けて購入してください。 PRO-S50 プロステージS 15W-50 E245 4L
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Kawasaki-冴速-冴強
粘度の違いに気を付けてご購入ください。900RSの大ヒットでシェア率もあがっているし、評判も良いオイルです。違いはオイルの粘度です。特に指定やこだわりが無い場合は、10W-40 冴速をおつかいください。 冴強 10W-50 1L×4本セット J0ELF-K011S 冴速 10W-40 4本
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シェルShell-アドバンスド
自社でオイルの精錬工場を持っていて天然ガスからオイルを作っている…使ってみたことはないのですが、非常に気になるオイルです。さすがに高い…が試してはみたいです。 シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 15W-50(SN) 412233193-1 シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 10W-40(SN) 412232193-1
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