かっこいいネイキッドバイクか?変わったバイクか?珍しいバイクか?
カッコいいやダサいなど、バイクやアクセサリーファッションなどでは時折議論になる項目です。 ※最下部に写真ギャラリーでネイキッド仕様の私のCBX1000の写真も載せておきます。 先日、少々バイクが好きなおじさまに色々お話をしていただく機会がございました。 ほぼほぼ、こちらの意見などは言わないようにスルー気味にしております。 それで、お話を聞いていて思ったことがありブログを書いています。 CBX1000のカッコいい部分ってどんな所なのかなと。 タイトル通りになるのですが、CBX1000はカッコいいバイクか?単なる奇を衒った(てら)珍車なのか? 色々と考察を書いていきたいと思います。今回のブログ投稿はコラム的に書いていきます。 そして、私の一方的な意見となります。 CBX1000は6気筒の時点で随分と変わったバイクですが、色々とこだわったデザインや工夫がされているバイクです。 そもそも6気筒というバイクはモーターサイクルの進化の過程では分岐点だったのかなと思います。 奇を衒ったバイクというよりは4気筒か?6気筒か?どちらが生き残るかで生き残れなかったエンジン形式だったのだろうなと思います。当時国産バイクが外車のように2気筒が主流であれば、 バイクは2気筒という文化が根付いたかもしれません。 少なくとも発売当時は新しい提案をしたバイクであったのですが、 結果として生き残れなかった珍しいバイクとなってしまいました。 CBX1000はホンダの気合の入ったバイクのひとつではありますので、 その辺を踏まえてCBX1000のかっこよい部分について書いていきたいと思います。
バイクのジャンル別のかっこよさ
カウルがついているやレーサーやアメリカンスタイルそれぞれのジャンルでカッコいいの基準が違ったりするのでおおむね国産大型空冷ネイキッドバイクを主に書いていきたいと思います。 あれがかっこよくて、これがダサいなどではなく、CBX1000のカッコいい所を書いていきたいなと 思います。 こういった投稿は排気量マウントをはじめマウントの話になりがちですが、バイクの排気量ってジャンル別になるので、排気量はあまり関係は無いとは思います。 ボアアップなどでパワーを競うようなDIYなどをされているライダー様同士では、 排気量は重要な項目だったりしますが、ピストンを触れない方にはあまり意味のない数字です。 そもそもそのバイクが本当に公称通りの排気量かどうかも分かりません。
空冷ネイキッドバイクのかっこよさの特徴
完全に見た目の話になりますが、エンジンの造形美が見える所が空冷ネイキッドバイクの かっこよさの特徴になると思います。 バイクは車と違ってボルトやケーブルを隠すという考え方ではなく 見せるという考え方をしています。 特に空冷エンジンはエンジンを冷やす為にカウルなどを取り付けずにエンジンをむき出しに しています。ボルトやブレーキホースなども含めて全部見える状態にあるので、 見える物を小綺麗に見えるようなデザインなど各部にこだわりが感じられたりすると思います。 逆にフルカウルのバイクなどは隠れている部分の配線などが雑だったり、 カウルの裏に色々とかくしてカウルを見せるようなデザインを取っているバイクもあります。
かっこいいバイクの決め方のひとつの基準
私は常々思っているのですが、バイクに興味のない私の母親や免許を持っていない中学生、 バイクに乗らない社会人など、ちょっとバイクと距離がある方が見た場合に、 かっこよいと思うかどうかが、バイクのカッコよさの基準のひとつではないかなと思います。 バイクに興味が無い人ですらかっこよいなと思えるようなデザインは至極だと思います。
CBX1000のカッコいい所やこだわり
本田宗一郎が社員に無茶ぶりをしたのかなと思う点があるくらい、かなり拘りが多いバイクなのでそのあたりを記載してい行きます。私見も含めて色々箇条書きします。 ①世界最速 ②リッター超え ③エンジンが見えるようにダイヤモンドフレーム ④エンジンが前傾 ⑤車重を軽く ⑥デザインは前期型に限り1点物 ⑦小さめのオイルクーラー ⑧空冷である ざっくり書いてこれ位かなと思います。もちろん、その他にも色々たかっこよい所はあるし、 欠点も沢山あるとは思います。
①世界最速
発売した瞬間は世界最速のバイクだった様子です。世界最速にする為に6気筒だったのか? 6気筒アンド世界最速のキャッチフレーズがセールス的に必要だったのかは不明です。 どちらにしても世界最速という響きはカッコいい事に間違いはありません。
②リッター越え
カワサキがZ1000系列をリリースしたのに合わせているのかなと思えてしまいます。 1970年台後半あたりから、リッター越えのバイクが増え始めているので、それに合わせた排気量の設定だったのではないかなと思います。カワサキ乗りの方からの排気量マウント対策だったのではないかなと思います。数値の桁が変わるのは気持ちいい事に間違いはありません。
③エンジンが見えるようにダイヤモンドフレーム
整備性も兼ねていると思うのですけど、エンジンが良く見えるようにエンジンもフレームの一部として考えられている作りのフレームを採用しています。国産4気筒のばいくではほとんどがダブルクレードルフレームを採用していてエンジンの前側にパイプがある状態ですが、CBX1000にはフレームが存在しません。こういった所もこだわっている部分なのかなと思えます。
④エンジンが前傾
走行風を当てるためか、エンジンを主張させる為か、エンジンが国産の並列4気筒のバイクよりは随分と前傾姿勢になっています。私はヘッドカバーをメッキにして空冷効果を下げてしまっていますが、 ヘッドカバーが良く見えるようなデザインになっています。
⑤車重を軽く
雑誌などでしか確認は出来ないのですが、車重を軽くするためにアルミパーツが多用されていたり、 各所に6気筒による重量増加への配慮がされている様子です。素材などで対応したりしたせいか、 販売価格の高騰につながってしまって少々残念な売れ行きになってしまったそうです。 アルミパーツや車重を軽くしようとした試行錯誤がデザインのカッコよさに繋がったのかとも思えます。
⑥デザインは前期型に限り1点物
外装やメーターなどはCBX1000だけのデザインになっている物が多数あります。 同世代のカワサキ車などはエンブレムをねじ止めのプラスチック製にしていますが、 ホンダ車はペイントが多い中、CBX1000もねじ止めのエンブレムを採用しています。 タンク、サイドカバー、テールカウルなども含めてこの時代のホンダ車とは少々毛色が違うデザインになっています。カウル付きの後期型はCB750Fを思わせるようなデザインとなっていますが、 前期型については専用のデザインで古い丸目のバイクですが、古臭くないような感もあります。 シートの着脱の仕方などはカワサキ車の方がかっこ良いなと思う点が多々あります。 ※Z1などはシートをボンネットのように跳ね上げる。 メーターもジェット機をイメージした3連の丸メーターとなっています。 CBX1000限定のようなデザインでカッコいいのですが、欠品になってくるとCB-F系と共通に しておいて欲しかったなと思えてしまいます。
⑦小さめのオイルクーラー
小さいオイルクーラーがかっこよいか?悪いか?は不明ですが、こだわっている部分のひとつではないかなと思っています。オイルクーラーはつけないとまずいような発熱量だったのでしょうし、 ルックスの観点で大きなオイルクーラーは避けて取り付けたのではないかなと思います。 私は空冷バイクに大きなオイルクーラーは非常に嫌いなので、ノーマルのままにしていますが、 そのうち変更するかもしれません。
⑧空冷である
見た目だけで言うと空冷エンジンの方が水冷エンジンより造形美があります。 水冷という性能に拘らなかったのか、レースなどのレギュレーションなのかは私には不明ですが、 熱対策の面などで考えるとわざわざ空冷を選択して開発されたエンジンだと思います。 わざわざ選択して開発したエンジンだからこそ、造形美があるのではないかなと思います。
かっこいいネイキッドバイクか?変わったバイクか?珍しいバイクか?【まとめ】
・CBX1000は結果として珍しい変わったバイクになってしまった。 ・デザインは考えられた1点物なので、やはりかっこよい。 というような点が今回のコラムの締め的な話になろうかなと思います。 性能面では現代のバイクには遠く及ばないし、 CBX1000の数年後に発売されたバイクも楽々と性能面を追い抜いてしまうような状態だったのだろうなと思います。また、空冷6気筒のエンジンも発展性のない考え方や人気が出ない形式だったのであろうとも考えられます。現在の私のCBX1000はアッパーカウルを取り付けた仕様となっています。 カウルがついているバイクはカッコ良いなと思えます。 しかし、CBX1000として2種類を並べてどちらがかっこ良いかと尋ねられるとネイキッド仕様の 方がはるかにかっこよいと思います。逆にZ1Rなどカウルがついていた方がかっこよいバイクも多々あります。少なくともCBX1000の前期型については丸目のネイキッド仕様が最高にカッコ良いデザインなのだろうなと思えてなりません。 上記でCBX1000がかっこよい理由として色々書きました。悪い所も沢山あるバイクです。 これから、CBX1000を購入してみようと思う方も沢山おられると思います。 私は中学生の時にCBX1000を見てこんなバイクあるんだ!すげー! という点から購入して現在に至ります。 これからCBX1000を購入される方の参考にでもなればと思います。 それではシーユーアゲイン! ※過去記事も含めて下部に写真を多めに掲載しておきます。
CBX1000の参考写真
私のCBX1000はカスタムはしていますが、消耗品などの交換を中心としたノーマルルックのカスタムになります。乗り味もノーマルのCBX1000と大差は無いと思います。
エンジンオイル一覧
エンジンオイルの一覧です。CBX1000ではモチュール300vの15w-50を使用しています。 バイクはおおむね10w-40の傾向が強いです。古いバイクと夏場は粘度高目と覚えておいてくださいませ。化学合成油や鉱物油など気にしない場合でも末尾の数字の【30】【40】【50】にはご注意ください。値段と性能は比例します。高い分にはトラブルに関しては心配はないのですが、安すぎるとなんだか不安になってしまいます。そういった点で言えば、ホンダウルトラや値段やメーカー純正な点を踏まえても使いたい候補にはあります。
モチュール
バイク用オイルと言えばモチュールの感が強いです。。人によってはモチュール以外のオイルは使いたくないという人もいます。エンジンオーバーホール済の旧車に入れている人が多いです。 OH済のエンジンはおおむね15w-50を入れていて夏なら10w-40を使ってもよいかなという感じです。 モチュール300V 15w-50 4リットル モチュール300V 10w-40 4リットル
ホンダ-ウルトラシリーズ
メーカ純正で安価な部類のオイル群です。G1-G4までで数字が大きいほどグレードがあがるという考え方でよいかなと思います。純正志向の方などはホンダ純正オイル以外は使いたくないという方も多いです。安価だし値段は高くないしプラス面も多いです。ホンダは少し変わっていて全体的に粘度が低めです。E1は鉱物油です。早いサイクルでの交換や鉱物油派の方におすすめです。 ウルトラ G1 5W-30 1L ウルトラ G2 SL 10W-40 1L ウルトラ G3 SL 10W-30 4サイクル1L ウルトラ G4 SL 0W-30 4サイクル1L E1 SL 10W-30 4サイクル1L メーカーHP
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ヤマルーブ
昨今、評判の良いオイル。実際に使ってみてよかったという人には数名はお会いしました。静かにファンを獲得しているような気がします。他のオイルメーカーと比べて尖ったような特徴は謳っていませんが、本当に何だか良いオイルという感じでした。プレミアムとRS4GPではRS4GPの方がグレードが高いオイルです。 ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L ヤマルーブ RS4GP 4L 10W-40 MA2 化学合成油
ワコーズ
ワコーズ製品を使って感動を覚えた人も多いはず。ケミカルはこれをつかっておけという位は日本で普及しています。バイク用か車用かの差異はなさそうなのですが粘度などを気を付けて購入してください。 PRO-S50 プロステージS 15W-50 E245 4L
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Kawasaki-冴速-冴強
粘度の違いに気を付けてご購入ください。900RSの大ヒットでシェア率もあがっているし、評判も良いオイルです。違いはオイルの粘度です。特に指定やこだわりが無い場合は、10W-40 冴速をおつかいください。 冴強 10W-50 1L×4本セット J0ELF-K011S 冴速 10W-40 4本
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シェルShell-アドバンスド
自社でオイルの精錬工場を持っていて天然ガスからオイルを作っている…使ってみたことはないのですが、非常に気になるオイルです。さすがに高い…が試してはみたいです。 シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 15W-50(SN) 412233193-1 シェルアドバンス 4T ウルトラ 1L 10W-40(SN) 412232193-1
SHELL ADVANCE(シェルアドバンス)
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