FCRのセッティングを自分でして驚いた瞬間-ビギナー向け-失敗編2/3
このブログ投稿は中編になります。
【関連記事】
↓良かった編↓
FCRのセッティングを自分でして驚いた瞬間-ビギナー向け-良かった事編
↓失敗した事の前編↓
FCRのセッティングを自分でして驚いた瞬間-ビギナー向け-失敗編1/3
↓失敗した事の後編↓
FCRのセッティングを自分でして驚いた瞬間-ビギナー向け-失敗編3/3
FCRのセッティングというよりもCBX1000のFCRのセッティングというようなブログ投稿になっております。もちろんSRのFCRのセッティングをされている方にも参考になる部分はあるかもしれません。
素人が書いている文章ですので間違った事や見当違いな事を書いているかもしれませんので、
参考にされる方は自己責任でお願いします。
素人ですけど、わりと頑張ってFCRのセッティングを行っているつもりでございます。
それでは続きを書いていきます。
レッツスターティン!
FCRには寿命があります。
金属が動くものには削れたりなど摩耗があります。
FCRはレーシングパーツです。耐久性は低いというかあまり考えられていません。
その分、交換パーツが豊富でパーツ自体も手に入りやすいです。
そんな中、交換部品がないというか、ダメになると本体を交換する必要があるのが、
FCRのボディです。
スロットルバルブが上下に動くとFCR本体が削れます。
FCR本体が削れると削れた部分に轍が出来てスロットルバルブが正しく動くことが出来ません。
これがFCRの欠点です。TMRは構造上ボディが削れません。
少しだけ話がずれるとFCRの弱点は加速ポンプの微調整が苦手な所です。
弱点を通り越して欠点です。
2023年の現代では対策部品が私の知る限りでは3点あります。
・ワイドローラー
スロットルバルブのローラーのサイズを変更してボディの轍を跨ぐという手法です。
ヤフオクなどでみかけます。
・SEPベアリングガイド
私のCBX1000には導入しています。スロットルバルブのローラーがFCRのボディに直接触れないようにするkitです。工場経営の有志の方が開発してくださいました。ありがとうございます。
↓過去記事↓
FCR-SEPベアリングガイドをCBXに取り付けました!
・キースター、逆転蘇生kit
キースターという会社が販売されているFCRのリペアキットです。
ステンレス板をFCRのボディに張り付けてボディに出来た轍を解消します。
蘇生でもあり対策品でもあります。
FCRにも寿命が有るという事を知った時は高い買い物をしたつもりだったので少々へこみました。
ジェットニードルの通常在庫は大小合わせて100種類程度
FCRのスロージェットの定番ストックについてはこちらを確認する必要があります。
↓アクティブ様のHPが新規タブで開きます↓
スモールで71種類
ラージで64種類
合計135種類程度です。
マニュアルには数万種類の組み合わせとありますが、
現実的にはスモールで71種類、ラージで64種類の中から選択するしかありません。
定番ストック以外の在庫はオーダーして1か月前後で20本以上の注文で購入出来るそうです。
CBX1000はスモールボディなので、
選べるテーパーは
【E】【F】【G】
選べる切り上がりは
【M】【T】【Z】
ですが基本的には【T】の切り上がりを使います。
テーパーを変化させると適正なクリップ段数がずれます。
【E】→【F】→【G】2段ずつずれます。
90ETM#2
90FTM#4
90GTM#6
がおおむねイコールになる適正なクリップ段数です。
切り上がりについては現実的に考えて特注以外選べないという考え方になります。
クリップ段数について変化させたい場合はテーパーを変えて対応してくださいという考え方が、
定番ストックから読み解く事が出来ます。
ジェットニードルのテーパーとクリップ段数
FCRのジェットニードルのテーパーの選定についてです。
私の現在のジェットニードルはスモールボディ用です。
90FTM
です。
【F】の部分がテーパーです。
【T】の部分が切り上がりです。クリップ段数の基本位置です。
【M】の部分がストレート径です。
テーパーはスモールボディだと【E】【F】【G】の3種類から選べます。
FCRのセッティングをする上でテーパーの影響範囲はスロットル開度3/4辺りです。
テーパーを変化させたい場合は適正なクリップ段数が上述した2段階変わります。
私は悲しい目にあいました。
90FTM#2の時に、スロットル開度3/4あたりを変化させたい場合は
90EZMを使用しないといかないのですが、90ETMと90ETNを購入してしまいました。
使えないジェットを12本購入してしまいました。
クリップ段数の話を知っていればこんな事にはなりませんでした。
実際問題、90FTM#1でクリップ段数を上にしたい場合はテーパー角を変化させる以外は特注になってしまいます。無駄な出費をしないようにご注意くださいませ。
ジェットニードルのクリップの予備は常備しておく
ジェットニードルはアクセスのしやすさから、出先で交換したりする事はあると思います。
その時にジェットニードルのクリップを変更する際に勢いよくどこかに飛んでいくことがあります。
外でセッティングをする時は予備が必須です。FCRのeクリップは2.5で特殊なサイズです。
ホームセンターでお代替えできそうなeクリップは購入出来ます。
FCR初心者向け-ジェットニードルの注文はどこでする?
購入の原則ですが、FCRの発売元のケイヒン様からではなく、代理店のアクティブ様かBITO様で購入するようになります。
各種ショッピングモールでも購入は出来ますが、在庫が豊富なのは代理店です。
私が過去に在庫問い合わせをした印象ですが、BITO様が一番在庫を取り揃えている感じです。
電話で直接在庫状況を尋ねたりする事も出来ました。
ショッピングモールで購入が出来そういないなと思ったら、送料はかかったり、ポイントバックはなくなりますが、代理店購入をおすすめします。
FCRのセッティングを自分でして驚いた瞬間-ビギナー向け-失敗編2/3
中編ということで書き進めました。良かったこと編より書く内容が多いのは、
人は失敗から学ぶという現れかなと思います。
それでは後編を書きましたらこちらにもリンクを追記いたします。
【関連記事】
↓良かった編↓
FCRのセッティングを自分でして驚いた瞬間-ビギナー向け-良かった事編
↓失敗した事の前編↓
FCRのセッティングを自分でして驚いた瞬間-ビギナー向け-失敗編1/3
↓失敗した事の後編↓
FCRのセッティングを自分でして驚いた瞬間-ビギナー向け-失敗編3/3
CBX1000写真ギャラリー
過去の投稿からCBX1000のフロントライトサイドの写真を抜粋して掲載します。
CBX1000
CBX1000
CBX1000
CBX1000
CBX1000-CBX400Fインテグラカウル-斜め前下から
CBX1000-ハザードボタン
CBX1000-八天堂にて
CBX1000
cbx1000
CBX1000CBX1000-フロントライトサイド