CBX1000のクラッチハウジングをゴムブッシュからスプリングタイプの後期型に変更した感想

CBX1000-クラッチ メンテナンス
CBX1000メンテナンス
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CBX1000のクラッチハウジングをゴムブッシュからスプリングタイプの後期型に変更した感想

CBX1000の冬ごもりで交換したクラッチハウジングについて色々と書いていきます。
もう少し概要を書くと前期型のクラッチハウジングから後期型のクラッチハウジングに交換したお話でございます。
早目に結果的な感想を書いておきます。
静かになった気がします。
ゴトゴト音が減った気はします。プラシーボ効果ではないとは思います。
走行についても160km/hまでは問題なく出せています。

次にクラッチハウジングを含めてクラッチハウジングの話です。
前期型【CB1】【SC03】はゴムブッシュで揺れを吸収しています。
それに対して後期型【SC06】はスプリングで揺れを吸収しています。
メカニカルな解説は私は素人さんなので難しいですが、
それぞれ一長一短あるのかもしれませんし、時代的な背景での進化かもしれません。
少なくともゴムブッシュの方は金属部品であるスプリングよりは経年劣化による耐久性は低そうな感じはしてしまいます。
クラッチハウジングは削れがどうのこうのという問題もございます。
一概にダンパーだけの問題だけはないのだろうなと思います。

どちらにしてもCBX1000に乗っていたら、クラッチハウジングはリモーションさまにリビルドを依頼するか、後期型に交換する。もちろん後期型でも時期が来たらリビルドするというような対応をするようにした方が吉でございます。
という事で、クラッチハウジングについて色々書いていきます。
今回は交換の仕方などを書いていくのでは無くて交換した感想などをメインに書いていきます。

クラッチのトラブルにはどう対応するか?

リビルドをするか、交換するかのどちらかになると思います。
と言ってもリビルドには時間がかかったりします。
もちろんクラッチプレートも新品があった方が良いなど色々と問題は有ります。
結論的に言うと新品に交換出来る物は全て新品に交換しておいた方がよいのですけど、
そう簡単なものではありません。
一番困るのがクラッチハウジングやインナー部分の破損です。
欲しい時にすぐに手に入らない事がほとんどです。
そういった時の為にクラッチハウジングだけでもオークションで出ていたら、
一応でよいので落札して持っておくのはありかなと思います。
ちなみに私はクラッチについては過去に破損させたことがあるので現在は手元に予備はあるような状態です。
いつか交換する時の為に事前にリビルドや加工などをしておいて、
事前に準備をしておいた方が良いようなパーツだとは思います。
クラッチプレートについては社外品ですが、新品もBITOさまから購入は出来ます。

クラッチハウジングを交換しても問題はなさそう

前期型から後期型にクラッチハウジングを交換するとインナーガイド違ったりスプリングのサイズも違いますので交換しても大丈夫か少々不安になられる方もいらっしゃると思います。
少なくとも現在の私のCBX1000では少々スピードを出した程度では問題はなさそうでした。
耐久力についてもおそらく問題はなさそうです。
インナーガイドの長さが違う(後期型の方が短い)という点をお忘れなくでございます。
前期型は45mm、後期型は43.8mmでした。
クラッチハウジングの形状も違うのでカラーを前期型のままでも組み込めます。
先人達の話によるとカラーを間違えて組み込んで走行をしても特に問題はないそうです。
あまり気持ちが良い間違いではないのでカラーによるがたつきは解消してから組み込んでおいた方が良さそうです。
以前のブログ投稿にも記載しているのですが、パーツリストを見比べてみたら、微妙な差異があります。

前期型
https://www.cmsnl.com/honda-cbx1000-supersport-1979-z-england_model16584/partslist/E08.html#.ZCziD3YzYdU

後期型
https://www.cmsnl.com/honda-cbx1000-supersport-1981-b-england_model16564/partslist/E08.html#.ZCziPHYzYdU

クラッチを交換した時の動作や注意点

個人DIYの方だと少し迷ったりするかもしれないので記載しておきます。
センタースタンドを立てた状態で、ニュートラルにしたら完全に動力が切れます。
1速にしてクラッチレバーを完全に握った状態でも動力は切れていません。
多少タイヤは回ります。リヤブレーキを効かせて後輪が動かない状態にしてもエンストはしません。
しかし、クラッチレバーを握っただけでは完全に動力が切れた状態にはなりません。
クラッチプレートを交換する前にはオイルを事前に塗りたくっておいてください。
焼き付きの元でございます。
フリクションプレートは
1 + 7 の計8枚です。1枚だけサイズが違いますのでパーツリストとにらめっこしてください。
サイズの違う1枚以外は純正で注文が出来ます。
全てを新品で組み込みたい場合は社外品でクラッチプレートのセットが販売されています。
フリクションプレートは溝の向きを揃えるか交互にするかはどちらでも良いです。
両方試しましたが問題はありませんでした。
パーツリストとサービスマニュアルには向きの指定があります。
私は現在は向きを揃えて装着しています。
スプリング止めるボルトは6本中2本が長いです。
無理に締め込むと破損します。
スプリングは前期と後期でサイズが違います。
ロックナット下に取り付けるワッシャーには向きが有りOUTSIDEと記載があります。
といったあたりが注意点かなと思います。

CBX1000のクラッチハウジングをゴムブッシュからスプリングタイプの後期型に変更した感想【まとめ】

数日前にも似たような記事を投稿しました。
時間をおいて似たような事を記載すると内容がアップデートされている事もあります。
前回は組付け直後のブログ投稿でしたが、今回の投稿は試走を終わらせている投稿でございます。
そういった点でも、内容は少々変わってくるとは思います。クラッチハウジングの交換や、
外装の交換など、10数年前からコツコツ倉庫に集めていたパーツを使える用にして取り付けのは非常に楽しいです。現在は交換推奨のパーツの作業待ちは無い状態です。
今後は維持を優先するか、マフラーやホイールやステップなどのカスタムを優先するかもプランニングする必要がありそうです。
使えるまとまったお金が出来たら、BITO様のマグタンなども装着してみたいなとは思っていますが、
当分は無理そうです…。
というわけで、クラッチハウジングを交換しても無事に走行出来ましたという内容のブログ投稿でございました。
それでは、次回はFCRのセッティングになると思います。
シーユーアゲイン!

CBX1000写真ギャラリー

クラッチの交換などの写真を過去の投稿から抜粋して掲載します。

気になるアイテム

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各ショッピングモールに絶対にあるとは限りません。ボルトナットやゴム類はアマゾンだけでしか取り扱いが無いケースが多いです。各モールのリンク先から色々検索も出来ます。

オーリンズ

フルアジャスタブルでブラックスプリングのモデルが最近発売されています。ハーレー用ですが、ナイトロン風のブラックラインという商品もあります。CB用とZ用の違いは下部のリンクの形状なので、簡単に交換出来ます。ブラックラインがどうしてもよければナイトロン製のツインショックを選んでもよいかもしれません。
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