ブレンボ-フールドカップの量だけでも点検すると幸せになれます。
先日洗車をしていて少々気が付いたことがありました。フロントブレーキのフールドカップのフールドの量が少ない…。飛散防止にリストバンドを巻いているせいもあってすぐには気が付きませんでした。
量が少なくなって最初に疑うのはブレーキパッドの消費です。
チェックしたのですけど、楽勝で残っています。
極端に減っている理由が不明だったのですが、よく見るとブリーダースクリューのボルトがちょっと緩んでいるような滲んでいるような…
ゴミが噛むような作業はしていないので、振動で緩んだのか…緩むような物ではないと先入観を持つのは良くないです。とりあえずは締め直すとちょっと緩んでいました。
少々様子を見ながら走るようにしたいと思います。
前回の投稿でも書きましたけど、清掃は綺麗にするという意識だけでなくどこか調子が悪い所はないかな?という意識でする事が一番だと思います。調子が悪いかどうかなんてプロじゃないから分からねーよ!と言われそうですが、分かる範囲で良いです。大事な事はトラブルがあるかも…という意識が大事です。素人が見ても分かる事はあります。プロもエスパーではないので見ないと分かりません。
バイクを触る事によって様子がおかしいかどうかを発見出来る可能性が0より増えます。
触ったり見たりせずにトラブルが分かる人はエスパーで間違いありません。
コルサコルタ-19RCSラジアルマスターシリンダーを使用しています。
目に付く部分なので少々記載しておきます。
ブレンボのコルサコルタ19RCSを装着しています。カップはアクティブ製のブレンボサイズのスモークのカップを使用しています。フールドホースは透明なタイプを使用していて、
目に付きやすいパーツなのでボルト類はチタンパーツに変更しています。
リストバンドはアマゾンで買ったヨシムラっぽいタイプです。
ブレーキスイッチは油圧タイプに変更していて機械式のスイッチは排除しています。
チタンボルトは20mmと25㎜を使用していてコーケン製のミラー用のホルダーパーツを使用しています。
ブレーキパッドが減ったまま走行するヤヴァイです。
見るだけなる誰でも出来ます。見方が分からなくても誰かに見てもらえばいいです。
見てくれる人がいないなら定期点検としてお店に出しましょう。
本題ですが、ブレーキパッドが無い状態でブレーキをかけると、ブレーキフールドが沸騰して、
エア抜きをしていないようなブレーキの状態になります。
ブレーキの効きが弱くなるというわけではなく、ブレーキの効きが走行中に突然0になります。
ブレーキのシューの部分が無くなってブレーキパッドの台座の部分とブレーキディスクがこすれあって熱を持ちブレーキフールドが沸騰するそうです。私は大型バイクではそういうトラブルに遭遇した事はないのですが、原付でブレーキパッドの消耗によるトラブルに遭遇したことがあります。事故にはならなかったのですが、なかなか良い経験値を得る事が出来ました。ブレーキパッドは目視以外でも寿命を迎える寸前になるとシャリシャリと走行中に異音が発生し始めます。
ブレーキについて何か変だなと思ったらプロにご相談する事をおすすめいたします。
フールドカップのリストバンド
フールドカップにリストバンドをまくなはおしゃれアイテムなだけではございません。
ブレーキフールドの飛散防止が目的でございます。
ブレーキフールドは塗装に対してかなり攻撃性が高いので必要以上に他の物に触れさせたり、
ブレーキフールドが付着したウエスなどで他の物をついでに拭いたりはしないようにしてください。
それにしてもブレーキフールドのリストバンドはヨシムラ率が異様に高いなと最近思います。
ヨシムラというロゴが入るだけでも非常にかっこいいのですけど、ヨシムラ製品を装着していない車輌は多々あります。特にCBX1000はヨシムラというよりはBITO製品が高級ブランドというイメージがわたしにとっては強いです。油温計はヨシムラ製品を利用しています。
ブリーダーボルト
ブリーダーボルトは強く締め過ぎるとキャリパーにクラックが入って残念な事になるケースもあるらしいです。用途はブレーキホースのエア抜きに使うボルトです。何かを固定しているというよりはフタです。フタというか栓です。緩むとブレーキフールドが出て来ます。たまには確認してみてください。
CBX1000-フロントブレーキ
CBX1000-フロントブレーキ
CBX1000-フロントブレーキ
ブレンボ-フールドカップの量だけでも点検すると幸せになれます。【まとめ】
今回は特に何かしたわけではないのですけど、こういったブログ投稿をみて、
自分のバイクはどうかな?よし!点検してみよう!
などという気持ちになってくださると私的には非常に嬉しいなと思う次第です。
プロの方のブログなども多々あります。
サンデーメカニック的な視点で記載しているので、同じような境遇の方にはお役に立つことも
有るかなと思います。
皆様もFCRのセッティングでお忙しいかもしれませんがたまにはブレーキ周りのチェックもしてみてくださいね。
それではシーユーアゲイン!