プラグを被らせた!FCRの加速ポンプを使い過ぎると大変な事になります。

イリジウムプラグDR8EIX メンテナンス
CBX1000FCRメンテナンス
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プラグを被らせた!加速ポンプを使い過ぎると大変な事になります。

プラグを被らせた時のお話でございます。
プラグが被るという状態ですが、エンジンがなかなか始動状態でプラグにガソリンを吹きまくって
湿らせている状態の事でございます。オイルが付いている場合も同様でございます。
その他にもカーボンが付着しまくるとかも含まれます。
要するにプラグが湿っぽくなったり異物がついて点火しにくくなる症状でございます。
エンジンのコンディションで被ったような状態と表現するのは、
燃料が濃過ぎてもたついて吹け上がらないような状態を言ったりもします。
4stエンジンだとガソリンが付着する以外は基本としてはあり得ないので、
昔の2stバイクのエンジン状態を比喩するような表現も含まれております。
今回の私のブログ投稿はガソリンを過度にプラグに吹き付けてしまった時のお話でございます。
先に結果から書いておくと加速ポンプをエンジン始動しないまま、
シコシコしすぎたという事です。
それでは詳細に書いていきます。
レッツスターティン!

なぜ、プラグを被らせたか?

プラグを被らせる原因としてFCRの場合は加速ポンプがあります。
スロットルを捻ると吐出されるあれでございます。
エンジンがかからないまま加速ポンプをシコシコ回しまくると燃料が過剰に出まくります。
これは基本というか分かり切っている事です。
短時間で加速ポンプを回しまくるなという事です。
では、なぜ加速ポンプをエンジン始動に関係なく短時間で回しまくったのか?

スロットルワイヤーの調整をしていたからです。
キャブを外してから調整をするとか、
加速ポンプをオフにするとか、
定期的にガソリンが揮発をするのを待つとか色々と対応は出来たのですが、
うかっりしておりました…
人為的なトラブルは先入観や盲点、見落とし、怠慢から起こります。
どれにあてはまるかは疲れていたのか判断しかねるのですが、
キャブを外さずにスロットルワイヤーの調整をしていたので、
訳が分からない位ガソリンを吹き付けてしまった様子です。
その上、悪い条件が少々重なりました…

冬場はエンジン始動しにくい

作業を冬場に行っていたり、エンジンを軽目にでも暖めておかなかったりなどが問題の大きな要因でした。その他にもバッテリーの性能が下がっているとかもございます。
作業内容にもよりますが、冬場はエンジンを多少なりとも温めておいて始動しやすい状態にしておくのも有かなとも思います。

プラグを被らせた時の対応方法

プラグを乾かすか、プラグをあぶるという方法がございます。
熱を持つ部分なので、少々あぶった程度では不具合は出る物では無いと思います。
これでも上手くエンジンが始動しないという場合もございます。
真偽のほどは分かりませんが1度被らせたプラグは劣化すると言われております。
ガソリンを乾かせばよいだけでは?と思ってしまいます。
プラグが湿った状態で電圧がかかると劣化するのか?
その他の要因で劣化するのか?
それとも劣化などしていなくて単なる思い過ごしなのかは分かりません。
体感的には1度被らせたプラグは確かにエンジンの始動性を見ると劣化しているなと
感じてしまいます。
さらにノーマルプラグに交換して試したのですが、ノーマルプラグでもエンジンかからずでした。
少々焦っていたのでよろしくなかったのと雪がちらほら降り始めた位の寒空の下で作業をしていたのも原因かと思います。

復活はノーマルプラグの方がしやすいのか?

そもそもプラグをあぶって復活という手法ですが、
イリジウムとノーマル両方で試した結果、再始動出来たのはノーマルプラグの方でした。
これだけでイリジウムプラグを被らせると復活しにくいと断定はしにくいのですが、
結果としてはノーマルプラグに軍配が挙がりました。
イリジウムプラグは1度被らせると復活しにくいなどもバイク屋さんから聞いた事はあります。
そもそも前提としてプラグを被らせることは無いという前提でバイクは運用しないといけないと思います。

冬場のFCRは始動しにくいのか?

カブやスクーターなど通勤仕様や働くバイクは氷点下でもエンジンはかかります。
FCRは始動性が良くはないキャブレターなのか?
それともバイクの特性か?私のセッティングが良くないのか?
色々な要因は有ると思いますが、エンジン始動については普段セッティングをしていても少々シビアな感じは受けます。そこに冬場の低温が含まれるとダブルパンチであまりよろしくない事態になるのだと思います。そもそも加速ポンプはチョークではありません。基本的にFCRにはチョークは付いていませんが別途チョーク付きのモデルもあります。チョークが無いとダメなキャブなのかなとも思えてしまいます。どちらにしても冬場など気温が低い状態はガソリンが気化しにくいのでエンジンの始動性が低くくなるのは間違いはなさそうです。

プラグを被らせた!加速ポンプを使い過ぎると大変な事になります。【まとめ】

後半はプラグのうんちく気味になってしまいましたが、
元々の原因は加速ポンプの対応をせずにスロットル周りの作業をした人的要因によるミスでございます。手抜きをせずに急がば回れ方式で作業をするのが吉かなと学習いたしました。
皆様FCRを装着しているバイクでスロットル周りの作業をされる時は、
加速ポンプの対処にはご留意くださいませ。
それではシーユーアゲイン!

CBX1000写真ギャラリー

プラグだけの写真はなかなか撮影していませんでいたので、エンジン回りの写真などを中心に、
過去の投稿から抜粋して掲載いたします。

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私のCBX1000にはイリジウムプラグを使用していますが特に問題はありません。熱価についてはレースユースで9番で寒冷地で7番ですが、7番を使うとピストンが溶ける可能性もあるのでご注意くださいませ。
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