フロントブレーキマスターのリストバンドはおしゃれだけではありません
最近、まれにですが、メールで質問を受けたりします。 しかも、わりかし長文でご質問をされる方が多いので、同じ程度の長文で答えるようにはしております。 私の方もブログを書いていると質問が来たりすると見られているのだなと思えてモチベーションが高まるので非常にありがたい事だなと思っております。 それで、どうでもよいようなネタになるのですが、バイクのブレーキマスターのリザーブタンクありますよね?それが同じ物をつけている的な内容のメールをいただきました。 私はヨシムラロゴのリストバンドを付けているので被っている人は多いかもしれません。 バイク用品店に停まっているバイクも同じリストバンドを装着しているバイクを何度か見た事があります。この辺は中国製で版権とか無視して造っている様な気はしますが、消費者にはあまり関係のないようなあるような…という世界でございます。きっと版権をしっかりと取得している商品に違いありません。 ↓アマゾンでリストバンドの一覧が開きます↓ リストバンド一覧 アマゾンとメルカリが商品のラインナップが多い気がします。 発祥は昔のレーサーがフールドカップにリストバンドを巻いていた事ではないかと言われています。 真偽の方は定かではありませんが、多分そうだろうとは思います。 というわけで今回はリストバンドを中心にフロントブレーキマスターのお話をコラム的に書いていきたいと思います。それではレッツスターティン!
なぜリストバンドを巻くのか?
フールドカップからのブレーキフールドが飛散するのを防止する為です。 ブレーキフールドは塗装や樹脂に対して非常に攻撃的な特徴を持っております。 走行中に漏れて散ったりすると悲惨です。 とにかくブレーキフールドの飛散防止という理由でリストバンドをつけています。 油圧クラッチのマスターについても同様でございます。
リストバンド装着のデメリット
リストバンドを装着した時にもデメリットがあります。 それはブレーキフールドの残量を直感的に確認出来ない事です。 ブレーキフールドはブレーキパッドの量が減ってくると追加しないといけません。 パッドが減った分ピストンが吐出する為その分ブレーキフールドの量も多く必要になります。 また、接続部からブレーキフールドが漏れていたりして意図せずにブレーキフールドが減少する事もあります。予期せぬトラブルの事前察知という点でデメリットになります。 別体型のフールドカップを装着しているメリットのひとつにブレーキフールド確認の視認性が高まるという点もあります。その点が少々犠牲にはなってしまいます。 リストバンドを装着したら、定期的にフールドの確認を行う必要があります。 デメリットと言ってもリストバンドを少しずらして確認するだけなので、デメリットと言うかどうかはよく分かりません。
ブレーキフールドの取り扱いは要注意
ブレーキフールドが塗装面に付いたりした時は水洗いが基本です。 パーツクリーナーなどを使うと悪化してしまう可能性があります。 またタオルをタンクなどに敷いてやる場合もタオルにブレーキフールドが染み込んで、 養生をしていたつもりが逆効果になる事も考えられますので短時間で作業を終わらせるか、 タオルやウエスで養生をする場合は2重にするなど、とにかく塗装や樹脂に強いダメージがあるということを忘れないように作業をしてください。 また、作業中に一滴もブレーキフールドを飛び散らせていないつもりでも飛び散っている事があります。作業後は厳重に水洗いをするなどの対応をしてもよいかもしれません。
リストバンドはおしゃれな側面もあります。
オシャレ専用アイテムというよりはオシャレな一面もある装備でございます。 私が装着している理由は不注意か振動でフールドカップのネジが緩んでいたことがあったので少々怖いなと思って装着しています。リストバンドがあることによってカップのフタ部分が急に脱落するリスクも軽減出来ます。無ければ無いで問題は全くありませんが、あったらあったで少々の役には立つような感じもあります。
フロントブレーキマスターのリストバンドはおしゃれだけではありません【まとめ】
私はバイクに乗り始めの頃は別体型のブレーキマスターやリストバンドについてなぜこんな風になっているのか気になっていた時期があります。 おそらくこのブログ投稿を読まれた方の何人かは、へーそうだったのかと思ってくださるとは信じております。 ちなみに一体型のブレーキマスターにリストバンドを付ける事もございます。 走る事について意味のない装飾でも自分が気持ちよく走る為に装着したりカスタムしたりする行為は 、気持ちの面で馬力がプラスされると私は信じております。 私の知り合いもフロントブレーキマスターはすぐに目が届く所だから、常にカッコよい物を装着したいと言われている方もおります。フロントブレーキマスターのカッコよい物っていい値段がするので、こだわりの詳細については深くは聞いてはおりません。 というわけで今回はフールドカップのリストバンドのお話でございました。 それでは、シーユーアゲイン!
フロントブレーキマスター写真ギャラリー
フロントブレーキ周りの写真を掲載します。ちなみにフロントブレーキのホースについてですが、 一応はブレーキフールド対応型なのですが、少々曇ってきております。 透明なタイプを使うとブレーキフールドの様子も確認しやすいのでオススメではあります。 ↓アマゾンへのリンクが開きます↓PASTEQUE クリアフルードホース (内径Φ6.3mm×全長300mm)ワークスマシンのマスターシリンダーのリザーバータンクホースが透明だから・・・ 『自分のマシンにも・・・』と思って耐油性のクリアホースを使ってみたら『ホースが汗をかく。。。』 なんてことを経験した方もいるのでは !? 原因は、そのホースがグリ...