中古FCRのオーバーホール【KEYSTER】逆転蘇生キットは初めてFCRに触る人には良さそうです

CBX1000-FCR-負圧取り出しニップル FCR
CBX1000FCR
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中古FCRのオーバーホール【KEYSTER】逆転蘇生キットは初めてFCRに触る人には良さそうです

前回のブログ投稿
キャブ車の醍醐味-中古FCRは購入OKな理由3選

から少し、派生した内容の投稿になります。
端的に言うと、
『中古FCRを購入して自分自身でオーバーホールする時は、
KEYSTERの逆転蘇生キットを使うだけで良いか?』
という事でございます。
程度や中古FCRを手に入れた金額によるとは思いますが、
私はYESだと思います。

4気筒で43000円です。1気筒あたり
10750円です。
新品で購入した場合より安ければ問題はないと思います。

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FCR逆転蘇生キット - 岸田精密工業株式会社|キースター|KEYSTER
KEYSTER(キースター)は、旧車・名車・絶版車のキャブレターのオーバーホールやセッティングパーツを製造・販売しています。弊社の燃調キットはヴィンテージバイクの頼れる味方として、好評をいただいております。
逆転蘇生キットはオーバーホールに必要なパーツが含まれているのと、 セッティングに必要なジェットニードルとMJとSJが含まれている様子です。 ジェットニードルについては番手の記載が分かりにくいのですが、 おそらく、逆転蘇生キットを購入するだけでFCRのセッティングについては当分の間は困らないと思います。 セッティング用のジェットも一通りあって、オーバーホールについても困らないという逸品です。 この逆転蘇生キットについて素晴らしい点は特に3つあります。 ①FCRのボディの削れ対策が出来ている ②非分解部分のOリングがある。 ③セッティング用のジェット類がある の上記3点が素晴らしい点でございます。 細かく言うと完璧なオーバーホールにはいくつか足りない物があります。 スライドバルブとリップシールがあれば、なお良いですが、これについては、 FCRのオーバーホールが終わったあとに必要であれば別途交換すればよろしいかと思います。 ご新規の方が中古FCRを購入した時に必要になる物がその他にもございます。 ・インシュレーター(エンジンとキャブを繋ぐゴムパーツ) ・スロットルワイヤー ・ハイスロットルや薄型スイッチ ・燃料フィルター(パワーフィルター or スポンジ) 要するに中古FCRを購入した場合にやらない行けない作業は3つあります。 ①FCRのオーバーホール ②FCRの取付 ③FCRの始動です。 なんだかハードルが高そうに書いてしまいましたが、順序立てて作業をすれば、 問題なくFCRライフに突入する事が出来ます。 作業をやった事があったり、知っていたりするとハードルは低いですが、 FCRを知らない人が作業をすると不安からストレスでハードルが高そうに見えると思います。 特に何を購入すれば良いのか分からないと思います。 私はこうやって文章で書いている時点ですでにFCRをかなり分解している側です。 今回は中古のFCRを購入してオーバーホールをする事などを案内していきます。 お店にやって貰うとお金で確実に解決してくれる項目ですが、 自分でやるとFCRを触る楽しさや知識も身に付きます。 また、取り返しがつかなくなる事もほぼほぼないと思います。 それでは、雑な解説になるかもしれませんが、順を追って中古FCRのオーバーホールやらなんやらかんやらを書いていこうと思います。前提としてFCRのセッティングマニュアルは手元にある状態が望ましいです。
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逆転蘇生キットを使ってのFCRのオーバーホール

分解前に要確認項目。
ASの戻し、PSの戻し、SJの番手、MJの番手、JNの番手とクリップ段数です。
少しシビアになるなら、油面の高さ、全閉め時のスロットルの開き具合もメモ出来たらしておいてもよいと思います。各キャブレターごとにMJの番手が違うこともございます。
私自身は逆転蘇生キットを使わずに単体でパーツ購入をしてオーバーホールをしているので、説明書の有無は不明です。商品内容を見るだけでも本当に逆転蘇生出来る内容だなと思えます。あれが欲しいこれが欲しいと言えばキリが無いのですが…。
説明書が付属していなければ、ウェブでFCRを分解している記事などを探せば参考になると思います。
単体で一つずつ選んで購入するより、逆転蘇生キットを使った方が安くて確実なオーバーホールが出来ると思います。
そもそも、オーバーホールとは消耗部品を交換してパーツを清掃する作業でございます。
キャブについては自分で何か作り出したりする事はあまりないと思います。
微調整や測定が必要な部分として、油面の調整と同調ナットと同調スクリューの高さを目視で揃えて置く必要があります。油面の調整についてですが、フロートレベルゲージがあると良いですが、
手元の定規で何となくでも良いですし、後日ゆっくりと調整しても良いと思います。

また、FCRのセッティングマニュアルには分解図もあります。
これについては非分解部分のパーツは記載されていません。
そして、オーバーホールでおそらく難易度が高いのは2か所だと思います。
1点目としてスロットルバルブのボディ部分のベアリングの着脱だと思います。
逆転蘇生キットにはベアリングの着脱用の工具も付属していますので、それを使って作業をしてください。スロットルボディの削れ対策は新品のFCRでも行っておいた方が良い項目でございます。
2点目として非分解部分の特殊な形をしたOリングの交換が難易度が高いと思います。
参考URL
非分解部分の解説
購入ページ
非分解部分についてですが、攻撃性の強いケミカルを使われていた場合などで溶けていることがございます。
事前に購入しておいた方が良い物としてフッ素グリスがございます。
フッ素グリス

FCRのオーバーホールについてですが、初めて触る時は難易度が非常に高いと思います。
ジェット類についてはせっかくKEYSTERがあるので再利用はせずに排気した方が良いと思います。
しかし、2回目からは非常に簡単な作業になると思います。むしろ手間を取るだけというような作業です。初回から簡単な作業にする方法としては前情報を沢山仕入れることだと思います。
おそらくほとんどのFCRユーザーにとってFCRのオーバーホールは難しい作業ではなく、
面倒臭い作業という認識にあると思います。
特殊な工具が必要な作業ではありません。

浮動バルブとリップシールの交換

リップシールだけなら大した金額ではないのですが、浮動バルブの交換をすると、少々お高い金額がかかります。シビアにセッティングを詰め始めると気になるのですが、エンジンを始動させてFCRを取付けるまでが目標の場合はスルーしておいて、後日改めて交換してもよいと思います。

オーバーホール時に検討しておいて欲しい事

バイクのヘッド部分、又はインシュレーター、スピゴットに負圧取出しニップルがあるかどうかを確認しておいてください。負圧取出しニップルは基準キャブレターにはついていますが、その他のキャブレターにはついておりません。要確認項目です。別途負圧取出しニップル付きのスピゴットも販売されてはいます。私はスピゴットを加工して負圧取出しニップルを後付けしております。
CBX1000-FCR-負圧取り出しニップル
CBX1000-FCR-負圧取り出しニップル

実際にFCRを取付ける

各車輌ごとに多少必要なパーツが異なります。
インシュレーター、ハイスロットル、スロットルワイヤー、フューエルコック、薄型スイッチ、フューエルフィルターが別途必要となるのではないかと思います。ハイスロやフューエルコックはなくても良い場合があります。
取付の作業時間は慣れていれば、半日から1日程度だと思います。
慣れていない初めての方でも1週間位ガレージでバイクをゆっくり触るといった感じになると思います。作業量は多いですが、難易度が高い作業ではありません。

ただし、FCRやフューエルコックが車体に干渉するなどの場合は何かしらの加工が必要となる場合があります。

FCR取付後のエンジン始動

セッティングというかエンジン始動が出来るかが問題でございます。
ポイントとしては加速ポンプを吐出させ過ぎてプラグを被らせないようにする点かなと思います。
基本的には過去のデータなどを元にプリセッティングをしておけばおおむねエンジンはかかると思います。ここで中古FCRの良い所ですが、1度使われている状態のセッティングが施してあったはずなので、エンジンがかかる可能性は不備さえなければ高いはずです。おおむね、
スクリュー周りは最初にメモしておいた値にすればよいと思います。
またはPSを1.0にして、ASを15分ずつ開けたり締めたりしていけば、エンジン始動から、アイドリングが安定するところまで行けると思います。スロットルを少々吹かしてアイドリングを維持出来るような状態であれば、少々薄い状態にあるので濃い目にするかアイドリングストップスクリューでアイドリングの下限を調整すれば落ち着くと思われます。
エンジンが上手く始動出来た辺りで、ガソリン漏れがなければオーバーホールは上手くいっている可能性が高いです。
そして、スロットルを軽めにレーシングしてバラつきがあるようなら、スロージェット辺りにゴミが噛んでいる等の不備の可能性があります。FCRのセッティングをしていたら、ゴミが噛むケースはまれにある事なので、スロージェット廻りやフロートバルブ辺りを再点検でございます。
その他どうしてもエンジンのかかりが悪い場合はプラグを交換したり、スロージェットの番手を一つ濃い方向に振ってみたりなどをしても良いかもしれません。絶対ではありませんが、
燃料は濃い目の方がエンジンの始動性は良い場合が多いような気がします。
何でもかんでも濃い目にすれば良いというわけではありませんが、とりあえずでもエンジンの始動をする事が目的でございます。
いきなりフューエルタンクを取付けずにサブタンクを利用して作業をした方が効率が良いです。

FCR初心者向け-とにかく情報収集

今回のブログ投稿全部が初心者向けなのですが、バイク初心者向けというわけではございません。
あくまでもFCR初心者向けでございます。
多少バイクを触った事がある人であれば、作業自体の難易度は高くなくて、手間が多いといった状態になると思います。そして一番不安なのが本当に正しい作業をしているかどうかだと思います。
今はSNSやウェブで情報収集が容易になっております。
やるべきことも調べれば何をすれば良いかは割と簡単に分かると思います。
作業中に本当にあっているかどうかや感覚的な話になればどこかで質問をすれば、
自身の症状に適合しているかどうかは不明ですが、選択肢は増えます。
ネットで全て解決出来るとは思いませんが、この手の作業は難易度的にはネットでおおむねの情報は出て来ます。困ったら、とにかく他人に聞いてみるという事を意識して作業を進めて貰えればなと思います。

中古FCRのオーバーホール【KEYSTER】逆転蘇生キットは初めてFCRに触る人には良さそうです【まとめ】

仮に現在の私が中古FCRを購入して【KEYSTER】を使用する場合ですが、
こういった事は気持ちの問題なので気分一新で全て交換するとは思います。
分解して中の様子を見てよほど綺麗そうだったら、清掃だけでそのまま使うかもしれませんが、
おおむね全て逆転蘇生キットに梱包されている物は全て使うと思います。
私はセッティングでしょっちゅう分解しているので、都度確認してから作業をするというスタンスでも問題はないかもしれませんが、どうにも原因不明でセッティングが思ったように出来ないという症状は出来れば避けたいです。
中古FCRについてですが、オーバーホールの手間分を考えると安くは購入出来ます。
自分自身の手間もFCRに慣れるという観点から考えると有意義な時間になるとは思います。
色々と商品リンクを張っていますが、書き出せばまだ足りない位なので、セッティングをしながら少しずつ集めていってくださいませ。
中古のFCRを大々的に勧めているわけではありませんが、選択肢のひとつとしては有だと思います。
今回は中古FCRに逆転蘇生キットを使用するという考察でした。
それではシーユーアゲイン!

FCRの分解絡みの写真ギャラリー

過去の投稿からFCRの分解した写真でございます。非分解部分の写真はございません。

気になるアイテム

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