FCRセッティング-最終チェックは2台で試走も有
CBX1000のFCRのセッティングを行う時に重要な事は比較する事かなと考えています。
良いか悪いかの判定はひとつだけでは出来ない場合が多いです。
私のCBX1000の場合は空燃比計を装着しているので、数値だけ見て良し悪しを判定する事も出来ますが、その数値ですら景気がずれていたりしたらあてにはなりません。
あくまでも参考程度にしてセッティングをする時は前回と今回の交換箇所の比較をしていって判定を行うという事が重要でございます。
FCRのセッティングには終わりは無いのですが、今年のこのシーズンはこれでOKという所まで煮詰めたら、仲のよいお友達に声をかけて試走でございます。その時にはインカムがあるとベストでございます。ずっと一人で同じバイクばかり触っていたら感覚が変になる事もあります。
そこでお友達と並走したりして調子を比べてみると分かる事も出て来ます。
自分のセッティングは素晴らしい物だったと再認識出来ます。当たり前ですが、すべてのセッティングについてはベストなセッティングのつもりで最終チェックに臨んでいます。
しかし、加速感などいまいちでお友達について行けない残念なセッティングであれば、
気を引き締めてやり直しになります。
少なくとも現時点でベストだと思っていたセッティングに改良の余地が見つかるので一段階自分の感覚はきっと鋭くなると思います。そして、ちょっと凹むと思います。
私もベストセッティングだと思っていた状態が加速感が全くないエコ仕様のセッティングになっていて、非常に残念な気持ちになった事がございます。
とりあえず2台でツーリングすればよいです。
具体的にどうやって試走するかなどは各々でやり方があると思います。
私はインカムを付けた友人に直線で加速してもらってついていったり、
逆にこちらが加速するから後ろからついてきてなどと意思の疎通を取りながら、
走るようにしています。
3台以上のツーリングになると急にぶっ飛ばす変なおじさんになってしまいます。
2台限定で行うようにしております。
ぶっ飛ばしまくる集団のマスツーリングに参加しても悪くはないのですが、
改良の余地があった場合などはグループの走行についていけない残念なおじさんになってしまうので、
初回の最終チェックは2台限定で行うようにしております。
事前に申し合わせておけば、トラブルがあった時などにも悪い顔をせずに対応してくれたり、手伝ってくれます。
あとはこちらが迷惑をかけても今度は私があなたを手伝うからお互い様。というスタンスで接する事も出来るので気楽です。
お友達がいない寂しいおじさんは入念に何度もなっとくいくまで一人で試走を繰り返してからSNSでお友達をみつけてくださいませ。
新しい発見があるはず…です!
他人に何かを評価してもらったり、見てもらうという事は新しい発見がある可能性が高くなると思います。自分だけだと当分の間気が付かなかったりする事も他人の一言ですぐに解決するという事もめずらしくはありません。特にFCRのセッティングは先入観などで沼地に足を入れてしまってよく分からないという事になるケースも多いです。
計器類が壊れていたり校正が正しく出来ていない場合などはなかなか気が付きません。
一例ですが、私の場合はキャブの同調で使用しているマルチバキュームゲージの針校正が随分と狂っている事に気が付かなかった事があります。
いくら同調してもおかしいなと思っていて4個で付け替えて使用していたのですが、
結局2個足して6個仕様のマルチバキュームゲージにしてから針の校正がおかしいという事に気が付きました。知っている人が友人にいた場合はすぐに気が付いたかもしれませんが、知らなかったので気が付くまでに随分と時間がかかりました。
その他にも目が増えることによって気が付けることはきっと多くなります。
FCR初心者向け-用語を覚えておくことが情報共有では重要
FCRのセッティングを始めたばかりの初心者がもしもFCRのベテランさんと接点を持つ機会があって場合に重要な事があります。
工具やジェットを貸りたり手伝ってもらったりする事ではなく、情報を貰えるケースが有るという事です。私は効かれると答えるようにはしています。先人達に良くして貰った事は同等以上に誰かに良くしようと思っています。嫌だったことはしないようにと考えています。
FCRの先輩と出会って重要な事は用語やデータなど言葉や数値の共有が出来るかどうかです。
スロットル開度やジェットの見方など暗記しろとは言いませんが、現在の自分のセッティングなどは分かっておいた方がよいです。分からない事は効けば教えて貰えます。何が分からないかも分からない状態は相手もエスパーではないので意思の疎通が出来ません。
可愛らしいバイク女子であればFCRの先輩の方も考えを全力で張り巡らせて親切まごころ丁寧に対応をしてくれるとは思うのですが、キャブ車が好きなのは大体おっさんが多いのでそういうわけにはいきません。FCRセッティングマニュアルを意味はわからなくても書いてある事全てを口に出して1回読んでみる程度をしておけば、用語などを含めて意思の疎通が出来るようになるとは思います。
FCRセッティング-最終チェックは2台で試走【まとめ】
私は自分が企画するツーリングは仲の良いメンバーと数台で走るようにしています。
仲の良いメンバーで走るとDIYやセッティングが好きなメンバーが揃うので、途中で分解を初めてもお互い様なのでやりやすいです。
逆に誘われれば可能な限りお付き合いできるようにはしております。
人様に誘われればその場所に合わせてゆっくり走るのであれば、走りますし合わせるようにしております。
私の周りはチューンしたり、過度に個人DIYをしたりする人が多いです。
という事も含めてFCRの最終チェックは2台で行うとスムーズに行くかなと思っております。
一人でも問題は無いのですけど、セッティングトークも盛り上がりますし、気が付く事も本当に沢山ございます。
そろそろバイクのシーズンになります。
皆様も無理な運転などには気を付けて安全運転でバイクをお楽しみくださいませ。
それではシーユーアゲイン!
CBX1000-写真ギャラリー
今回はお友達話ということでCB900Fと写っている写真を掲載します。
900Fは逆輸入車ということもあって日本ではあまり見かけない排気量です。
CB900F
CBX1000とCB900F
CBX1000とCB900F
CBX1000とCB900F
CBX1000とCB900F
CB750F-CB900FCBX1000
CB750F-CB900FCBX1000
CB900F-CBX1000
CBX1000とCB900F
CBX1000とCB900FCBX1000とCB900F