CBX1000とはどんなバイク?乗っていて面白いバイク?コレクター向け?

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CBX1000
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CBX1000とはどんなバイク?乗っていて面白いバイク?コレクター向け?

マシンスペックやプロのサーキット走行レビューは雑誌やウェブでたまに見かけます。
バイクが好きな一般素人目線でコラム的にCBX1000がどんなバイクかを書いていきたいと思います。
少なくともエンジンだけは特筆すべきバイクなのは間違いはございません。
たまに売って欲しいというようなメールも頂きます。
タイトルにもありますが、コレクター向けのバイクか?乗っていて味がある面白いバイクか?
今回は上記のテーマで色々と書いていきます。
両極端なバイクだと思います。私の主観で色々書いていきます。
読まれた方自身でどんなバイクか判定してくださいませ。
私は乗っていて面白いバイクなのは間違いないと思います。
ただし、レア度や金額を考えると所有して飾っておくようなコレクションよりの一面を持っているのは間違いありません。先に結論的に言うと替えの効かないコレクション寄りのバイクだと思います。
走行についてはコーナーを楽しむというよりは直線での加速感を楽しむようなバイクかなと思います。もちろん思ったよりは曲がるバイクですし、バンク角もそこそこあるバイクなので、
峠道も楽しめるのですが、楽しむだけで決して速くはありません。

CBX1000を道の駅でみかけない理由

CBX1000はセカンドバイクとしてガレージの片隅にお留守番している事が多いバイクです。
特にホンダのCB-F系のオーナー様がDIYなどでバイクを維持したりするケースが多いです。
CB-F系とCBX1000は共通部品が多いのでパーツのストックなども行いやすいというのが理由です。
その他にも古いバイクを所有される事がお好きな方がメインはZ系でもセカンドバイクとして、
CBX1000を所有されているケースも多いです。
という理由から、走行に特化した状態ではなくて、きれいに磨かれた状態で、
極まれに道の駅に出没するというケースがあります。
足回りを交換したりエンジンをレストアしたりしても気合を入れて走っているライダー様は、
以外と少ないような感じでございます。
カスタムしている車輌が少ないのもセカンドバイクとして所有されているケースが多いからだと思います。その分、無茶な改造などもしていなくて、オリジナルに近い状態で小綺麗な車輌も多いバイクでございます。

CBX1000の生産台数は約4万台

グーグルで調べた感じですが、38,079台とありました。
これが本当なら、私は思ったよりは多いような気がします。

↓グーグルのリンクが新しいタブで開きます↓
CBX1000の生産台数

Z1で10万台程度の生産台数だと聞いたことがございます。
2021年度の日本国内のバイクの販売台数は40万台を超える程度…。
ドカティなどが限定で販売するバイクが500台程度…。
CBX1000は希少性というよりは需要と供給のバランスでレアで珍しいバイクという位置づけになっているのかなと思います。

CBX1000はコレクション向きのバイクだと思います。

パーツやエンジンパーツもリビルドでカスタムショップ様が販売してくださったり、
ホンダからもパッキン類はある程度は購入可能だったりします。
エンジンや外装なども直す気力があれば、オーバーホールなどもしやすい部類のバイクだとは思います。情報やパーツは手に入る物が多いのが理由です。

CBX1000は乗っていて面白いバイクでもあります。

ここから本題です。私はCBX1000しかバイクを所有していないので、他と比べて面白さを書いたりは出来ませんが、それなりに走行についての楽しさも書けるとは思います。
私がCBX1000で走っていて楽しいなと思えるようになった瞬間は3回あります。
1回目はハンドルをCB750Fの低めのハンドルに交換した時です。
ポジションってこんなに大事なのだなと思いました。
2回目はサスをオーリンズのフルアジャスタブルに交換した時です。
サスでこんなにバイク変わるのだなと感動しました。
3回目はFCRのセッティングを始めてジェットニードルのクリップ段数を変えた時です。
ずっと濃い目で乗っていたと思うのですが、調子が悪いキャブから調子がある程度でも良い状態のFCRにセッティングが出来た瞬間の試走は非常に楽しかったです。
過去記事にも書いていますが、CBX1000は200km/hで走っても平気ですし、簡単にそれ位のスピードは出ます。サーキット走行も問題なく行えます。コーナーや峠道も速くはないですが、倒しこんで楽しく走る事は出来ます。
CBX1000で走行していてたまに質問を受けたりする事を記載していきます。

フレームが弱いのでは?

フレームが弱いとか車体が震えるとかはございません。120km/hを超えると車体が震えると言われる元オーナーさまに出会った事がありますが、おそらくフロントフォークかサスの調子がよくなかったのだと思います。

エンジンが大きすぎてコーナリングが不安

CB900Fとエンジンの幅を比べてみましたが、エンジンの幅は同じ位でした。
6気筒のバイクですが、特に幅が有り過ぎるという事はありません。
CB900Fのエンジンのジェネレターとポイントの上あたりにシリンダーが追加で乗っているような感じのエンジンです。念のためにエンジンガードは装着しておきましょう。
タイトなコーナーは苦手寄りになりますが、高速走行で少し寝かしこむような緩やかなコーナーは
非常に楽しいバイクです。

すぐにオーバーヒートしそう

CB900Fと同じ速度で走行した感じですとCBX1000の方が油温が10度程度高くなるような感じです。
105度を超えるような事はあまりありません。油温は上がりやすいなと思いますが、びっくりするほどではありません。空冷なのでエンジンは丈夫です。極端に夏場の街中をストップアンドゴーを
繰り返しまくるなどをしなければ大きなトラブルはないと思います。
ただし、サーキットなどで長時間全開走行したりする際にには大型のオイルクーラーなどを装備したいなとは思える位、長時間の全開走行は油温があがります。一般道ではやや油温を気にした方が良い程度だと思います。

振動の少ないエンジンフィーリングと加速感

排気量の割に下回りのパワー感に欠けるような気はします。
ただし、高回転までスムーズに加速していくフィーリングは非常に楽しいエンジンです。
FCRを装着しているせいかもしれませんが、好きなように好きな瞬間加速出来るような感じでございます。加速感とエンジンフィーリングはCBX1000でないと味わえないよう気はします。
SRやドカティなど特殊なエンジンの車輌も同じと言えば同じなのですが…。
エンジン音についても6000回転を超えたあたりと9000回転を超えたあたりで加速感がさらに強くなるような感じはあります。加速感はあるけれど、パワーの塊というような感じではなく滑らかに素早く吹け上がるような感じを私は受けています。

他人から見たCBX1000とオーナーはどんな感じ?

CBX1000は維持難易度は高い部類のバイクです。
そういった観点から珍しいバイクなので道の駅などで他のライダー様が声をかけに来られたする事も少なくはないです。
もちろん、バイクについても詳しいと思われがちです。
他のライダーさまとおしゃべりになったりした時には、スペックにちょっとでも詳しくないと期待を裏切ってしまうとちょっと変わったバイクが好きなおじさんになってしまいます。
走る事に関しては遅くなくても普通にバイクが好きなのだろうなと思われるようなライディングテクニックは有った方が無難です。あまりにもライディング能力が低いと変わったバイクが好きな変わったおじさんに見られてしまいます。CBX1000はオーナーからしたら大きいバイクで走りにくい印象です。しかし、第三者から見ると大きくて早そうなルックスに見えます。
全体的になんだか期待してしまいます。
クラシック感もデザインのせいか薄目です。押し引きもまともに出来る必要はあります。
バイクとライダー双方に総合的なカッコよさがあると一段階輝けるバイクがCBX1000だと思います。

CBX1000とはどんなバイク?乗っていて面白いバイク?【まとめ】

私はイケイケで乗っている部類かなとは思います。コレクション寄りではなく走行を楽しんでいる方になるとは思います。走行や押し引きについては少し気合は入れる感じではあります。
CBX1000のエンジンは空冷のエンジンで言えば最高峰の設計思想のエンジンの一つです。
エンジンの進化の過程で淘汰されてしまった形式ではあります。機械式で空冷DOHC6気筒24バルブって昔の人は色々なチャレンジをしたのだなと思います。
CBX1000はエンジンが特徴的なバイクではありますが、デザインも非常にカッコよいバイクだと
私は思っています。コレクション的な要素も強いバイクではありますが、
走っていて楽しいバイクなので末永く健康にバイクに乗っていけたらなと思っております。
皆様もバイクと人体のコンディションにはご留意くださいませ。
それではシーユーアゲイン!

※下部にCBX1000の写真を掲載しています。

CBX1000-レンタルガレージにて

レンタルガレージと言ってもバイク屋さんのフロントです。展示車両として保管させていただいてます。※費用はもちろん支払っています。
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