FCR-ハイスロ導入したらセッティングは変更するべき
ハイスロは必要か?不要か? 答えはライダーの趣向によると思います。答えは無い問いでございます。 しかし、出来ることが一つ増えます。 1回スロットルを捻るだけでスロットルを全開にする事が出来ます。 これはハイスロを導入していないと出来ない事です。 元々の車輌特性として全開までを簡単に操作できる場合は不要です。 スロットル開度が狭くなっただけで細やかなスロットルワークが出来なくなるだけなので、 マイナス面しかありません。 結局の所ハイスロを導入するとシビアなスロットルの操作はやりにくくなるかもしれませんが、 操作が出来ない事はありません。スロットル低開度を多用する競技をしている場合はデメリットになります。 ハイスロを導入することによってスロットル全開までの操作が容易になった分、スロットル全体のシビアな操作やスロットルの重さについてはライダーの負担になります。物事にはメリットとデメリットがありますから出来ることが追加された分、他の事が少々やりにくくなったという事になります。 私はハイスロを導入する前まではスロットルが重くなるとか、シビアな操作がやりづらくなるという事程度にしか考えていなかったです。 今回のお題である、セッティングは変更するべきという点についてに記載します。 今まで自分の感覚でスロットルを開けていたのが、ハイスロットルを導入した事によって極端にスロットルを急開した状態になってしまいました。 これが操作感が変わるという事だと思います。 何だか変だというか、乗ってて微妙な感じでございます。 要するに急開についてこないセッティングになっている状態です。 又は不要にスロットルを急開しまくるライダーが誕生してしまいます。 振り返りで書いている文章なので、結論的に書くと、 雑なスロットルワークで加速が楽しめるFCRは非常に楽しいです。 今回のブログ投稿はハイスロットルを導入した事によってセッティング的にどんな風にしたか等々を 書いていこうと思います。 それではレッツゴー!
スロットル全開までが簡単!
当然と言えば当然ですが、スロットル全開の操作が非常に簡単です。 むしろスロットル全開の為に私はハイスロを導入したので、スロットル全開の操作が難しいハイスロは用事がありません。その他には今までは全開までにスロットルを握り直したりしていたのでスロットル開度ごとのセッティングの確認が行いやすいくはなりました。スロットルにマーカーなどをしておけばあまり関係はありませんが、1回のスロットル操作でスロットルが全開に出来るのは非常に楽しい事です。
まず気が付いた事-加速ポンプがおかしい
何だか様子がおかしいまでは割とすぐに気が付きます。 加速ポンプがおかしいと気が付くまでにはちょっと時間がかかるかもしれません。 そして、加速ポンプがおかしいというよりは加速ポンプの使い方が変わったと表現するのが正しいと思います。 私のCBX1000の場合はスロットル開度の変化が 90度→56度になっております。 倍近い変化です。 むしろ、加速ポンプの様子が変になる方が今まで加速ポンプが調子よく正しく機能してくれていたのだと思います。 今までのスロットル開度と同じつもりでスロットル操作をしたら変更後で倍近くスロットルを開けている事になります。 加速ポンプは吐出開始のタイミングと吐出が終わるまでの時間でコントロールするので、 同じ加速ポンプのタイミングで良いわけがありません。 加速ポンプの使い方がまるっきり変わっているはずです。 ライダーがスロットル操作のスピードを1/2にしてバイクにのると変更前と同じ事になると思いますが、実際問題でいうとそういうわけにはいかないと思います。 というわけで加速ポンプのセッティングをやり直す必要が出て来ます。
全体的にセッティングも見直す
スロットルの動かし方を考慮して全体的にセッティングを見直しました。 加速ポンプはオフにしております。 元々、出荷時点の加速ポンプのセッティングが良好だったのだと思います。 スロットルを変更前は加速ポンプをオフにしたりはしていませんでした。 セッティングは全体的にスロットル変更前よりは濃いよりにしております。
結果としてはスロットル操作が非常に楽しい
加速に勢いがある状態になるというか、スロットル操作が非常に楽しくはなります。 強制開閉式のスロットルバルブなのでスロットル操作がシビアになるのが正しいとは思うのですが、 雑にスロットル操作をしても楽しくCBX1000に乗れます。 燃費が悪くなったり、スロットル低開度での操作がちょっとシビアになったような気がしますが、あくまでもそんな気がするという程度です。 最初からハイスロにするとセッティング自体も変更する事がベターという事を意識出来ていれば、 違いを明瞭に確認したのですが、セッティングをしながら何だかおかしいという風に感じていたので、いまいち正しい違いを記載出来ているかは分かりません。 少なくとも気軽に全開までスロットルを捻る事が出来る状態でバイクに乗るのは楽しいです。
適正なスロットル開度は?
車輌の特性にもよりますが、以下を確認してみると非常に参考になると思います。 ↓アクティブ様のスロットル参考データが新規タブで開きます↓現行車でだいたい70-80度位です。 リンク先の表を見る限りでは車輌の特性にもよるでしょうが70度位が扱いやすいスロットル開度になると思います。 そしてレーサー のドカティは55度です。 私のCBX1000の現在のスロットル開度は56度です。 かなり攻めた感じになっています。セッティングが変になっても納得出来ます。 そして、CBX1000のFCRkitに付属していたスロットルは90度です。 これだと1回の動作で全開まで回すのは難しいです。微妙に全開まで手首の動きが足りない感じです。 そして90度のナローなスロットルでもスロットルが軽いかというとそこまで変化があるようにはおもえません。ただし、スロットルの操作は56度と比べると容易な感じはします。 私のCBX1000のスロットルは44パイが付いています。 私の感想ですが適正なスロットル開度は70度位かなと思っています。 56度はやり過ぎなのかもしれません。他のスロットル開度を試してみようとも思わないので、 やり過ぎているかどうか明確に判明するのは先の事になりそうです。●スロットル参考データ - ACTIVE
FCR初心者向け-スロットルの変更は必要か?
特に初心者向けという訳ではないですが、必要か?不要か?のポイントを見極めるという行為においてはスロットルバルブが全開になっているかどうかを確認する事です。 FCRの装着によってスロットルやスイッチボックスの変更はスロットルを全開にした時に、 スロットルバルブが全開にならない時には必須です。 加工や変更が多いと腰が引けてしまう方もいると思います。 FCRの変更は乗り味が明瞭に変わる変化なのでスロットルを変えたからと言ってすぐに違いが分かる物では無いと思います。 ハンドル周りのルックスも変化するので好みも分かれると思います。 古いバイクに乗られている方ならスイッチ類も気になるとは思いますから要件等の項目だとは思います。 その他にもセッティングや実際のライディングについてはナローなスロットルの方が容易かもしれません。このあたりはこだわりや好みでございます。
FCR-ハイスロ導入したらセッティングは変更するべき【まとめ】
スロットル開度が90度から56度に変わった場合はセッティングの見直しが必須というのはCBX1000での変化を見ると間違いはなさそうです。 スロットルなんてしょっちゅう変更する物でもありませんから、分からない事だとは思います。 少なくともバイクの乗り味について変化が大きい項目です。 全開までのスロットル開度が気になられている方や逆にスロットル開度を大きくしたい方の参考になればと思います。 それではシーユーアゲイン!
CBX1000写真ギャラリー
ハイスロ絡みの写真を過去の投稿から抜粋して掲載いたします。
気になるアイテム
DIYライフにお役立てくださいませ。値段の比較がしやすいようにリンクを設定しております。 各ショッピングモールに絶対にあるとは限りません。ボルトナットやゴム類はアマゾンだけでしか取り扱いが無いケースが多いです。各モールのリンク先から色々検索も出来ます。
ハイスロ
Evo2の一択だと思いますが私はType3を使っています。理由はEvo2の存在を知らなかったからです。 FCRに装着したい時はワイヤがー専用品でないといけないのでkitで購入するよりは単体で購入した方がよいです。Evo2にはラージとスモールがありますが、ラージの対応は48-54パイ、スモールの対応は36~46です。特殊な事情が無い限りはスモールを使用してください。
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