CBX1000のダイヤモンドフレームはエンジンを美しく見せる
CBX1000エンジン廻りを写真に撮ったりして見栄えのするエンジンだなと思いながら書いております。今回は私の知っている範囲のダイヤモンドフレームやダブルクレードルフレーム等のうんちくを書いていきます。バイクにお詳しい方に役にはあまり立たないかもしれませんが、DIY初心者の方などには新しい知識になるかもしれません。 それではレッツスターティン!
フレームの種類(ダイヤモンドフレームとダブルクレードルフレーム)
旧車と呼ばれる世代のフレームというか国産ネイキッドバイクの殆どがダブルクレードルフレームです。 Z1などのフレームです。鉄パイプを曲げて作っているフレームです。SRはシングルクレードルフレームです。 細かい種類が多々ありますけど、国産ネイキッドバイクの殆どがダブルクレードルフレームという風に覚えておけばよいです。 ダイヤモンドフレームはおそらくダイヤモンドリングをモチーフに名前をつけられているのだと思います。 エンジンをフレームの一部として扱うという考え方の元に作られたフレームでCBX1000やGPZ900Rが有名な車両です。その他にもモンキーなども当てはまるかもしれませんがエンジンはフレームの一部として使われいるようには思えません。 国産車の基本的な鉄パイプのフレームという事です。ちなみにスクーターのフレームはアンダーボーンフレームと言ってブレーキを掛けた時にしなったりしてスポーツ走行向きではありません。
ツインスパーフレームとトラスフレーム
太いアルミが目立つフレームをツインスパーフレームと言います。これもエンジンを吊り下げているような形状なのでダイヤモンドフレームとひとくくりにしてもよいのではないかなと思っています。レーサーレプリカなどに多く使われています。私はひとくくりにアルミフレームと言っていました。 次にドカティなどのはしごみたいに斜めに補強が入ったフレームをトラスフレームと言います。 これもエンジンを吊り下げている形状なのでひとくくりにダイヤモンドフレームと言っていいような気がします。 最近有名な車両だとKawasakiのH2などがあります。 ツインスパーフレームがアルミで出来ていて軽くて強そうな感じがあるかもしれませんが、 弱点は剛性を確保するために大きくなる所です。 フレームは溶接の精度や材料費、作業コストなどのバランスで採用を決められています。 一概にどのフレームが良いというわけではありません。
ネイキッドバイクにダブルクレードルフレームが多い理由
単純にデザイン的な指向だと思います。ツインショックが多いのもデザイン的な面だと思います。 海外のバイクはトラスフレームやモノショックが多いのは合理性を優先しているからだと思われます。 物事はメリットがあればデメリットがあります。ダイヤモンドフレームを採用しているバイクが少ないなと思う理由は日本での人気やデザイン的な側面が強いのだろうと思います。
CBX1000のダイヤモンドフレームの性能は?
性能は分かりませんが、少なくとも当時の技術で素晴らしい性能が出せるなら、 当時のバイクはダイヤモンドフレームを多く採用していたと思いますが、あまり存在しないので、 性能的に微妙か、生産コストの面で不利とかメンテナンス性の問題があるのだろうと思います。 CBX1000の場合はエンジンを見せるレイアウトにしたかったからダイヤモンドフレームを採用したと昔にどこかの雑誌で読んだことがあるような気がします。一理あるなと思います。 エンジンをフレームの一部として扱うとありますが、コケるとエンジンまで壊れてしまう形状をしているので、 何とも言い難いです。メンテナンス性の面ではCBX1000はエンジンを傾けてヘッドの整備を行うとあります。 傾ければ整備が出来るのでメンテナンス性が高いかどうか不明ですが、やり方を私が知っていると言うことは少なくともメンテナンスをするという事は考えて作られたバイクだとは思います。 走った時にフレーム由来のマイナス面はさほど感じません。車両がビビることもございません。 フレームは微妙にしなったりしていると思うのですが、ガチガチのフレームのCBX1000に乗ったことがあるわけ ではないので、もっと正しい表現をするなら不都合は感じていはいないです。 ガチガチのフレーム補強は現代の考え方でいうとナンセンス気味なカスタムになっているっぽいです。 現代ではフレーム廻りの不具合はトレール量というトリプルツリーのオフセットを見直すところからスタートになっている様子です。 CBX1000だとエンジンハンガーを強度の高い物に変更したりするとダイヤモンドフレームの考え方から言って、フレーム剛性が上がるような気もします。ドレスアップではなくて硬いアルミの塊に変更することでフレームの剛性を上げるという考え方だと思います。SC06などでは部分的にフレーム補強が入っているので、 初期型では合成が足りなかったのだとは思います。
CBX1000のダイヤモンドフレームはエンジンを美しく見せる為に採用
エンジンの角度や張り出したエンジンのデザインなど確かにエンジンを美しく見せる為に採用されたのが、 ダイヤモンドフレームだなと常々思います。 メンテナンス性もエンジンを降ろすような作業をしなければ、気になることは少ないです。 空冷バイクはエンジンを冷やすという所からスタートして、エンジンを見せるという考え方になっています。 エンジンを見てくださいというバイクも国産ネイキッドでは少ないのではないでしょうか? CBX1000は6気筒のバイクなので、エンジンが目立つのは当然ですが、 エンジンの露出が多いバイクという点でも特筆すべきかなと思います。 ヘッドやエキパイをなんとか目立つデザインにしようという意思を感じ取れます。
CBX1000のダイヤモンドフレームはエンジンを美しく見せる【まとめ】
CBX1000の写真をパシャパシャ撮りながら、改めてエンジンを際立たせるデザインをしているなと思いました。ホンダがダイヤモンドフレームでエンジンに角度をつけるのが好きなメーカーなのかなとも思えます。 ホンダのホーネットなどもダイヤモンドフレームで前傾なエンジンでございます。 乗って楽しむのも良いのですが、見てるだけでも楽しめるバイクかなと思います。 今回は役に立つというよりは小噺的な内容になってしまいましたが、ひょっとしたらどこかで役に立つ豆知識になっていればなと思います。それでは皆様も楽しいバイクライフをお過ごしください。 シーユーアゲイン!
CBX1000写真ギャラリー
CBX1000エンジンが目立つ写真を集めてみました。
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